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No.3611 健やかな心に

2022.09.19

 エリザベス女王の国葬を静かに言葉を発することなく見ていました。荘厳な国葬に大英帝国の威厳と伝統を感じた次第です。2分間の黙祷では、どの地でも国民総立ちだったのがジーンときました。そこで思ったのは、1週間後にせまった安倍元総理の国葬です。
 今日も日比谷で国葬反対デモが行われたという。三里塚柴山連合空港反対同盟、九条の会、原発反対、辺野古基地反対といった左派系運動のリーダー的存在として著名な鎌田さとし氏を先頭に、共産党志位、社民党福島ら党首、落合恵子氏、改憲反対弁護士たちが「立憲主義を破壊する政治をしてきた安倍元総理を国家の功績者として評価することに強く反対する」とアジテートしたそうです。
 主催者発表で13,000人が集まったというが、実際は8,000人程度ではなかったかと推測します。

 込み入った話は長文になりますので控えますが、この鎌田氏のウィキペディアから関西生コン(全日本建設運輸連帯労働組合近畿支部の下部組織)のウィキペディアに流れて、詳細な内容を読んでいくと複雑怪奇な実態が理解できます。そこには森友問題の真実が垣間見えたり、特定政治家との深い関係などが浮かび上がっています。興味のある方はぜひアクセスしてみてください。
 裏実態を知らぬまま、国民が全く危険な思想洗脳を仕向けられていることに驚き以上に怒りを覚えること請け合いです。

 今晩のプライムニュースで気になる発言がありましたが、自民党と統一教会の関係ばかりが取りざたされているが、危険な団体は他にもあるという言葉です。三者三様で認めていました。オウム、アレフのようなものとは異なる団体組織があるのです。国会や沖縄でデモしている集団には労組関係も多数います。その中には、かなり危険な思想集団があるように感じています。自民党国会議員の中にもそれを指摘する議員がいます。
 今日の国葬反対デモもいつものことのように、左派系団体や組合の関係者が動員されたものと思います。

 
 私たちは今ほとんどの人が共同、毎日、朝日、そしてその系列のテレビやスキャンダル主体の週刊誌が書き立てる中身に印象操作をまともに受ける方が多いのではないでしょうか。
 操作する側に健やかな心を感じることはありませんが、される側が健やかな心を失わないようにと案じる昨今です。
 前述のウィキペディアを読み解く方が、質の悪い週刊誌やテレビを見る寄りよっぽど衝撃的かつ刺激的であり、真実が見えてきます。さらに、そこに書かれていることは日本の裏社会を知ることになり、今、かつての革マル派、中核派といった思想に満ちた組織がうごめいているということも理解できます。

ファイル 1538-1.jpg さて、新聞の投書欄に添付のようなものが。高校生だから何も知らないんだと言う方は大人としての素直な目を無くしている方かもしれません。純粋に世の中を見つめ、文章にしたためる若い群像がいることを頼もしく思います。
 そういえば、国葬の賛否で反対の多い世代が50代以上で20、30といった世代は賛成が多いと言いますから、高齢者に事を斜めに見たり、感情的なタイプが多いのでしょうか?
 たしかに、反体制側にいることで満足感にひたるタイプがいるのはわかりますが、モノの見方がすべてそうなると、そこには偏向した人格が形成される可能性がありませんか? 私の知る80、90代の方で「若い時は共産党にかぶれたもんです」という方が結構いらっしゃることに驚いたのは、かれこれ15年前ほどのことです。

No.3608 県議団の気になる出来事

2022.09.12

 市内の知人から気を病むような内容の電話をいただいきました。聞いた途端、複雑な思いが反応として出たようで、「間違いないよ、FAXを送るから」と言って送られてきたものを見て驚きました。それは9月8日号のフライデー掲載の記事でした。
 古巣、自民党県議団の二人の議員の融資に関わる口利き及び役員就任要請という疑惑を伝えるものでした。
 つい先日、大阪寝屋川市議の吉羽美華現容疑者が起こした詐欺事件がありました。余談ですが、彼女は私生活、生き方諸々、相当な器のようです。その詐欺事件とは、コロナ禍で経営が悪化した医療法人に支援資金を融資する為に設立された独立行政法人福祉医療機構(WAM)との関わりで詐欺容疑で逮捕されたわけですが、今回の埼玉県議2人については、そのWAMとの関りで政治倫理問題が先ずは問われているようです。
 吉羽事件の内容はかなり悪質で、多額な金銭にまつわる話があります。本人もそれにより派手な生活振りだったと。まあ、それとは比較にならない感じですが、若干金銭問題も含まれてはいます。

