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No.2703 久喜総合病院と新クリニック

2016.01.30

 ここのところ、各種分野で関心度の高い出来事がありすぎてどうしたものかと・・・。良いこともあれば怒りに震えることなど様々だ。

 実は、甘利大臣に関する件以上に心に痛く響く項目もあったのだが、やはり政治家の立場として政治と金の問題を抜きにしてはいけないという思いが優先した。
 
 さて、№2699投稿後に得た新たな情報は、おそらく当の久喜市ではすでに市民に広く周知されているものと思う。
 断っておかなければならないが、自分がこの病院問題に関心を持っているのは、もともとが幸手市にあった病院の久喜移転にあたり、政治を巻き込む形で大きな物議の対象となった経緯があるからだ。もちろん、今となっては第三者でしかないが、無関心でもいられないといったところ。

 実は、久喜総合病院の目と鼻の先、アリオの南側に、しらさきクリニック ハートセンターという循環器医療専門病院がオープンする。開院は4月1日。確か、久喜総合病院が新たにカマチグループという医療法人によって再スタートを切る日ではなかったかと思う。
 そして、この新病院の院長は白崎泰隆医学博士といい、御年41歳、新進気鋭の医師と言っていいだろうが、その経歴はすでに当地域になじみ深いものがある先生だ。

 と言うのも、2011年4月から久喜総合病院の循環器内科医長や第一診療部長を務められ、昨年5月から東埼玉病院に移り、循環器内科部長として地域医療に貢献されてきた方だからだ。現在でも、東埼玉病院に比重を置きながら、毎週水曜日は久喜総合病院、その他東鷲宮病院など5つの病院で診察日を持っている多忙な先生なのだ。
 考えてみれば、最終勤務病院に移って1年足らずでオーナー病院をオープンするということになる。であれば、かなり以前から、おそらく久喜総合病院勤務時から具体的な独立を考えていたものと思われる。

 4月開院予定であれば、すでにほぼ完成時期だろうと思い、一昨日その地へ出かけてみた。クリニックというイメージを上回る立派な建物が立ち上がっていた。ほぼ最終仕上げの段階だ。
 どうでもいいことかもしれないが、この白崎医師の進退が厚生連の身売りに何らかの関わりがあったのだろうか?
 この新情報、その新鮮度合いについては不明であることをお断りしておく。