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No.3713 レベル4自動運転バス初認可

2023.05.14

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 あらためて言うのもなんですが、地下鉄が張り巡らされている都会と異なり、地方都市における鉄道路線やバス路線は、それを日々利用する人にとって欠かすことの出来ない重要インフラです。万が一、それが廃止となれば通勤通学者以外に多くの高齢者が、免許返上後の買い物や通院のための移動手段に困ることになります。買い物や通院ほど生命を守る必需インフラは無いはずです。だからこそ、各地で公共交通用の自動運転バスの実証実験が行われているのだと思います。
 そんな中、福井県永平寺町で国内発となるレベル4の自動運転バスを国交省が初認可したというニュースは、まだ観光用の段階であるものの地方都市すべてにとって未来への灯が点けられたのではないでしょうか。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230331/k10014025301000.html

 そこで、自動運転レベル4というものがどういう内容かを別紙添付しましたのでご覧ください。商用もしくは公用にはこのレベル4段階が必要です。とくに公用となるとより安全性の高いレベル5が望まれますが、使用システム次第ではレベル4でも行けるのではないかと感じます。
ファイル 1644-3.jpg ファイル 1644-4.jpg 永平寺町と幸手市では地理的に似た状況ではないので、参考になるかどうかはわかりませんが、車自体の実証は大いに参考になるのではないかと思います。
 香日向も、栄団地も、緑台も・・・・・定期バス路線の廃止となる地域住民の為に市は何が出来るか。
 今年度の視察訪問地の一番候補として名乗りを上げたい対象です。

No.3709 コイと凧

2023.05.05

 GWの埼玉名物と言えば、加須の鯉のぼりと春日部(庄和の)の大凧でしょうか。
 3日は午前と午後の2度にわたり風に泳ぐ100mの鯉のぼりに観客の大声援があがったそうです。そして今日5日は、100畳の大凧が風に乗った迄はよかったが、突風にあおられて近くの民家に落ち、民家の屋根に穴をあけてしまったとか。いずれにしても、ニュースになる名物イベントがあることに羨ましいという気持ちを隠せません。
 成功するも失敗するも、その伝統行事に真剣に取り組む地元の方々の愛情が注がれていることが原点にあり、毎年のこととしてチャレンジすることでの生きがいが人と人をつないでいると感じるのです。

 例えば、青森のねぷたでも街を練り歩くねぷたに一喜一憂する観客の裏で、終わると同時に、次年度の為に新たなねぷた作りに目を輝かせながら汗をかくねぷた職人さんの努力があるわけです。だからこそ、地元企業も資金面で応援するという祭りの仕組みが青森市全体にあるのでしょう。実は、青森県では青森、弘前、黒石、五所川原などのねぷたが有名ですが、小さな町でも、身の丈に合ったねぷたを作って住民が真夏のイベントとして楽しんでいるのです。つまり、青森は一年を通じてねぷた祭りで燃えていると言っても過言ではないのです。
 幸手から北と南にほぼ等距離の街に、それぞれ日本に誇る伝統行事があることは地域住民の団結力の源になっていると考えると、街起こしの在り方も一工夫必要ですが、日本に誇る何かを誕生させられないものかと思います。
 まさに「夢をかたちに、未来へつなぐ」なのです。

No.3704 選挙結果

2023.04.24

https://www.city.satte.lg.jp/senkyo/00senkyo/8880.html
 
 新人さんが9人立候補された幸手市議会議員選挙。熾烈な選挙戦もその結果が出ました。上のURLからご確認ください。
 政治・選挙に関心と造詣の深い方でも、今回の選挙はまったくヨ・メ・ナ・イと口々に発する選挙戦でした。
 結果を見ますと、現職すべてが再選され、若い息吹も当選された活力ある議会が幸手市の現状と未来を担うこととなりましたが、同時に想い果たせずという候補者もいる点は、選挙に付き物の悲喜こもごもということでしょうか。現職のほとんどが新人候補の影響で前回の票を減らしたのも先が見えない選挙だったということでしょう。

 おかげ様で私も1,374票という有り難い票をいただき再選という結果を得ることが出来ました。ありがとうございました。
 幸手市の現状が財政面で厳しいというのは間違いなく、まずは、それを克服する財政健全化と活力ある市政施策が求められるところですが、新たな議会がどのような対応を示していくかは真っ先に問われることになるでしょう。
 市政のチェックと推進は議会の役目ですが、議会のチェックは市民の皆さまの役割として、新たな議会の今後を見つめていただきますようお願いいたします。私も誠心誠意、至誠の心をもってクリーンな議員活動に邁進いたしますので、今後とも皆様のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

