記事一覧

No.2235 ある県議会議員の誹謗中傷

2012.09.28

 寒くなりましたー! 実は、自民党総裁選の結果後の悪あがきとしか思えない寒い内容が、とある県の県議会議員のツィッターに出現し、まもなく炎上して閉鎖するということがありました。

 その下劣な内容は書くのもはばかられますが、この議員さんがNHKの記者だったということと、議会にあっては本流自民党会派の所属ではなく、別の保守会派ではあるものの、れっきとした自民党員だという事実に少々驚きを隠せません。
 現役の記者時代にどのような報道をしていたのか、記事を書いていたのかと思います。
 あまりのひどさに誰を応援したかとか政治スタンスを別にして怒りの返信が多かったようで、県議会事務局にまで多数の抗議が届いたそうです。宮田輝さんや高橋圭三さんが草葉の陰で怒っていますよ。
 そう言えば、安倍叩きを社是だとなんなく口にする現朝日新聞論説主幹もジャーナリストの精神を逸脱しているとしか思えず、どっちもどっちかもしれません。近年、大衆に向けた中立報道精神が欠けすぎているようです。

 いたたまれずに、その議員は「地方議員の意見を無視した結果に対して腹いせにやってしまった」と弁明しましたが、もはや後の祭り状態。お歳も66歳とかですから、もう少し大人の分別、そして政治家としての品格を持ってSNSに向かわなければいけないと思います。私も9年のネット付き合いでいろいろありました。

 とにかく、前号でも書きましたが、秋田県連で4名から役員辞職の申し出があったといいますが、党のルールにのっとって行われた結果ですから、それに不満を持ったとしてもやめるとか離れるとかといった感情的示威行為はいさぎよしとはしません。何らかのレジスタンスを示したいというのであれば、以降の総裁選にあたっては、ルールの改正を望みたいと要望具申するくらいなら大いに理解できます。そこで万が一、けんもほろろの回答であったなら辞職や離党も個人の方針としてはやむをえないと思う次第。感情的な選挙のうらみつらみは何も良いことはありません。
 以上、本日はここまでとします。

No.2234 安倍総裁再登板!

2012.09.26

 自民党の総裁選は安倍晋三候補が選ばれた。実は私の予想でもあり望みでもあった。支援する有識者レベルが高く、若者の応援者が多くいた事実を知っていただけに、果敢にリベンジしてきた安倍さんに期待もしていた。体調を崩されていることが心配な三宅久之さんが「安倍晋三を再び総理にさせる会」の代表でもあった。

 A系をはじめ特定マスコミが品も恥もかきすてて執拗に安倍嫌悪感を報道した6年前、自ら政権に幕を引いた安倍さんに、今回またその辞め方ばかりを報道する面が多く見られた。国民にもそこばかりを材料に安倍批判を語る人がおり、私の周りにも少なくなかった。しかし・・・6年前最も忸怩たる思いでいたのは誰でもない安倍さん自身だったはずである。しかも、経済は低迷し、近隣諸国とはすべてにおいて領土問題を抱える戦後最大とも言える一大局面、いわゆる国難に見舞われている今、過去の批判と前に進むことの厳しさを覚悟の上で再登板の意欲を示した安倍さんは、実はそれほどやわな人ではないし、確固たる国益思想と国家観をもっているからこそなのだろうと私は考えていた。

 もとより、辞め方の批判ばかりが全面に出て、安倍政権の1年という短い期間に、大切な日本の方向性に関わる事案をいくつか実現した事実は表に出ることが少なかった。
 今の日本を日本たらしめている3つの法律が、憲法、教育基本法、皇室典範とされている。これらに関わる素晴らしい功績は、今回あまりマスコミは触れなかった。
 60年間そのままだった教育基本法の改正。創らされた憲法を真の独立国家としての憲法に改正するための国民投票法案の制定。そして当時の防衛庁を省に昇格させた組織改編。これらは皆、現在の日本にもしくはこれからの日本にとって必要な重要事案ではなかったか。護憲派、改憲派のどちらも驚く素早い意思決定が集約された1年だった。

 
 海外からも、こうした点に評価が上がり日本の政治が安定に向かうと歓迎されたのだが、これに焦りを感じたのが、当時の民主党代表であり、A系マスコミだった。長期安定化を懸念する政治集団と左よりのマスコミ軍団の安倍攻めが一致したのだ。その結果として年金問題がタイミングよく持ち上がり、国民の目は安倍政権批判に踊らされることとなった。年金問題のすべての責任がまるで安倍晋三にあると言わんばかりだった。かくのごとく偏向報道がこの後顕著になっていく。

