早いもので、香日向名物の街路樹のイチョウが色づいてきました。
「あれから1年」と思うほどに時の経過を早く感じますが、それは今に始まったことではありません。ただ、今年はいつになくそれを強く感じます。やはりコロナ自粛で自分自身の活動として、議会関係以外に記憶に残る活動が少ないからでしょうか。よくよく考えてみれば、東京には1年近く出かけていません。唯一、7月に市長選の応援で富士見市に行ったことくらいです。
10月に入り、県内では各所で大型クラスターが発生し、その関連が広範囲に広がる傾向も見られます。幸手市においても、ここ数日で感染者が増加していることから、なかなか不安が解消どころか減少しない状況です。マスクと消毒は、何処にあっても日常にすっかり定着したように感じますが、スーパーなどで、基本中の基本であるマスクをしていない人を時折見かけます。今日、怒穴われた3回目の大統領選討論会でバイデン氏がマスク着用を義務付けるという公約を示し、マスクへの関心度が薄かったとトランプ氏批判発言をしていました。確かに、マスクはするべきだろうし、していないと不安感につながるという感覚が当たり前になりましたね。義務化が妥当かどうかは別にしてマスクは欠かせない必需品であることは間違いありません。
世界的には、経済回復を重視せざるを得ないことで、結果的に一時期の状態に戻ってしまった国が多くあります。コロナ対策上、羽を伸ばしたいという欲求は大敵であり、許容範囲ではないと思う次第です。羽を伸ばす場所や方法の選択にも考える癖が出来たとは言えませんか。
ここで、綴り方言葉遊びにお付き合いください。
自粛とはいいながらも家にこもることがいかに窮屈、退屈、鬱屈の3屈になるかということがコロナ自粛でわかりました。そこで、気持ちが屈折して卑屈にならないように、また身体が衰えないように各部位の屈曲屈折屈伸をしながら屈強とまではいかないまでも体調管理に気配りし、不屈の精神でコロナに屈服することなくコロナの終息をひたすら待つという、そんな理屈で日常を送れば気も休まるかなと。ともあれ、油断はコロナ対策の最大の敵と指摘しておきたいと思います。偏屈な屁理屈話で失礼しました。
さて、屈がいくつ出てきたでしょうか。
記事一覧
No.3335 コロナ対策の大敵は油断!
No.3333 えっ、こんなところに!
今号は3の4並びという縁起の良い?号です。次の4並びとなると4444になりますが、平成15年から17年がかりでようやく3並びです。4の4並びまで頑張りたいとは思いますが難儀な数字ではあります。近くでは3456という準ストレートフラッシュもありますが、それでも1年ほどはかかるでしょうか。目標というか夢に近い数字として5000が頭にありますが、おそらく難しいでしょう。あくせくすることなくコミュニケーションツールの意味合いからのんびりとお届けしてまいりますので、これからもよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
さて、今号は閑話休題的なリラックステーマの選択です。
えっ、こんなところに!・・・その1 早朝の自輪行はなんとか継続出来てますが、その要因は、爽やかな空気を受けながら近隣のまだ見ぬ風景を求めて気ままに走る道すがら、思わぬ光景に出会えるのが一因かなと思っています。それに近いのがこの写真です。
宇宙人の秘密基地? いや、どこぞの国のスパイが潜む隠れ家、風変わりな物置・・・などといったことがあるわけないですよね。近づいてみると答えは簡単。平地ではありますが天体観測室に違いありません。天体愛好家がご自分の畑に建てたものか、それとも宇宙研究専門家の地主さんが建てたものか、いずれにしても私としては羨望この上ない施設です。扉を開けて中に入り、スイッチを押すと屋根が開閉する。どれほどのレンズを搭載しているのか興味は尽きませんが、まさに究極の趣味にいそしむ秘密基地的存在ではありませんか。 今の夜空は、少し高めの東にひと際大きくでオレンジに輝く木星や、その左の北東方向に木星ほどではありませんが、黄色から赤味がかったりといった変色の光を発するカペラが裸眼でも確認できます。もう少し遅い時間になると冬の大三角形が南方向に・・・赤いペテルギウス、黄色いプロキオン、昼白色で明るいシリウスといった星が煌めきます。星空を見ているとそこはかとない夢というか希望のようなものを感じるから不思議です。
えっ、こんなところに・・・その2
