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No.3639 緊急消防援助隊関東合同訓練

2022.11.30

 昨29日、午後1時~5時まで掲題の防災訓練が、カスリン台風で利根川が決壊した利根川堤防上で行われました。今ではスーパー堤防が完成しており、施設屋上から見る光景は壮大かつのどかなものがありますが、昭和22年のカスリン台風を思い起こす地として記念碑などが残されています。
 
ファイル 1566-1.jpg 訓練は、想像していた以上に大掛かりなもので、見慣れたジェットヘリによる救助訓練もあらためて危険な中での活動だと理解しましたが、それ以外のものも、息をのむほど真剣な訓練でした。関東ブロック全域が参加するということで、群馬、栃木、茨城などからも相応の体制を整えての参加が見られました。栃木の芳賀、茨城の常総といった消防局など遠方からの参加や、群馬などは多くの自治体消防が来ていました。消防車が約40台、救急車が20台近くは広範囲に手配され、隊員の皆さんの動きについついこちらの眼差しも点になるといった感じでした。
ファイル 1566-2.jpg ファイル 1566-3.jpg 訓練の詳細は写真にある通りですが、数日前から準備にかかっていたということで、マグニチュード8以上の地震において、地下道が崩落した際の訓練など、日頃、私たちが想定出来ない被害状況をセットしての訓練は、繰り返しになりますが目を見張るものがありました。
ファイル 1566-4.jpg ファイル 1566-5.jpg 隊員さんたちの動きを見ていて思ったことは、共助の重要性は一般には不可能な作業の重さから理解できますが、それ以前の問題として自助、共助の重要性を一般市民が心の底から認識することが大切だということを改めて感じた次第です。
 さて、今日は12月定例会開会日です。気合を入れて!?・・・・行ってきます!

No.3610 土嚢を歓迎

2022.09.16

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 昨日のことになりますが、千塚西公園に土嚢400袋が納められました。
 7月12日未明に降った大雨により13日早朝からの通勤時間帯の香日向中央通りは、タイヤ3分の1程度まで雨水につかる道路冠水が発生しました。7月下旬に開催した報告会で詳細を説明したところですが、これから学童パトロールという矢先に、住民の方からの通報で取って返して家に戻り、長靴を履いて西公園信号地点に出向きました。中央通りの中でも、この信号地点が最もひどい状況で、膝下まで水が上がり、長靴に入り込む状態でした。
 7時半頃のことでしたが、現場を視認して、すぐに市民生活部長に連絡をし、その後の交通整理等々におわれる中、さほど長い時間ではありませんでしたが、小雨が強い雨に転じたらどうなるかなど落ち着かない時間が続きました。

ファイル 1537-1.jpg 信号前から南に向かう住宅約10件は車道から歩道に水があがり、宅地内に入り込むような勢いでしたので、駆け付けてくれた市民生活部長と危機管理防災課長に新たに土嚢の用意を要望提案しておきましたが、それが昨日納められました。
 雨量によっては、宅地内浸水の件数はどこまで広がるか不明ですので、私の見た感じでは一軒あたり15袋から20袋あれば間に合うと思いますので、役所としては少々余裕を持った数を用意してくれたものと思います。
 洪水時用途ということで、実際の時に使うもよし、あらかじめ事前にお宅に持ち込んで即対応可能状態にしておくもよしということです。今朝、早速確認に出向きましたら、ちょうど持ち帰るところの主婦がいらっしゃいました。軽いものではないので女性の作業としては大変だと思われますが、宅地内から家屋への浸水危機を一瞬でも感じられた住民のお気持ちは理解できるところです。
 対象のお宅を確定しているわけではないので、どのお宅でも持ち帰ることは出来ます。足りないようであれば追加の考えはあるということですので、役所の対応にひとまず感謝する次第です。
 香日向にはかなり前からコミセン駐車場内に土嚢の用意はありますが、これで東西地点に土嚢が準備されたことになります。

No.3601 新たな門出に!

