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No.3257 この状況でも批判優先か!

2020.03.10

 中国、韓国への入国制限を発した安倍総理に対して、立民の蓮舫、福山といった議員たちが言い立てる現状に辟易する。
「その科学的根拠を示せ」と。

 世界中で他国に対する入国制限を出す国が増えているというのに、日本ではそれが政権批判の材料になる。ある意味悲劇だ。これは祖国を想う国会議員による日本国民に対するヘイトのようなもの、つまり彼らがなにかというと日本人が中韓朝系の人々へのヘイトを題材に声を大にするが、その逆が国会で行われているのと同じではないか。祖国がどこであろうと、国会議員であれば、まずは日本国民を守る姿勢を示べきなのに、旧民主党から続く立憲民主党や社民党の実態は、中国漁船体当たり事件、尖閣領海への公船侵犯事件、従軍慰安婦像問題、レーザー照射事件その他ありとあらゆる事件場面で黙視の姿勢だ。
 また、舛添元厚労相、元都知事の発言は「中国や韓国への入国制限は天下の愚策だ!」と。何を言っているか! 多くの識者に1月下旬の段階で対応すべきだったと言う人が多い日中双方間入国制限に反する、自己顕示欲が為せる発言としか感じられない。これを大きく取り上げるマスコミも、いつものごとく煽動的である。今の状況は、暴論は暴論として扱うべきなのだ。

 韓国からの入国制限措置に、韓国は抗日姿勢丸出しの抗議と日本のそれを上回る対抗措置を発令。韓国からの入国措置は日本以外に100ヵ国近くもあるというのに、日本にだけの大げさな抗議と対抗措置に呆れるばかりだ。そもそも、韓国の感染率と死亡者数は日本とは比較にならない多さである。こういう時こそ、韓国出身の国会議員が韓国に向けて冷静な対応をとるようアドバイス的申し入れをすることがあってもしかるべきではないか。
 もっとも、政権内にも中韓に忖度する議員グループがいることも安倍総理の苦しい胸のうちにあるのだろうと推測する。IR関連収賄事件で逮捕された議員がすべてを否定して復活した。そう思うと、次元の低い国政の現実は苦々しい限りだ。そうそう、マスクをネット通販で800万円以上売り上げた県会議員にも驚いた。この県議、会社の社長だとか。これでは世も末ではないか!
 FUKUSHIMA50がまもなく封切られる。作成及び脚本の意図は不明だが、限りなく実態に近いという評判である。当時の民主党政権及び菅総理の姿に驚かされるようだ。渡辺謙さん演じる吉田所長の政権に対峙する奮闘ぶりに涙するということだ。残念ながら、今は映画館に入る気持ちにはなれないが、観たい気持ちにそそられている。