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No.3534 今しばらくの防止徹底を!

2022.02.15

 接種後3日目。今朝の状況は針跡の周囲だいたい手のひら程度の範囲に痒みに近い感じが少しといった程度で問題無しと思えます。感染防止継続状態に無事入る!といったところですね。
 埼玉県のオミクロン株感染は14日連続で4000人を超えています。しかも高齢者の入院が増加しているという。県内40市では1000人未満の市が4市あったが日高市に続いて幸手市もとうとう1000のラインをオーバーしました。しかも今日の発表では86人増ということで、ピーク終わる?の声も出つつある世情とは異なる増加数となっているのは心配なところ。近隣で見ると、久喜市で242人、杉戸町で60人となっており、いずれも減少イメージにはないことから、安閑としてはいられない数値です。
 オミクロン株が、肺炎誘発より基礎疾患の悪化誘発による重症化が多い株だとする報道もありますが、とにかく限定的な論説に惑わされることなく、個人的に出来る防止対策をぬかりなく、油断のないように継続することが大切だとしか言いようがありません。

 
 世界はいろいろで、カナダとフランスではワクチン接種の義務化法制に対して大規模なデモが発生しています。韓国では4回目のワクチン接種を開始しています。前者の場合は宗教信心の関係があるとも言われていますが、日本で同様のことが大きな問題にならないのはさすが冷静な秩序感を持つ日本らしいといったところです。
 ところで、たった今ラジオが伝えるニュースで、昨晩書いたブログに関わるものがありました。道路交通法違反で起訴された元東京都議に懲役10ヵ月、執行猶予3年の有罪判決が下されたということです。政治家は法律を創り、守る先端の立場にいます。さらに言えば、現行社会に生じた臨時的社会規範も率先して履行する模範とならなければいけないということを呉市のT議員に学ばせていただきました。議員と官僚、役人、公務員、職員といった立場との関係も姫路市のM議員が素晴らしい教材になりました。もちろん、これらの3議員が反面教師の存在であるのは言うまでもありません。

 

No.3532 3回目ワクチン接種後感

2022.02.14

 心配された雪景色を見ない朝。ここ数日、腰を前後に曲げるのが辛い状況なので雪かきは勘弁だなあと思っていたもので一安心といったところです。

 12日の午後3回目のワクチン接種で集団接種会場のアスカル幸手に出かけました。予約時間別に列が出来ていて、そこに混ざること約30分で中に誘導され、接種後の待機時間15分を経て外に出るまでにかかった総時間約45分でした。この程度ならまあまあとは感じましたが、天候次第ではお年寄りには厳しい待ち時間かなとも思った次第。見知らぬ市民同士が会話をしながらひと時を過ごすのもいい光景に感じられました。

 さて、1・2回目はファイザー接種でしたが、3回目のブースター接種は交互接種となるモデルナを選択しました。
 参考までに、接種後どういった状況変化が我が身に起きたかをお話します。
 接種当日は寝るまで何の変化も無く、針跡の痛みも出ませんでした。それで夕食時に少々アルコールを口にし、風呂にもいつも通りといった感じで翌日はソフトの練習にも出かけました。腰が痛いのに行くのと家内に言われながらも、ソフトボール大好き人間の私としては、身体は動かしてこそ血流が良くなると下手な言い訳をしながら、よほどのことでもない限り参加するのが常となっています。年齢的には少し無鉄砲かもしれないのは確かなんですが。

 ところが、昨日は冷え込みがきつくて気温が一向に上がらない朝でした。この練習中に針跡の痛みとともに左腕にだるさを感じるようになり、帰宅後は左肩から左腕全体が倦怠感に見舞われました。熱は出ませんでした。
 そして今朝を迎えているわけですが、だるさは無くなりましたし、腕を上げるのも問題ありません。ただ、針跡の筋肉痛というのでしょうか、それがまだ残る状況です。昨夜は左半身を下にしては寝ることが出来ませんでした。
 いろいろ専門家が発するワクチン論を拝見すると、交互接種は感染防止効果が高いという理論もあります。未知の細菌株と闘っているわけですから、誰の、どの論理を信じたらいいかは皆目わかりませんが、今は、ただただ交互接種の効果は高いという説に期待するプラス思考で行こうと考えております。

 当方の接種後感が普遍の参考になるはずもありませんが、既に予約を済まされている方は、その時点でFかMのワクチンを接種することが決まっていますので、必要なのは信じる者は救われるということかもしれません。暢気なようですが、そもそも医学医療にお世話になる立場としては、それが一番だと感じる次第です。
 腰の痛みはやわらいだものの、針の跡を押したり、力こぶを作ったりするとまだ結構鈍痛感が残ります。だいたい、注射は嫌いだというのがそもそも論ですから。