2022.08.25

 我がブログもいよいよ3600号を超えました。私のブログをいつも楽しみにしていますと会うたびに励ましてくれたHWさんが黄泉に旅立たれて早8年近い月日が経ちました。その方からよく言われました。「3000回は必ず達成してくださいよ!」と。それを充たした段階で自然と4000という数字が次なる目標となった感がありますが、それほど意識しているというわけでもありません。やはり、要は内容だと思います。
 枝久保さんは、常に国を俯瞰しているんですねとか、左派思想に強い反感をお持ちのようですねといった言葉をいただきます。政治信条・信念という点では学生時代からかたくなな面を持っていると自分でも思います。議員・政治家はそれでいいと思ってもいます。ところが、この世界に入って20年、信条が同じと考えていた方たちにも、当初とはまったく心が変わり、居場も移ってしまった人が少なくありません。それも、人は人なりでしかたのないことです。
 また、義理も人情もというとどこぞの世界にもあることですが、政治の世界にもはっきりと存在しています。しかし、そうした人格にあらず恩義も失せる方が、これまた少なくありません。
 また、地方議員と言えども、国策に深い関心を持ち、大きなテーマごとに自らの考えをしっかり示すことが肝要だとも思っています。徐々にステージを上げていく若き政治家が、保守思想家だと期待していたら立憲民主党に所属したといった例は全国にあります。小選挙区というのも理由の一つでしょうが、現時点の立憲はまさに共産党に相通じる左派リベラル政党ですから、若い時から応援してきた支援者にとっては裏切られたも同然ではないでしょうか。
 一本気とか融通性が無いと言われようと、今更自分を変える必要があるとも思えず、人生共通した信念でこれからも邁進したいと考えています。それはまた、HWさんへの想いに応えることにつながるはずだと・・・。

No.3598 やっぱり出てしまった

2022.08.19

 酷暑が少し治まったと感じる今日の陽気。日中はまだ仕方がないとは思います、陽が落ちてからの陽気は晩夏を肌に感じます。
 幾度か書いてきたことですが、夏入り前と異なり、コロナ感染の再拡大が現実のものとなっても、各種イベントではマスクだけは要求しているものの全席開放といった感じです。今晩の巨人戦は3階席まで満杯状態。コロナ対応に疲れた人々が押し寄せているといった感じなのでしょうか。マスクは飲食中ははずしていますし。後ろの席で飲食しながら歓声上げられたらと思うと行かぬが無難と思ってしまう自分がいます。
 個人的には、まだこうした場に積極的に参加しようとは思わないという自己管理の思考です。
 そうした中、日本の夏祭りの代表格の一つである阿波踊りで踊り連の踊り手がコロナ感染したとか。25人と発表されているが、今後の推移がどうなるかはしばらくわかりません。それが問題ですね。感染経路はあくまでも実態不明で確定できるすべはなく、阿波踊りイベントが感染の原点ということであるなら、イベントの規模からすればかなり広範囲な経路が新たに作られる可能性もあるでしょう。
 昨日の全国感染者はこれまでの最高に。亡くなった方も相当数出ています。数値に動揺することなく自己管理の徹底しかないと思っているものの、その意識が薄い人の多さが今につながっているというのであればことは難しくなります。

 17日に行われた議会運営委員会では9月議会の運営方法について議論されました。三密対策はこれまでと変わらず。
 一般質問と傍聴に関して、委員長を除く6人の議員で最初に私が次のような意見を述べました。「一般質問については議員によって短い人もいると思うので6月議会で復活した45分はそのままとし、傍聴については職員にも感染者が出ている状況で、議会が市民に対する感染の原点になることがあってはならないという見解から3月以前の議会に戻って傍聴はご遠慮いただくのがいいのではないか」
 その後、同じ意見の議員が多く、特に傍聴についてはネット中継もあることを市民に更に深く理解していただこうと言う意見も出ました。共産党議員が一般質問は議員の権利であり、傍聴は市民の権利であるとする、いつもの主張で他との相違を感じる結果だった。政府は行動制限をしていないから傍聴も通常通りでとも言っていたが、私がそれに対して政府が行動制限しないというのは、あくまでも経済活動に関わることを踏まえてのことと理解している。政治行動については、自治体単位で首長や議会が何らかの制限を設けることは特に問題はないと思うとの指摘をしました。
 ただ、これは17日時点のことであり、18日以降の状況次第で25日に再度開催される議運で再検討することとなっています。なんとかピークアウトしてもらいたいものですね。

No.3595 幸手市のワクチン接種率

2022.08.09

ファイル 1522-1.jpg コロナ感染について、累計感染者数や他の自治体との比較はいかがなものかとは思いつつも、県内全市中最も少ないという点では気持ち的に平静を保てる感もあります。とは言うものの、感染のピークダウンを念じる強さは言うまでもありません。したがって、日々の感染者数情報にはどうしても関心が高くなりますね。