今、我が家では12年ぶりに外壁塗装をしています。32年も経過した関係から家のあちこちに劣化が見られますが、雨漏りが発生しないためには屋根と外壁の塗装の劣化は大敵ということで実施することにしたものです。昨今の強烈な雨風はどんな被害をもたらすかわからないということで決断したのですが、足場を組んでまもなく珍客の来訪が・・・。 なんと足場にキジバトが巣作りをしてしっかり座り込みをしているではありませんか。職人さんが教えてくれたので事態を把握しようと昇って撮ったのがこの写真です。首をクルクル回しはするものの逃げようとはしません。
以前にも庭のモチの木に巣を作ったことがありましたが、足場では作業に支障が出ますし、数日後には撤去の運命にあるわけですからそのままにしておくわけにもいきません。ところが、より近くで撮影しようと更に近づいたところ、ハトが危険を察したのか突然バサバサと飛び立ったのです。残った巣をみると2個の卵が! しっかり温めていたので、ちょっとやそっとでは動こうとはしなかったようです。申し訳ないことをしたと思ったものの仕方りません。卵に触れると想像以上に温かいので巣ごとモチの木に異動させてあげようと思って巣を下から両手で支えたのですが、案外に簡単な手のこんでない巣でした。なんとか移設したものの親ハトが気が付いてくれればいいのですがねえ。
No.3330 遺族の慟哭いかばかりか
昨年4月に池袋で発生した高齢者による暴走事故は、31歳の主婦とその長女3歳の命を奪った。他にも9人が重軽傷の被害者となっている。高齢者の運転では、高速道路の逆走といった方向性や平衡感覚の衰えに関係するモノもあるが、アクセルとブレーキの踏み違いという運転感覚麻痺によるものが圧倒的に多いようだ。
先の事故では、事故当時88歳だった元通産相技術院院長の飯塚幸三被告が、自動車運転死傷行為処罰法違反に問われ裁判になっていたが、その初公判が8日東京地裁で開廷した。
高齢者かつ社会的地位も高いものがあった被告ゆえ、高潔清廉に自己責任及び法に則った対応をするものと思っていたが、事実はまったく逆の、驚くべき証言を口にした。
「車に異常が起きて暴走したと思う」
にわかには信じ難い、第三者の想いとかなり乖離した内容である。弁護団による弁護手法とは思うが、正に車に原因を転嫁した「嘘」だとしたら、亡くなった方が報われないとはこういうことを言うのではないだろうか。事故の当事車両であるプリウスを生産しているトヨタも驚いたことだろう。この証言に無関心ではいられないはずで、何らかのアクションを起こす必要が生じたのではないだろうか。同時期に生産された車両のリコールも・・・いや、それはこの裁判の片棒をかつぐことにもなるので有り得ないか?
私は議会において、高齢者の運転は年々社会的恐怖の対象となっており、免許返納者も増加傾向にあることから、返納が高まることに関係することとして、そうした方々の生活の足として公共交通の充実を説いている。
この裁判、被告の証言も重なって決心まで数年かかる可能性が高い。それまで被告自身が存命しているかどうかも危ういこともあるし、それまで不通に一般生活をおくることになる。つまり、被告はほとんど償うことに関わらずという可能性もある。遺族にとってこれほど無常なことはあるまい。
No.3329 ワクチン接種にゆとりのススメ
昨今、なぜか早朝4時台に目が覚め、二度寝がきかない状況である。これといって心配する要因は思いあたらないので、逆に時間の有効利用に使おうと前向きに考えている。今朝は少々雨模様のようだ。自輪行は何時にしようか思案中。いつもだと5:50にスタートして、前ブログで紹介した先輩Tさんと葛西用水の中頃で会うことになるのだが・・・。気温もかなり低下しつつあるので、いつまでも出来ることではないでしょうし・・・。
さて、中途な情報で申し訳ないと思っていたインフルエンザワクチン接種の件で、友人から連絡をいただいた。近くのかかりつけ医に出向いたところ、接種無料の説明をしてくれた上、代金の徴収はなかったということを伝えてくれたのだ。こうした友人の存在は有り難くもあり、嬉しくもあり、感謝感謝。
我が家でも早速行こうかと話しているのだが、いつの時でも良からぬ情報が飛び交うもので、埼玉県の無料措置によってワクチンが品不足になるというのだ。こうした人心を惑わすが如き情報が人伝えで巷間に拡散されるのはどうしたものか。日本人気質のせっかちさを意味しているのだろうか。トイレットペーパーでもあるまいしと思うのは私だけだろうか。それよりも、埼玉県ともあろうものが、そうした数値の実態を確認確保した上での施策であろうと考える方が人や組織の信頼関係においてあるべき思考ではないかと思うのです。いささか難しく考えすぎたかもしれないが、要するに案ずるなかれ、ゆったりとした気持ちでかかりつけ医に出向くようというススメとお考えいただければなによりです。