 年金の所管組織であった社会保険庁は、民主党の支援団体とされる自治労職員がその9割をしめていた。ゆえに、この年金問題はこの時に偶然持ち上がったわけではないと今でも思っているが、国民の怒りは頂点に吹き上がった。結果、参議院選で記録的大敗をする。いわゆる「ねじれ国会」となり、日銀総裁人事やアフガンへの継続給油などは徹底した反対のための反対作戦に見舞われることとなった。年金問題のうらみつらみで、この小沢民主党のなんでも反対路線にはマスコミも国民も批判の声が少なく、選挙に対する選択肢も視野も少ない国民は、その「風」に乗っかった。かくして安倍政権に終止符がうたれた。
以降、マスコミの歪んだ世論操作は3年前の衆議院選挙で民主党政権を生んだ。この政権の3年間のすべては国民が唖然とする様相でさらけだされることとなった。特定の新聞、週刊誌、そしてテレビまでもが面白おかしく自民批判を繰り広げたのだ。

 
 さて、これからだ。まずは自民党は1枚岩になることだ。そして長老は去るべきだ。福田元首相の引退表明は、タイミング的にそうした方向を他の長老に身をもって示したとは言えないだろうか。
 選抜ルールに則って出された結果に対して秋田県連が公然と不満を表わにした。これも地方の長老と考えれば、さもありなんなのだが、いさぎよいとは思えない。石破さんの時代もやってくるかもしれないのだ。事を短絡的に見ることなくノーサイド精神こそがリニューアル自民党に必要のはずである。
 今こそ生まれ変われ、自民党!

No.2231 教職員住宅跡地について

2012.09.21

 昨日は熊谷で38.7度を記録したとか。ここにきてもまだ続く異常陽気にやれやれといったところだが、これが異常ではなく通常と思えば少しは気も落ち着くかなと・・・・とは言え、暑いものは暑いですわね。

 昨日は、幸手市にある埼玉県教職員住宅跡地について、県から担当に出席いただき、地区内の区長さん、関係市議、市役所関係者への説明会を我が事務所で開催しました。
 約3300㎡の敷地内は、建物その他数年来そのままの状態で草木も伸び放題といった様子ですので、県議就任以来、何とかしなくてはとの指摘をしてきたところです。今回、県では戸建住宅限定という開発条件で本年11月に売り払いという計画をたてたということです。解体工事を含めると7000万円にも及ぶ金額になるということですが、はたしてどうなるものか。

 公園などの市民の憩いの場として利用できればよいのでしょうが、諸事情を勘案するとなかなか難しい状況もあります。そういう意味では、戸建住宅が最善の跡地利用ではないかもしれませんが、ベストならずもベター、最善ならずも最良といったところではないかと考えております。なにより、今のままの放置状態が芳しくないという点についてはご理解いただけたものと思います。

No.2222 数字合わせに思うこと

2012.09.02

 ずいぶんと朝夕涼しくなってきました・・・が、予報ではまだ日中は35度程度に昇るそうですからまだまだ残暑への油断はなりません。もう少しがんばりましょう!

 さて、前号の内容にありがたいご指摘をいただきました。「のぼうの城」について、主演の野村萬斎さんの本業を「能」と書いてしまいましたが、正しくは「狂言」だそうであります。「能楽」という言葉には能と狂言が含まれるそうですが、あくまでも「能」と「狂言」は別のものであり、萬斎さんは狂言師が本業ですので、「能」ではなく「狂言」としなければ正しくないということです。
 ご指摘に感謝し、訂正ともどもお詫び申し上げます。
 「のぼうの城」が話題になってきているようです。期待したいですね。

 
 さてさて、この号が№2222ということで、自分としては単なる数字合わせではなく「ここまで到達したか!」という思いに深い感慨を持たせていただいております。そこで私的記念号ということをご理解賜り、私事で恐縮ですがしばしお付き合いのほど願います。
 平成15年6月1日に「えださん日記」として始まったこのブログも、以来ここまで約3,380日が経過する中での2222誕生日が2月22日ということで2の数字合わせには特に思いが深い感じです。
 数字合わせと言えば、一昨年亡くなった母は、その命日が平成22年の7月7日でした。しかも享年88歳だったものでご会葬くださった方々も、皆一様にその偶然さに驚いていたものです。

 我がファミリーが平成元年に幸手に越してきてまもなく、二男が近くの公園で迷子の子犬を拾ってきました。早速我が家のアイドル的存在になったこの子犬の名をハロ-と名づけました。また、息子二人が運転免許皆伝になったのが平成11年8月6日でしたが、これにちなんでその後に購入した車のナンバーを1186としました。たまたまこれは二男の誕生日だったのですが、以来数年経って、町内の知人から「これって、わんわんハローって語呂合わせなの?」と聞かれました。瞬間目がテンになりましたですね。まったくそれには気がついていなかったのです。

 さらに、このハローが亡くなったのが、平成17年の7月17日で、なんと17歳のことでした。まったく、こんなことがあるんですね。ビックリです。
 以来、購入する車のナンバーは当然のごとく1186を所望し続けているのです。

 今後も更なる精進とともに、ブログを書き続け、いつかは本にしたい!もしくは別途本を出版したいというのが夢のまた夢です。
 引き続きましてご愛読のほどお願い申し上げます。
 失礼しました!

