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No.2786 倉松探検隊美化活動

2016.08.07

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 昨6日早朝のこと、掲題の小さな活動に同胞メンバーがしばし汗した。
 県が数年前から河川環境の浄化を目的として取り組んでいる「川の国応援団」に登録し、倉松川の美化浄化に毎月定例で汗を流している倉松探検隊の活動である。

 定例の活動は、主に川自体の透明化に取り組んでいるが、それとは別に倉松側流域のゴミ収集活動も時折実施しており、今日は総勢10名で1時間強歩いたが、強烈な陽射しに皆汗だくの活動と相成った。


ファイル 691-1.jpg 朝7時に幸手駅前を出発し、倉松側に沿って東2丁目までをゴミ回収に歩いた。写真は分別作業をしているところで、集まったゴミのごく一部である。香日向のボランティア活動でも感じることだが、どうしてこれほどゴミが捨てられているのかという不思議な思いにいつもさせられる。
 とくにこの地では、香日向の比ではない大量のゴミの中でもタバコの吸い殻のポイ棄てが多いのが特徴的と言える。かさばる量としては大したことはないのだが、数は駅周辺から4号国道といったところにやたらと見受ける。


ファイル 691-2.jpg モラルもマナーも一緒に棄てていることに気がつかない現実は悲しいものがあるが、わかっていての行為だとしたらそれは社会問題の領域に入る。
 社会道徳という観点からは、日本は世界一だと確信もし、そのように言われたりもするが、昨今の社会変化は各種場面において、その低下は否めないと感じる。それはそれとして、探検隊は地道な活動に今後も前進するのみです。

No.2745 郷土愛ランキング!!

2016.05.10

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ファイル 650-1.jpg 恒例となっている週刊ダイヤモンド社の各種アンケート結果。今年も県別郷土愛ランキングが特別レポートとして発表された。調査はブランド総合研究所が毎年実施しているものだが、今年も埼玉県にとって厳しい?・・・いや、ある意味でさもありなんと思わざるを得ないデータとなっている。

 これは、全国各地から首都圏に就職する目的で埼玉県に住む人が多いということが原因かと思ったら、そうではなく、出身県に対するアンケートということなので、埼玉県生まれの人が自県を愛する度合いが47都道府県中47位ということになる。
 
 ただし、約100万人が東京に勤めに出ていることが郷土愛を薄くしている要因になっているとの分析もしている。しかし、その勤めに出ている100万人の人の内、埼玉出身者がどの程度の割合かまでは不明のようなので、私としては、この分析は少々心もとない感がしてならない。千葉県も同様の理由で低いランクだが、神奈川県はそうではないのだから、東京勤務者が多いというのは理屈としては完璧ではない。やはり土地柄と県民気質いうのが郷土愛の理屈に叶う。

 ネットで見ると「1位は北海道、最下位は自虐で有名な関東のあの県」という見出しがついている。自虐で有名とはいったい真意はどこにあるのだろうか。思い当たるフシがないのもストレスだ。
 毎年、茨城県と最下位を争っているが、どちらかというと、それも分が悪いようだ。

ファイル 650-2.jpg 総合的な内容を示す1表もそうだが、項目別に出している2表のランクでも「スポーツ観戦等楽しめる」と「交通や道路事情が便利」といった項目で、かろうじてベスト10に入っているものの、それ以外ではほとんどが最下位争いをしている状態である。

 いろいろ感ずることも無いではないが、多少の改善策を打ち出しても、なかなかこのランク付近を抜け出すのは容易ではないように思う。ある意味、宿命的なものかもしれないのだ。はてさて・・・

No.2741 “桜道 あでやかに~埼玉県幸手市~”

2016.04.23

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24日朝8時NHKは掲題のタイトルで、幸手市のランドマークである県営権現堂公園桜堤の風景を中心に放送されるという。

 市政30周年を記念して連日のように花火が打ち上げられた様子もしっかり収められていると思うが、あらためて権現堂桜堤の余韻に浸りたいと思う。
 ただ、じっくり見直すためと安全?のために録画はしておこうかと。

 「幸せを手にする街」幸手市が全国放映されることは市民にとっても喜ばしいこと。幸手市民の視聴率100%!となればいいが・・・多くの市民が見逃さないでくれたらと思う。

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No.2735 おもてなし日本一

2016.04.10

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 新人事で行政が動き始めてて早10日が経過した。毎年この時期は人事異動で一喜一憂し、人心も組織的活動もあたふたわさわさと忙しいことになる。もっとも、これは民間企業でも同様であろう。

 今回、自身お世話になった方々の定年退職があったり、また昇格があったりということで関心は高い。
 今年、議員時代に関わりが深かった方が、県民生活部長に就任された。私が当選初年度は産業労働部の観光課課長だったが、ひとあたりが良く、気取らず、冷静な熟慮タイプで、かつ判断力を備え、ユーモアもあり、さらに言えば酒がお好きというか、仕事柄、埼玉県内の酒造地図を名刺の裏面に印刷していた。観光に酒は重要な要素があるということで、県内の酒造メーカーの育成と発展を考えていた方だった。

 一言で言って懐が深いというべきか・・・2年前に部長から副知事に、しかも定年前に抜擢された岩崎現副知事も同様の意味で素晴らしい人物で、お二人とも私よりお若いが、内実は全然足元にも及ばない人格者であり、高い見識をお持ちの方である。