 今回、埼玉県議二人に関する事件性はどうなるかはわかりませんが、私が在籍していた時、数人の議員が除名を宣告された事がありました。内容的には判断の難しいところですが、感覚的に当時の除名理由に匹敵するか、それ以上というような感じはします。
 というのは、全国誌に取り上げられたという意味において、自民党及び県議団の信頼を著しく損ねたことは間違いないわけで、全国区での話題を提供したことはどうかということになると思います。この記事で取り上げられた県議の一人は団の幹事長、県連の幹事長代理という立場にある大物議員で、6月議会である条例の可決を主導したことが全国の自民系、保守系から大ひんしゅくをかったばかりでもありました。
 また、最近の話としては7月にあった近隣の町長選挙で、自民党県連は当選した候補者に推薦を出し、県連カーまで繰り出したわけですが、この議員さんは落選した議員さんの事務所を訪れるなど統一性に欠ける行動をしていたそうです。県連の幹部が何故?という疑問がかなり広範囲に及んだようで、理解に苦しむという声を耳にした次第です。過去には推薦以外の候補者を応援した議員が役職停止などの処分を受けた事実もあるので今回の問題はどのように波及していくのかといったところです。
  
 政治の世界は体育会系そのものです。年齢は言葉遣い的には若干の配慮はありますが、基本的にはただただ期の回数が上位下位の関係をもたらす社会です。そういう意味では、私も一期生の初年度に、長男とあまり歳の変わらない一期先輩のこの議員に「虐待防止議連」の設立を申請したのですが、少し待ってもらえますかと言われたまま、在籍している間にそれが叶うことはありませんでした。このフライデーの記事で私が最も感じる問題点は、もう一人の2期後輩の議員をかばうことなく、逆に問題の責任を押し付けるような話をしているインタビュー発言が見られることです。このあたりは私の信条とは正反対なので、信じられないという感覚以上に忸怩たる思いがしています。

 断っておきますが、こういう内容をブログに書くということは跳ね返りはあっても得なことは一つもないだろうなあと感じています。逆に、なんでブログなんぞに書いたんだくらいのお叱りを貰うかもしれませんが、愛するがゆえの古巣での出来事として、黙って居ることが出来ないのが私の悪いところです。
 いや、この記事をブログに添付しないのは、親しい議員も多くいることを考えたせめてもの想いがあってのことです。このブログを読んで関心を持たれた方は現物を確認していただけばよろしいかと思います。

No.3607 他人事ではない2つの事件

2022.09.09

 一般質問も終わりました。今回は思わぬ方向に気合が入りすぎ、若干消化不良の状態です。これについては、また取り上げるとして、今号は最近起こった国内の事件について触れたいと思います。

❖新潟で街路樹剪定中の作業員が感電して亡くなられた方が・・・。
 幸手に限らずどこの自治体でも街路樹を満足に剪定している光景を見かけなくなりました。予算措置がなかなかとれない財政状況にあるのも一因かと思いますが、街路樹も歩道の植込みもありとあらゆる行政管理区内で、必要以上の緑の成長が見られます。街路樹に至っては、電線のはるか上まで成長しているものが少なくありません。同様に、個人宅の庭木が道路にまで伸び、電線に降れる状態も見られるのですから、台風などで強風に襲われたら近隣一帯への影響がでるのではないかと心配しています。
 しかし、今回の事件は剪定作業中の死です。人の死は想像以外のシチュエーションがあるものだと驚いた次第です。
 行政が業者発注委託で処理するのが基本となっている事業ですが、ここで深くは書きませんが、契約条件も今後見直しが図られる可能性もあるでしょうか。
 また、街路樹の剪定を行政に依頼しても、行政曰く、市民の方の中には緑を整理することに反対される方がおり、作業員がそういった言葉を投げかけられる場面があるといいます。かように事は簡単ではないということです。