 感染防止には、やはりワクチン接種率が向上することが期待されるわけですが、幸手市の8月3日時点のワクチン接種率情報が届いたのでご紹介します。
 全国的に20代から40代の世代の接種希望が多くなり、自治体によっては予約無用の集団接種会場を設置するなど、全体に意識が高まっているようです。聞くところでは、1・2回目のワクチンは受けたが、その時の副反応が強かったので3回目の予約を足ぶみしていた人がいるとか。もったいない話ですが、その気持ちわからなくも無いですね。3回目の接種率が1・2回目に比べて10%以上も低いのはこうした事情によるものなのかもしれません。
 基本的にワクチン拒否者はいますが、結局歴史的にみても、ウィルスに勝ち抜くためにはワクチンが有効であるのは認めざるを得ないと思いますがいかがなものでしょうか。知人にも間もなく4回目の接種日が来る人がかなりいるので、幸手市のワクチンが順調に進んでいくことを期待します。また、その状況は間違いないものと感じているところです。
 なお、表中の黒塗り部はワクチン対象外という意味と思われます。

No.3593 コロナ対策はどう変わる

2022.08.07

 新型コロナウィルスについては、発生以来災害に立ち向かうコラムとして書き込みをしてきたが、3年を経過する状況になって社会全般の認識がかなり変化していると最近強く感じる。
 それは、BA5の感染率の高さを重く受け止める風潮と、そうでない流れに分かれつつあるように感じるられることもある。また、今の時点で発症地がどこだとか、世界の感染状況がどうだとかといった感覚はほとんど無くなっている。実際、日本で言えばこれだけの感染再拡大であるにもかかわらず、行動制限はしないと政府はしているし、2類から5類への移行も検討されているという。まさに、その段階で、コロナのインフルエンザ化ということになるのだろうか。
 昨夜はBS放送で3年ぶりに復活した青森のねぶた祭りを生中継していたが、300万人近い参観客が来訪する東日本最大の祭りは、その参加人数という点では完全復活している感じだった。つい数日前に青森の感染者が3000人を超えて過去最高だというニュースに接したばかりなのだが。主催者側による規制は若干あった程度で、テレビ放映権を支払ってもライブ中継をする局があると言うこと自体、今の段階では止むを得ないのだろうか。いや、そうした権利売買がされているからもはや中止という選択は無かったのかもしれないが、およそ他のイベントでも同じような感じで参加者制限をしているようには見られない。東京ドームのプロ野球も画面からはほぼ満員だった。
 ところが、身近なところでは、ソフトボールに関する県内の公式大会は9月分まですべて中止が発表された。街中での会話では、今日は幸手で104人も出たみたいねーと挨拶の次に来るのはコロナ感染者数に関するものが多い。そうは言いながら、マスクはするもののさしたる行動制限をしているようにもない。多くの顔に疲弊感がある。何をするにも不安感が拭えないというのもストレスがたまる。
 前にも書いたと思うが、累計の感染者数の発表はもはや意味があるとも思えず、日々の感染者数も東京で何人と速報が毎日出るが、だから何なのか、どうしろというのかとも思う。イベントの実情からすると、矛盾しているように感じるのはおかしいことだろうか。ウクライナ問題の関係もあるだろうが、他の国のコロナに関する報道はほとんど見られなくなっている。
 今の段階では難しいかもしれないが、先行きの話として、この感染ピークがある程度の数値迄下がったならば、そこで5類に移行し、消毒やマスクは続けるものの社会の在り方に通常の姿に戻すことを考えるべきなのかもしれない。なぜなら、社会の一部は間違いなくコロナで疲弊している状況にある。
 香日向中央通りからさいくり線に出て右折したすぐ左側にある蕎麦ウドンの全国チェーン店が7月末で閉店した。見るたびに駐車場がガラガラだったので、しばらく前から通過するたびに心配していたが、さほどの日数も経たないうちの閉店だった。何から何までコロナの影響とは思いたくないが、こうした現実を見ること自体精神的にいいことは無い。観光バスも多少は見るが、時期的にはもっと多いはずではないかと思う。
 個人差はあると思うが、私的には数字に心を動かされないようにしたいと思う。

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