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No.2271 底が見えた中国という国

2012.12.13

 国政選挙の真っ最中にミサイル発射。こんな国が近隣に存在するのが宿命だとすれば、なんと日本は不幸な国か・・・と我が国の地理的条件を憂う間もなく、なんとその暴挙を即時国連安保理で協議する状況にあるにもかかわらず、翌日、中国が尖閣上空で領空侵犯を犯した。初のことだという。
 これもまた信じられない出来事だが、「尖閣は我が国の固有の領土だ」と発表する中国報道官をみていて、中国は世界一ずる賢い国だと感じるし、政治的にはまったく信頼できない国家だと思う。
 世界一危険な国も近くにあるわけだから、これからの日本外交の舵取りをこなしていくのは並大抵のことではたちゆかない。隣国ゆえ決定的な仲違いはできないし、個人的には良い方も沢山いることを思うと、対中国政策には考えさせられることが多い。