❖下関で社屋崩落
 この崩落現場画面を見て、幸手市役所の現状に重なってしまいました。ご存じのように昭和43年に竣工した本庁舎ですが、議事堂部分、とくに傍聴席などを考えると、この崩落も他人事ではないと感じた次第です。
 下関の事件は、建物の庇部分が直落し、その際、本体の躯体を引きずり込む形で壁周辺のコンクリや鉄筋が落ち込んでいました。
 幸手庁舎は事務所内でも壁にクラックが入っており、雨漏りも各所に見られることから、地震時の危険度はかなりでしょうし、まさに下関のように自然崩落を心配するべき状況だと思います。
 一般に市庁舎新築は市民の理解を得にくいと言われますが、限界というものもありますし、面接に来た学生さんなどはどう思うだろうかなど心配するのは私だけではないと思います。他の自治体に優秀な学生さんの気持ちが向かないだろうかと。
 市内のどの地に、どういった図面の建物を、どのくらいの予算で新築するか・・・私だけでなく数人の議員が何度となく質問している新庁舎建設は待ったなしの現庁舎不安があってのこととあらためて指摘したいと思います。

No.3606 超エキセントリック社会に

2022.09.06

 蒸しますねー! 朝パトで30分弱立っているだけでシャツがじっとり、マスクをしてる口の周ががむずがゆくなってきます。帰宅して、そんな話をしたら「肉まんみたいじゃない」と・・・なるほど、しゃくにさわるけど笑える話。いや笑ってる場合ではありませんね。

 今、沖縄では熱い知事選が行われています。台風が去り選挙真っ盛りといったところ。そこでのある発言にちょっとした驚きを感じています。
 それは、2選を目指す玉城デニー候補の次の言葉です。
「日本政府から沖縄を取り戻す」
 短い言葉ですが、皆さんどう感じられますか?
ファイル 1533-1.jpg いくら何でも沖縄は日本です。いや、聞きようによっては日本が外国なのかと感じる言葉です。20代で日本国籍を取得した玉城氏には、未だ日本が外国に感じられるのでしょうか。それとも自公連立日本政府は沖縄と対立する政権なんでしょうか。辺野古問題が根底にある発言だとしても、そうは理解しにくい、とんでもない発言だと感じる次第です。

ファイル 1533-2.jpg 国葬反対に左派結集といった様相で、デモやら署名やらとご苦労なことですが、純粋に国を愛する国民はそういうエキセントリックな言動を表面化することはありません。一部SNSでやり合っているようですが、ネットでは安倍元総理に対するデジタル献花が行われていますが、おおむね静かにそれに向き合って献花をする方がかなりの数に達しています。
ファイル 1533-3.jpg 安倍総理がインド、フランス、オーストラリアなどから叙勲を受けたり、台湾などでは感謝の会が開催されたりと、死を悼む心が全世界にあふれている中どうしたものでしょうか。もっとも、テレビはこうした事実を伝えず、統一教会問題にエキセントリックな状態です。
ファイル 1533-4.jpg ノーベル平和賞を受賞し、世界が賛美するゴルバチョフ元大統領の葬儀に、現大統領のプーチンは出席しないと伝わっています。感謝の気持ちがないにせよ、敬意と哀悼の意を表するのは共に大統領経験者として当たり前のことだと思います。しかし、考えてみると日本で国葬に反対する人々の精神はプーチンと同じと考えられるのかもしれませんね。
 左派運動の精神が昭和40年代の学生運動を彷彿とさせる感じで、国葬反対にかこつけてなんでもありの状態に戻っているのは写真からもあきらかです。
ファイル 1533-5.jpg 日本が総エキセントリック社会にならないことを願うばかりです。それは反日マスコミと立憲共産党などの議員さんのお家芸程度に治めてもらいたいものです。
 玉城デニー氏の言葉に無性に憤りを感じて、汗が引かない状況になっています。