No.3521 感染状況急変

2022.01.19

 オミクロン株の感染状況が全国的に急変して、異常な高まりを示しつつある。東京では7,000人を超え、幸手市では明日の新聞報道になるが、17日の感染情報として26人の感染者増となった。添付の一覧表をご覧いただくと、人口比換算ではパッと見たところで、有り難くない県内№1である。
ファイル 1442-1.jpg データと言うのは、ほぼ一定地域のデータが広範囲に及ぶデータに置き換えても大体似たような数値となる。それは世代別感染率にも当てはまるようで、2つの内容で見ると20代の感染率が最も多く、10代、30代と続き、60代以上になるとその数は低減化するという特徴が全国共通的にみられる。ただ、この特徴は第5波までの実態とは少々異なるものとなっている。
 そこで、第6波と評して間違いないオミクロン感染状況を分析すると、次のようになるのではないだろうか。
■ワクチン2回接種も効果は限定的である。
 幸手市でも2回接種者は人口の9割に上がっているにもかかわらずである。
■感染率はこれまでのコロナ株にはなかったような高感染度の株である。
 日増しの感染者数の右肩上がりは想定以上のものがある。
■重症化率は低く、死者も少ない・・・インフルエンザより低いレベルか。
 ただ、このところ重症者数は高まりつつある。
■若い世代の感染率が高い。
■国の捉え方・報告では飲食店での感染率が高い。
 といったものだが、感染経路という意味では飲食店が原因と決めつけるのは筋違いかもしれず、飲食店の悲鳴が聞こえてくる見方である。幸手市の場合の増え方では、一人の感染者から家庭内にまん延するという傾向に思える。白岡市の学校クラスターは部活の指導に来ていた先輩が感染者だったことから30数人の感染につながったという。

 Jリーグや高校サッカー、ラグビーの全国大会や大学ラグビー選手権といったスポーツイベントが年末年始に数多く開催され、調べてみるとプロレスや競馬などのギャンブル場にも多くのファンが集まっていた。その多くが満員の観衆の中で行われ、家路に着く前に同胞仲間と飲み食いして帰るというのは自然の行動であろう。ここで、感染した場合、家庭内感染が拡大の原因になるというのは当然のように思える。電車はマスクをしている場所なので比較的安全と考えられるものの軽視は禁物である。石垣島でキャンプ中の野球選手も集団感染しているが、明日は我が身の思考が足りない行動が練習以外の場所であるのかもしれない。何れにしても気のゆるみがもたらした結果と言ったら選手に厳しすぎるだろうか。
 今、興行中の大相撲でも両国国技館は全席の2分の1にあたる5,000人の入場者で連日にぎわっている。それも1階席と2階席の奥半分に客を入れない形式のようで、砂被りなどは満席の様子が画面に映っている。余談になるが、不思議なことに観客にはマスクを義務付け、審判、呼び出したちはマスク無しである。さすがに力士と行事にマスクをさせるのは無理があるかもしれないが、それ以外はたとえ審判だろうが、客と同位置にいる人はマスクをするべきではないかと感じる。

 尾身さんは「人流抑制よりも人数制限」と言い、小池都知事は「感染は止める、社会は止めない」と言いながら外出自粛を訴え始めている。小池さんは言葉遊びが好きなのかと思わせるようなパフォーマンス発言と、ただただ国への要求発言が多い人だ。首都周辺県は東京の影響を受けるわけで、隣県も意識した対応をする責任が東京にはあるという認識を持ってもらいたいが・・・。
 現在、重症化率の低さから自宅療養の勧めを説き、医療現場のひっ迫度を上げない方策がとられているが、今後の状況次第ではこれも考え直す必要が出るだろう。
 政治面では、ワクチン前倒し接種の声もあるが、政府も出来るだけのことはという意向で仕事しているはずである。国内ワクチンが治験の域から脱することが出来ない日本の現状は情けないが、自治体単位で我が街優先思考を唱えてみても、国のワクチン入荷交渉とその後の供給体制に委ねる現状では、住民の命を守るのが地方行政の責任だと問われても頭が痛いことである。