No.2219 近況です!

2012.08.19

 たいへん有難いこと? いや、申し訳ないことに、小生の足のケガの関係で励ましとお見舞いのメールをいただいております。何と申し上げてよいやら・・・感謝の念と同時に、ご心配をおかけし、深くお詫びを申し上げる次第です。
 週始めには左足のギブスを蒔き直されるという状況でまだ不自由をしているところですが、車の運転ができるのがなんとも都合がいい? まだ痛みと腫れが引かないので無理してはいけないということですが

 この1週間、事務所はお休みをいただいたものの公私ともに意義深い日が続きました。公的には貧困ビジネス対策勉強会、私学意見交換会、児童虐待防止対策勉強会、平野の郷あやめ寮盆踊り大会などがあり、今日は地元で定例のボランティアクラブ会議等々。
 私的には、従来から計画していた群馬太田市の尾島ねぷた祭に家内と出かけました。15日の最終日でしたが、尾島の街の中心を通る国道354号で繰り広げられる祭りは、勇壮なねぷたとお囃子連の巡行に大勢の観客が酔いしれました。ねぷたの規模は弘前のねぷたとまでは言えないものの、その熱気は勝るとも劣らないもので、聞くと私以上に遠方から初めて来たという人がかなりいました。なんでも隣の世良田町にある東照宮の守護役を仰せつかった関係で弘前藩の飛び地が尾島に残ったことから、この地でねぷたが伝承されきたという話です。祭りは、それが語り継がれる内容を知ることによってより親しみが持てると思いますが、それをあらためて感じさせてくれました。

 さて、今週は祭事が4つなどの予定が埋まっている中、まず明日20日のこととして、県道幸手五霞線の事業促進を知事に対して行うために県庁に出向きます。杉戸県土整備事務所による用地買収事業が好転を見たことから、先行きにわずかながら明るい展望が開けたところです。そういう意味では、要望のタイミングとして良好なのですが、まだ進捗状況で茨城県側に遅れをとっている現状ですので今後更なる展開に向けて努力しなければなりません。
 なお、わずかながらと言うのは、これから数年にわたり幸手市に向けられる埼玉県の予算付けが、産業団地や西口開発などかなり高額な内容が割り振られることから、ここで新たな予算をとなるとそうそう簡単なことではないということを意味しています。しかし、この県道整備も住民生活の向上という観点から幸手市発展にかかわる長年の悲願事業ですので促進に向けて力を入れてかからなければなりません。

 21日は自民党夏季研修会が平河町の党本部で行われます。これも必修と自覚しており、参加意欲満々といった感じです。以上、さしあたっての近況でした。

 

No.2208 ふるさと創造資金の内示

2012.07.23

 今朝は早朝4時30分から市内農家の野菜朝摘み作業の体験をさせていただきました。食については消費の立場しか経験したことのない私としては、生産の立場がどれほど大変なものかをうかがい知りたいとの思いから5月の田植えに続いて意欲的に実施したもので、短い時間ではありましたが、それなりに感じるものはありました。またお邪魔したいと思っています。

 さて、掲題の中身ですが、いわゆる幸手市に関わる形で埼玉県からの平成24年度分としての補助金支出の内示が発表になったということです。
 ひとつは、3市3町による消防広域化が決定されたことにより、その久喜地区消防組合に対するもの。もうひとつは、農産物直売所が幸手市に出来ることに関連してのものになっています。

消防広域化推進事業=広域自治連係支援事業
 OAネットワークシステムを一元化し、消防本部の情報基盤、基幹システムの整備による事務の効率化をもって住民サービスの向上をはかる。

  上記事業の事業費 92,700千円(うち要望額 40,000千円)
  決定内示額 40,000千円

情報発信基地設置事業
 「権現堂堤」隣接地にみずほ農協が新設する直売所内に幸手市の観光物産情報基地を整備し、観光来訪者を取り込み幸手特産品のPR活動を推進する。

  上記事業の事業費 10.000千円(うち要望額 5,000千円)
  決定内示額 5,000千円

 前者は、広域化を指導する側の埼玉県が当初より一部資金負担をするものとして、最終的に額が決まったことへの内示。
 後者は、申請にもとづいて審査された結果として、新規に発表されたもので新たに獲得した補助金です。この事業については、幸手市と幸手市商工会と農協が共同で発案し、小森谷前県議に依頼する形で、いわゆる4者一体で埼玉県に陳情をしてきた経緯があります。以降、より詳細に計画が練られるのと並行して、県が審査していたもので、ここに来てようやく実現の運びとなったことはなによりでした。
 この農産物直売所は、来年春にオープンの予定となっています。
 このように、県が最初から関わる事業には補助金が支出されるのはある意味当然ということになるわけですが、自治体単独のアイデア事業に対する補助金を獲得するには、一定の期間と関係者一体の連係努力が欠かせないということがおわかりいただけるかと思います。
 

ページ移動