 今日は一般質問3日目。最終出番の自分は午後3時前後に質問席に着くものと思います。よろしかったらライブ中継にアクセスしてみてください。

No.3602 久しぶりの東京

2022.08.28

ファイル 1529-1.jpg ファイル 1529-2.jpg 昨土曜日、日頃縁の無いスポーツイベントを観戦する必要が生じ、随分と久しぶりに代々木体育館を訪れました。そもそも、野球、サッカー、ラグビー以外でナマの実技プレーに接する機会はそうそうありませんので、躍動する高校生の演技を観て、元気を貰った感覚にはなりましたが・・・。
 お隣の代々木公園ではよさこいの大きな大会が開催されていたようで、原宿駅周辺は人でごった返していました。

ファイル 1529-3.jpg 観るべきア・ポイントを観てから、もちろんという感じで明治神宮を参拝したのは言うまでもないのですが、考えてみればこちらも20年近く参拝に訪れていなかったでしょうか。靖国神社は出来る限り毎年参拝するようにしていますが、明治神宮はご無沙汰が長くて失礼していました。
ファイル 1529-4.jpg 原宿駅横の一の鳥居をくぐり、長い参道を歩きながら神宮の深い森が発する空気から受ける神聖さは、伊勢神宮に共通する不思議な感覚です。二の鳥居(写真)を抜け、突当りを右に・・・写真の三の鳥居、さらに南神門の先に本殿が現れます。グッと気持ちが引き締まります。ちょうど日曜日の大安ということで結婚の儀に望む新郎新婦が拝殿内に歩を進めているところに出会いました。

ファイル 1529-5.jpg 文欽高島田の白無垢の花嫁さんをこれほど近くで・・・参拝の付録としてこれ以上の遭遇はないと感じ、思わず拍手をしてしまいました。

 さて、コロナ感染が大きな節目を迎えている折、ごった返しの人混みでマスクをしていない人は見かけません。これが日本人の秩序と思いましたが、場所がら外国人の方も多いのですが、皆一様にマスクをしている光景しか目に入りませんでした。
 自論として、感染経路もまったく不明の中で、感染防止に一人一人が出来ることはマスクと消毒しかないと結論づけているので、方向性としては納得できるところです。アメリカの現実を見ると、今日も大谷が投手として出ているトロントの球場では内外野席ともほぼ満員ですが、画面にマスクをしている人が出てくることはありません。大きな声援も飛び交っています。代々木体育館では、飲食・声援禁止のアナウンスが時折流れる状況でした。
 累計感染者数の発表も国は都道府県に任せるようなことを発していますが、累計数には大きな意味を持たないと国が判断すればいいだけのことではないかと思います。するかしないかを自治体に判断させることが、いかに中途半端なことかということに厚労省はなぜ思い至らないのだろうか。そう思われませんか、皆さん。 

No.3599 メダカに癒され

2022.08.22

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 明日の午前中が9月議会の一般質問の提出期限。ということでカレンダーの回転の速さを改めて感じます。前議会が終わって以降、日々の生活の中で見聞きすることや、市民との会話の中でいただくヒントをまとめておくようにしているので、あらかた質問項目は頭に置いてはあるのですが、文章化するのに若干手間がかかるのはいつものこと。しかし、実際の議会発言用の質問を調査研究しながら用意することとは比べようもありません。

 メダカの飼育が簡単だという理由で、ここ数年それを趣味にしている方が増えていると聞きます。中には本業並みの飼育状況になっている方もいるとか。
 実は、私もあることから触発されて飼いはじめて丸3年になりますが、数を増やす、つまり繁殖させるという点で難しい生き物ではありません。ただ、問題は増えていく喜びというか楽しみが高まることで、水槽が増え続けることで置き場不足が悩みになってきます。今では家の周囲すべてがその候補地になっています。
 現在、陶器、ハッポウ、プラ桶などそれぞれ大小18鉢があちこちに約300匹ほど。それだけ水管理や餌やりも楽ではなくなってきます。
 ただ、思わず「よしよし」と口にしてしまう楽しみがあります。餌をやるためにかぶせ物をとるやいなや、列を作って彼らが寄ってくるのです。私の存在がわかるんですね。種もいろいろで、メダカが針子から稚魚へと成長していく中で色と形が鮮明になって種がはっきりしてくるところが、またこれ楽しからずやなんです。
 そして、この季節は水に手を触れると、水ではなくぬるめのお湯になっていたりします。それでも彼らは適応して泳ぎまくっています。
 強く生きるという意味で参考になるメダカといったところです。閑話休題。

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