No.3499 不気味なパンデミック傾向

2021.11.21

 新型コロナウィルスの感染がユーラシア大陸に広く再発している。
◆まず、ワクチン供給が遅れ気味のアフリカは、ブルンジのように未だ接種率5%という状況で、他のアフリカ諸国の多くも軒並みといった現実にあるようだ。
 しかし、日本にとって水際作戦の対象となる国々でのパンデミック再発は不気味な先行きを示している。
◆ドイツは1日の感染者数が6万人を超えたという。驚きの数値である。何らかの対策をメルケルさんは思案しているというが、一部都市のロックダウンの可能性も指摘されている。
◆次にロシアである。20日の報道によると国全体での1日の感染者数が37,000人を超え、前日の数字を更新したというのだ。さらに驚くことに、亡くなった方が1,254人というから尋常ではない。極東地域で特にひどくウラジオストックの病院では9割の病室が埋まり、自宅療養者が増え続けているという。私もワクチン談話になるとよく言っていることだが、ロシアや中国製ワクチンは世界的に信用度が無くなっているというのが実態のようだ。ロシア自国内でも同様で、中国と違い国による強制強要といった国家制度ではないので、ワクチン接種を拒否する人が多いらしい。そこで、ロシアでは飛行機や列車の乗車時や劇場に入場する際、ワクチン接種証明を提示させるなどの規制強化を実施する予定だというのだが、スプートニクに乗りたがらない国民が多いので、結局は国が強制的に乗さざるを得ないことになってしまった。あれだけ早く完成した?スプートニクの安心安全性を高める研究は進んでいないのだろうか。
◆オーストリアでは、ワクチン未接種国民に対して外出不可の変形ロックダウンを首相が宣言したという。それにより、抗議のデモが発生したらしく、理由はいろいろあるのだろうが、ワクチンを素直に接種しない人たちによる混乱が広がった例となっているのは間違いない。
◆中国では大連など極東方向の都市で、広い面積での隔離対策が講じられているらしい。女子テニス選手の行方不明事件など、また人権蹂躙事件かと世界を呆れさせることの多いお国柄でもあり、都合の悪いことは得意の隠蔽を駆使するので詳細は不明だが、北京五輪開催に向けてかなりのコロナ感染対策を国民に強いているものとみて間違いない
◆お隣韓国も言わずもがなである。受験など社会生活全般に影響がでているようだ。
◆さて、わが国はどうかというと沈静化し続けた結果、47都道府県での一桁感染が定常化しているが、北海道で少し案じられる増加傾向がみられる。
 国は水際作戦の1日3,500人の入国制限を5,000人に増やした。当然比率的には韓国や中国からのインバウンドが増える確率が高いので、経済的側面からの対策もやむを得ないとは思うが不安はぬぐえない。

 ということで、私は少なくとも各種お付き合いによる呑み処への参加は控え、マスク・手洗いはまだまだ徹底していく所存でいます。結局、なんだかんだかんだ言っても感染予防は自らが気持ちを強くして対応することが大切だと考えるしかありませんから。

No.3479 垂直避難の重要性

2021.10.22

 前号に関連することとして、台風19号の時の我が家のことを・・・。
 私は、スマホやテレビの情報取得に集中し、日付が変わってもまんじりともしない夜を迎えていましたが、その前に一般的には1階においてある家庭が多いと思われる大事な紙類を2階に運び、10月13日午前2時半の避難勧告発令に対し夫婦二人2階に上がりました。それでも足りなければ最後は押し入れの上の段に上がるつもりでした。濁流が押し寄せても首以上がつかることはないだろうと覚悟していました。顔さえ水につからなければ何とかなると。しかし、家が流されたり、真冬の場合には叶わない話なのは理解しているつもりです。スマホで河川の水位情報をライブ確認する方法は知っていましたので、とにかくそれとのにらみ合いでした。
 しかし、決壊を逃れた瞬間、八ッ場ダムが救ってくれたのかもしれないと心底感じました。