 さて、その新しい県民生活部長が観光課長だった当時のことだが、全国一の観光劣県であった埼玉県を観光的に元気にすることはできないかということで、自民党県議団の一期生が中心となって、観光度アップを目指す条例の策定をすることとなった。
 同プロジェクトを立ち上げ、なんども検討会議を開き、議会政策調査課の協力を得ながら、半年がかりでようやく議員提案出来るまでにこぎつけた。その経過の中で、この観光課長が何かと相談に応じてくれたことがなつかしい。

 観光度アップとは言っても、物理的な条件はそうそう変えられるものではないので、人の心に起因する「おもてなし」の日本一を目指すことを主目的にしてはどうかと、当時課長のこの方のアドバイスにメンバー全員が大いに納得したものだった。
 「おもてなし」という言葉を条例名に入れてはどうかという意見もでたが、すでに他県の先進例に「観光おもてなし条例」というそのものずばりの命名もあったので「観光づくり条例」に落ち着いた。

 で・・・話は長くなって申し訳ないのですが、
 №2733で紹介した「白目桜ゼリー」を購入するために権現堂堤の茶屋を訪ねた方から連絡をいただいた件を少々。
 訪れた時、茶屋は人で賑わいを見せていたこともあってか、「白目桜ぜりーはありますか?」と尋ねたら「ここにないものはないよ」と売り子のおじさんの声。さらに「こっちも全部わかってるわけじゃないんだから、無いものを言われても困るんだよなー」と誰に言うでもない、独り言を口にしたというのだ。でも、それはそこにいる誰もが聞こえるものだったと。

 その状況の大体は想像つくのだが、絶対とは言えないので論評は避ける。
 ただ、「おもてなし」とはどういうことかという部分について、アルバイトだろうが、ボランティアだろうが、男性だろうが女性ろうが、歳がいくつであろうと、共通認識を持って、来訪者に温かく接することを心がける必要があるのは間違いのないところかと思う。
 ところが、そうは言っても、この「おもてなし」はだれにでも簡単にできるものではなく、案外に個人の資質に関わる面が大きいということも理解しなければならない。

 今、、○○コンシュルジュという特命的な専門職種が、あらゆる場で選任され、活躍を期待されているが、まさにこれこそが「おもてなし」の典型的なものと言える。何においても専門家とは言わないまでも、基礎知識を持ってその任に当たらなければ、遠くからやってくる観光客を満足させることは出来ないと思うのである。それでこそ、必然的に「おもてなし度」は高まるはずである。その最大の要素は、丁寧かつ思いやりと優しさがにじみ出る心の対応ではないだろうか。

No.2733 白目桜ゼリーと白目桜チョコレート

2016.04.02

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 3月29日の埼玉新聞に嬉しい記事が。 

 幸手市民なら知らない人はいない?郷土産米がある。「白目米」という米で、これを原料にした日本酒「白目桜」は、私も愛飲とまではいかないまでも時折いただく美味しい味わいを持つ日本酒である。燗より冷が良いかと(笑)

 白目桜は、市内の老舗酒店「伏見屋」さんのオリジナルであり、これに我が家からほど近い「夢菓子工房プレザン・パッセ幸手店」さんがコラボで「食べる日本酒」をテーマに開発した「白目桜ゼリー」が新発売されたというのである。1個320円で篭入りや箱入りもあるという。

 実は、当ブログで紹介するのをうっかりしたが、2月には同じコラボで、この酒風味を生かす形の「白目桜チョコレート」が販売にこぎつけていた。この口当たりの上品さとほんのりとした酒テーストには、酒を飲めない家内も大いに満足していた。

 、新製品のゼリーについては、満開前から観桜客で賑わいを魅せる県営権現堂公園の峠の茶屋で10日頃まで販売しているという。興味のある方はギリギリではなく、少し早めに出かけられて、ぜひともご賞味いただければなによりです。
 チョコレートについては冬季限定ということなのでわかりませんが、ひょっとするとあるかも・・・です。

No.2730 ランドマークかつ心のオアシス

2016.03.31

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 ここ数日、心地良い春光を浴びてすべての生物が活気づいているようです。小宅の猫の額ほどの庭でも、いただいた水仙が大きなラッパで庭全体を奏でています。

 県営権現堂第4公園、通称権現堂桜堤も日曜日頃では開花を見つけるのに大変でした。それでも観光バスがかなり駐車場に見られましたが、利用者はさぞやがっかりしたことだろうと思います。昨日あたりはだいぶ祭りの雰囲気を醸し出してきたようです。
 皇居の乾通りの観桜会も今週の日曜日まで予定を3日延長して行われるということですから、全体に若干開花が遅れているということでしょうか。

 時の移ろいは長い意味と短い意味の両面ありますが、桜はもちろん後者の代表格で今頃は毎日その姿を変えます。そして天候に弱いという面でも、人の寂寥感を誘いつつ、ほぼ2週間私たちをうっとりさせる貴婦人のような性格を持っている大木花。
 私は、東武線陸橋の上から見る桜堤が大好きです。

 公園管理にご尽力いただいている方々にも新しい公園管理事務所が完成したことで、気持ちも新たに精を出していただける一因になればと思います。
 川向こうの第3公園のトイレは、設置予定場所の地盤の関係で工事が遅れているようですが、あったものが無くなったわけではないので、逆に後の楽しみと考えればさしたる問題にはならないものと思います。

 私は、常々権現堂公園を幸手市のランドマークと評してきましたが、人によっては市民の心のオアシスと語る方もいるようです。著名な観光地と違って名所旧跡に恵まれているわけではない幸手市にとって、権現堂公園は幸手市民の心の支えと言ってもいいのかもしれません。

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