No.3689 議会終了翌日の講演会

2023.03.20

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 議会最終日も多少時間がかかりましたが、無事終了しました。
 気を緩める間もなく、明日は№3686でご案内した公開講演会の開催日となっています。ところが、まさかと思う日程とぶつかってしまったのです。
 まず、お彼岸というのは理解はしていたのですが、会場の空きが都合のよい日程では無かったことと、権現堂桜祭りの開会日が早まって25日から明日の9時になったのです。そして、そして・・・WBCが朝8時からの現地中継となっており、侍ジャパンの人気もあって、視聴率50%をはじき出したスポーツイベントですので見たいというのは当然でしょう。
 しかし、お招きしたゲストの方がにも失礼にならないよう、しっかり意義のある講演会にしたいと願うものです。

 明日は10時開会となっております。
1部・・・三ツ林裕巳衆議院議員によるコロナウィルス感染症対策の今後
2部・・・私の市政報告…これまでの4年間の総括
といった次第になっております。
 侍ジャパンは必ず決勝戦にまで進むと信じて、皆様方の多くのご来場をお待ち申し上げます。

 開場:9時30分
 開会:10時
 場所:コミュニティセンター

No.3686 「きずなの会」公開講演会

2023.03.16

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 開花が早まる気配の桜。3年ぶりに桜祭りが開催される権現堂桜堤では祭りの準備に大忙し。それというのも靖国神社の開花報告が一昨日にあったことから、我が街の桜祭りも21日のお彼岸旗日から行われることに変更されたのです。

 ということですが、桜祭り開会初日となった21日火曜日(祝日)に、私の後援会主催による公開講演会が行われます。私の市政報告はもちろんなのですが、三ツ林裕巳厚生労働委員長をお招きして、今後のコロナ対策についてお話いただく予定です。第5類移行やワクチンに関すること等々国の方針に関連した最新のお話をしていただきます。
 こうしたイベントを開催する上で難しい問題は会場の確保ですが、最近は更に公共施設の予約が難しい状況です。そういうわけで、予約をするのが大変な状況下で、なんとか抑えられたのがこのお彼岸に当たってしまったということです。
ファイル 1616-1.jpg 前日は議会最終日、17日は消防議会定例会、次週には立候補関係書類の提出審査日などもあり、慌ただしい月末ですが、次月に入れば選挙本番が待っていますので、気合が徐々に入るところではあります。
 お墓参りもあるでしょうが、お時間ご都合つけてのご来場お待ち申し上げます。
 

No.3685 アレ?街ックでしたねー!

2023.03.13

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 WBCライブ優先でしたので、録画でじっくり見ようと楽しみにしていた「アド街ック天国」・・・最初に感じたのは「虚無」の一言でした。街の数値的現実を浮き彫りにされ、明るい未来が広がらない番組編集だったと感じたのは、おそらく私だけではないのでは。

 出だしでいきなり、南栗橋の一つ手前、東武動物公園の間にあるという紹介から入り、県内最低指数の紹介でポヨヨーンというバックミュージック。なんだーというイントロには驚きました。しかも、それがランク20位とは幸手市民の感情に配慮無しの編集ではなかったかと思います。実際、出てきた市民の声もそれを肯定するような話ばかりでした。確かに改めて聞かれるとあのような思いが口をついて出るのは理解できなくもありませんが、それにしてもですよ。
 紹介されたお店群はほぼ予想通りで、それはそれで良かったのですが、商工会一員として県内でも屈指の規模を誇るドッグランが取り上げられなかったのは意外でした。規模もさることながら同事業の先駆者として全国的にも知られるドッグランですので、紹介されれば更に市外からの来訪者も増えると思っていたのですが。
 この番組の構成自体が飲食店中心なのは伝統的ですが、動物相手の特殊事業として、どこの街にもあるものではないので、幸手市的存在として紹介されてもよかったかなと思います。

 青年会議所が努力して企画実施してきた著名人手形も、幸手には何のゆかりもないというフレーズがやけに耳に残り、お笑い的に紹介されたのも残念でした。
 白目米も新宿中村屋という大店のカレーに結び付けてはいるものの、どちらかというと中村屋の宣伝的で、更にその米は石川県で栽培されているというのでは、いくらI氏が紹介されたにしても米どころ幸手市としては寂しい内容だったなーと。白目米で醸造された日本酒があることは紹介もされませんでした。
 囲碁本因坊を3代連続で輩出しているという歴史も紹介されずでした。

 
 もっとも、言い得て妙な感も残る内容だったかなとも思っています。消滅可能性都市も2013年に味わった屈辱で、人口減少が国家的事態として理解されている現実において、地方都市がどうあるべきかは容易に解決できる問題ではありません。されど、何もせずまんじりと時を経過するわけにはいかないということを肝に命じることだと!
 何事もプラス思考で頑張ろうということしかないではありませんか。 
 タレントの虻ちゃんが、他のおちゃらけに応じることなく一生懸命持ち上げてくれていたのが印象的でした。

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