 ところで、私は3年前に防災士の資格を東京で受講しましたが、2日間の取得講習は、初日は数人の講師の話を聴講し、午後はグループ討議、2日目は地域の消防署などで行うものより少々濃いAEDの取扱実習、午後は前もって渡されていた講習本から出される試験を行い、その結果を受けて受講終了となり、ほぼ全員が日本赤十字社による防災士資格を受領出来るのです。
 こういった講習内容から言えることは、防災士資格を取得したことで防災の専門家などとはとても言えるものではないということです。それは自衛隊、消防隊員、警察署員など、まさに防災専門知識を持ち、時には命を張った場面で住民の為に活躍するという実体験を持つ方々に失礼な話なのです。
 災害時に避難から避難所生活等々に及んだ場合の一定期間、何やかや避難者をお世話するなどといった程度のことは出来るでしょう。とすれば、心ある人なら誰でも出来るようなものです。ただ、資格を持つと組織にあてはめやすいということは言えるかなと感じる程度です。専門家などと胸は張れません。
 資格とはどんなものでも同じですが、取得しただけではその資格による専門的な行為言動が出来るわけではありません。学んだことは生かされることもあるでしょうが、それもインプットされたものがアウトプットされていないことが条件になるのは言うまでもありません。AED講習など、過去に3回ほど受けましたが、完全に覚えているかというと100%の自信はありません。ただ、いざという場面で使えるという感覚的なものは残っていますが、それは使用にあたって守るべき対処法が最低限記憶から離れていないつもりですから。
私は、これまでに「きずな」や報告会でのパワポによる防災関連の説明をしていますが、皆さんに正しく伝えたいという想いと同時に、私自身の記憶が薄れないようにということも考えてのことです。洪水災害時の基本は、いち早く遠地に避難するのがベストでしょうが、少しでもタイミングを間違えば外に出るのは危険です。その時に取るべき対応として大切なことは防災士講習で学び、台風19号で実践した「垂直避難」だと確信しています。 

No.3478 三ツ林候補と埼玉東部洪水対策

2021.10.22

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 三ツ林ひろみ候補の演説を聴いて、間違いなく訴えるものを感じます。何度聞いてもというか聴くたびに心の鼓動が高まります。
 それは、一昨年の10月12日、台風19号に襲われた話です。各地で未曽有の被害が出ました。多くの地で決壊した河川を映す光景は目に焼き付いています。利根川も決壊寸前まで水位が上がり、流域県ではすべてで避難勧告が発令され、その結果として各所でいろいろな問題が発生しました。
 しかし、この時に翌年の4月1日に運用開始が予定されていた群馬県の八ッ場ダムに7月から試験湛水が行われていたのです。このダムの効果効能は利水と治水両面を持っているわけですが、洪水調節容量としては65,000,000㎥という水量を確保しています。通例で言われる表現にすると東京ドーム52個分となります。ここに群馬県上流部で降った雨が集まり、利根川に流れ込むのを防いだわけです。埼玉東部地区の各市町の内水氾濫は頻繁に発生しますが、大河川の決壊は想像を絶する被害をもたらすでしょう。昭和22年のカスリン台風を考えれば、被害は当時の数倍にも及ぶはずです。
 更に埼玉東部中域には世界に誇れる首都圏外郭放水路という巨大な地下建造物が、あふれる水を地下に落とし、タイミングを見計らいながら江戸川に放流する施設があります。つまり、こと埼玉東部地区に限っての利根川流域では、上で止め、下で落水放出するという理想的な広域洪水対策が出来ているのです。
 今後、雨量次第では絶対に決壊しないとは言い切れませんが、少なくとも未曽有の被害を防いだ実績が作られたのは三ツ林候補が言われる通りです。三ツ林候補は、利根川および江戸川の右岸堤防強化も欠かせない災害対策としてこの9年間訴え続け、自らの活動対象としてきました。実際に以前とは見違える堤防となり、今でもこの工事は継続延伸しています。これらの防災対策事業への働きかけは国会議員になってからイの一番に尽力されてきたのです。

 平成23年当時、政権を担った民主党は「コンクリートから人へ」というキャッチを掲げ、年金問題も工作して圧倒的な民意を得ました。しかし、福島原発対策をはじめとする東日本大地震対策で民意が離れ、他にもおかしな施策の連続で3年半で政権交代を国民が求めました。当時の前原国土交通大臣が八ッ場ダムの工事中止を発表した時の記者会見は今でも忘れません。民主党政権では、ここ関東においてまかり間違えば首都圏東京にまで及ぶ大惨事を生んでいたのです。
 その後、県議会において自民党県議団は現地視察を行うと同時に上田知事に工事再開を訴え、一般質問でも多くの議員がこれを質しました。埼玉県にとっては利水の観点からも譲れない大工事だったのです。その後、自民党政権が復活して工事再開となり、最終的に民主党政権時前も含めた含めた建設費総額はおよそ5,320億円が投じられ、その完成直前に埼玉東部のみならず東京をも守ったのです。ちなみに、首都圏外郭放水路の建設費は約2300億円です。ここには今でも海外からの視察研修団が訪れるということです。この建設に三ツ林候補の尊父三ツ林弥太郎翁が多大なる貢献をされたことは歴史的な事業とともに語り継がれることでしょう。
 

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