ただし、全額無料措置は65歳以上の方で、期間は年内に限定されていることはあらためてご理解ください。幸手市で言えば、65歳以上の方は35%もいらっしゃるので、短期に集中したらそれこそ病院の待合室は3密防止どころではなくなるやもしれません。
No.3318 安倍総理外聞と想い出
安倍総理電撃辞任が世界に打電され、その功績を称える声が広がっている。電撃というイメージに批判の言葉を浴びせ、その功罪の功を無視し罪ばかりに目を向ける共同、朝日、毎日といった大マスコミの在り方は、今後の政治の方向性が明るくなったかのようなノー天気ぶりに映る。日本経済新聞によると、安倍総理の功績を認める声は74%に達している。なにより、世界の声が安倍総理によって日本の存在感が増したことを示している。
次期総理候補選で議員投票では石破氏が不利と言わんばかりに、開かれたフル企画での党員投票システムで行うべきだとのお膳立てを国民に訴える形で石破有利体制に持ち込みたいという狙いが先のマスコミを先頭に今の流れを作ろうとしている。左派思想の典型的な煽動手法が垣間見られるといったところである。その理由として、石破氏期待論が34%、菅氏が17%というデータに絡めているが、このアンケト結果は自民党員だけによるものではない。あくまでも通常のアンケートシステムでまとめたデータであり、石破氏への支持は自民党支持者ではない野党支持者の数が含まれている。
したがって、フル規格でやれば石破氏が勝つという論理は即座に当てはまるものではないと考えられ、私はフル企画での総裁選を実施すればよいのではないかと思っている。
石破氏に日本の新たな船出を託すことは出来ない。なぜなら、間違いなく先の大戦に対する終わりなき贖罪外交が再燃するであろうから。
さて、いろいろなことに想いを馳せつつ、我がパソコンの交友ファイルを紐解いていたら懐かしいショットが・・・。安倍総理とは過去何度かお会いしたが、その時のツーショットを改めて眺め感慨深い思いでいる。添付した2つの写真、一つは平成23年に加須市で行われた日本会議支部設立の式典でのもの、もう一つは第2次政権発足後の清和会でのもの。
三ツ林代議士が「総理の大学の先輩ですよ」と私を紹介してくれたのも嬉しかったですが、「あっ、加須でご一緒しましたよね。その節はありがとうございました。三ツ林先生をよろしくお願いしますね」と、加須でのことを覚えていてくれた。気さくで明るい、ユーモアも持ち合わせた義理堅い総理というのが一番の印象だった。それにしても私の顔がなんとなくこわばった感じに見えますが、緊張していたのは間違いありません。
我が交遊録の最大の自慢にお付き合いいただき恐縮です。
No.3303 幻想的な神秘に魅せられて
連続15日となる雨日、なんとも憂鬱ですね。中共コロナウィルスの地球規模の感染状況はとどまりを見せず、私たちの身近な環境にもウィルスにいつ見舞われるかわからない昨今です。その広がりは複雑さを増し、感染経路の追求もままならない事態は、行動規制等自己管理を徹底することしか防止の手立てが無くなっていることを実感します。このままでは、第2次非常事態宣言もあるやもしれず、経済活動どころの話では無くなってしまいます。
大雨による被災地の皆さんにとっては、不安の2重構造という現実ですが、まだまだ予断を許さない状況が続きますが、しっかり命をつないでいただきたいと願うばかりです。慎んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。
そういった暗い世相の中我が家の話で恐縮ですが、昨夜、なんとも言えない花の持つ不思議な姿に立ち会うこととなったのです。文字で説明するより写真をご覧ください。隣人からいただいた月下美人が一夜だけの命の開花をしたのです。
7時すぎから10時を回る頃まで、目の前で演じられる光景は花夜叉の舞とでも名付けたいほど初めて観る私にとって神秘的でさえありました。 ジュディ・オングさんが大ヒット曲「魅せられて」を歌う時、両手をゆっくり上げるとマントのようなものが広がりますが、その光景を思いだしました。まさに魅せられて状況です。例えが下手なところはご容赦ください。
大きなツボミだったものが、ゆっくりゆっくりピンク色の額から後ろに反っていく姿、そして白い大きな花びらが開くと、中にもう一つの可憐な花が・・・。 お天道様や潮の満ち引きの関係で花に限らずユニークな生態を見せる生き物は結構いますが、月下美人の開花はわずか数時間、日が替わる頃には魅せじまいをして、2度と開くことはないそうです。
閑話休題というわけではありませんが、自粛が続く中、こうした滅多に見ることの出来ない自然の驚異に触れることが出来て、ほんのちょっとスッキリした気持ちになれました。