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No.2452 新年早々嬉しいことが・・

2014.01.09

 7日に知事公館での恒例の賀詞交歓会があり、新年の仕事明けとなったわけですが、私にとっては小さいながらもとても嬉しい出来事が、この会場であったんです。いや、小さいと言っては当の相手に失礼にあたるやもしれません。
 なにが!ということなんですが、実は他の会派の同期議員が、新年の挨拶で私に近寄るなり、昨年の12月議会での私の一般質問が素晴らしかったと感想を述べてくれたんです。さらに加えて、「最後の質問に入るまでの論理の展開がすごいなあと思ったんですが、隣の席の○○くんも同じこと言ってました」ときました。本来、議員間の会話での褒め言葉は、鵜呑みにできないのが常識のようなものですので、当然の流れとして謙遜はしたものの、よくぞ言ってくれましたの心境になれたんです。

 この議員は、年齢は私の息子よりも若いくらいですが、常日頃から真実一路なタイプで委員会質疑でも議案の題目だけでなく、しっかり内容を把握して質疑をぶつけるので、執行部もたじたじといった場面があります。こういったタイプの人、とくに若者はなかなかおいそれとはお世辞は言わないもので、本音を(私にはそう感じられた)吐露してくれたんではないかと素直に思えました。同じ会派であっても、ライバル心が芽生えると、そうは本音で褒めはしない世界ですが、今回の場合は「信ずる者は救われる」の心境といったところ。
 ○○くん、ありがとう! 次なる機会への励みになりましたよ!
 そして、君の次回を大いに楽しみにしています。
 

No.2049 来る年も・・・

2013.12.31

 やたらと電子音楽化した紅白に、なんとのう寂しい思いをしつつ、久しぶりにボクシングのスリリングさを味わった井岡選手の世界戦に大満足した大晦日。これでのんびり除夜の鐘に耳を澄ませ、生搾り原酒でも息子どもととなれないところがちと辛い。
 これから市内のいくつかの神社に新年のご挨拶周りに出掛けてまいります。それぞれに味わいのある新年のにぎやかさが、寒く冷え切った身体を癒してくれるので、出向くことそのものは苦ではありません。ただ、せっかくのお神酒がいただけないのが残念なんです。秘書も運転手もいない身はそれも仕方なしといったところなんです。

ファイル 351-1.jpg さて、少々早いですが、新年のご挨拶かわりにネット年賀状をお届けしたいと思います。
 いろいろとお世話になった年でしたが、どうぞ来る年もよろしくお願いいたします。
 今年はとてもヘビーな年でしたが、来年は皆さんきっと夢が実現するウマい年になりますように。それでは良いお年を!!

No.2048 まもなく大晦日

2013.12.30

 昼間は活動しやすい気候なんですが・・・。一昨日、ちびっこギャングが襲来した途端に自分の居場所を見つけるのに苦労していますが、彼らも3DSとかいうminiパソコンを楽しんでいる時はベリーベリーサイレントになるので、それもいいかと・・・ただ、やはりこれに没頭するときりがないので、適度なルール作りは必要であります。親が考えることですけどね。

 さて、いろいろあった一年でした。毎年毎年この言葉で締めくくるような感じですから、やはり一年は短いようで長いということなんでしょうか。
 新聞で見るこの一年の著名物故者には随分大物がいたことにあらためて驚きを感じた次第。そして気象異変による世界各地の災害も甚大さを増すばかり。
政治の世界も安定を求めるどころか、なにかあるごとに戦争志向だのなんだのと上へ下への大騒ぎ。批判・反対で政治の足を引っ張るほうが面白いとばかりの愉快犯的思考が、実は左翼思想の長期革命路線に吸引されかねないというリスクを含んでいることに気がつかない人たちが多いのでしょう。
 愛国心を毛嫌いするマスコミにも問題ありですが、いったい来年はどういった年になるのやら・・・。大きい話も小さい話もひっくるめての年の総括は、来る年を望むためにもそれぞれに必要だと思います。

 
 落ち着かない年の暮れ、私はと言えば疲労満開のせいかプラス思考に翳りあり! と言いつつもさほどではありません。御心配なく。
 まもなく大晦日です。

No.2046 三回目となった住民説明会

2013.12.26

 前々号でお伝えした、香日向小学校再利用問題ですが、23日に第三回目の住民説明会が開催されました。公務優先の私に代わって参加した家内から詳細を聞いた次第です。もっとも代わりというよりは、家内自身も当家次男坊がこの小学校の第一期入学兼卒業生ということもあってか興味は尽きないようで、自ら進んで出掛けていったというほうが正解なんですが・・・。

 前回同様、質問と答弁が噛み合わずに紛糾する場面がしばしばだったということですが、行政と住民の関係においては、なにより話し合いを尽くすということが必要であることは間違いありませんから、今後もセッティングが変わっても双方真摯な話し合いを続けていくべきです。こじれたままで、理解にいたらずというのはどちらにとってもよろしくないと思います。
 詳細については、県会議員という立場で自治体運営について口を挟むと内政干渉ということにもなりかねないので静観状況にあるわけですが、たまたま一住民でもあるので心中複雑といったところです。

No.2044 香日向小学校問題

2013.12.18

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 急激な寒さ! いやはやここ数日の気温感想ですが、ひどく寒かった昨年を上回りそうな冬が到来する気配です。ここのところ、満足にテレビを見ていないし、天気予報も上の空といた感じでした。知人と電話してたら、明日あさってのうちに雪が降る可能性大だというので、えータイヤどうしようと相対した5時間前。たしか今日は、満月だったと思うのですが、外に出て確認する勇気もありません。

 さて、我が幸手市では、しばらく前から小学校跡地利用について市側と地元地域住民とで噛み合わない議論が続けられているようです。基本的には市側の説明が不十分なのか、肝心の部分をオブラートに包んでいるという感覚を持つ住民が多いと聞きます。事実、住民への説明会が繰り返し行われていることからもその様子は伺い知ることとなりました。そうでもない限り、説明会がこうも開催されることはないでしょうし、今回何度目かになる説明会向けと思われる資料が地域全世帯に事前配布されました。

 私自身はややこしい立場にありますので、ここまでは一言も感想を示すことなく来ているのですが、やはり私も事前資料が配布される資格を持つ一地元民ではありますので、それなりの見地から考え方を述べておくのも、この時点で必要だと感じた次第です。

 それを読むと、現在の契約に至った経緯が書かれているのですが、つまりは当初段階に戻って、改めて説明会を開くものの、詳細な経緯印刷物を配布することで何を進展させたいのかの真意がつかめません。と言うのは、これまでの説明会で、この資料に書かれていることを説明しなかったわけではないだろうにと思えるからです。つまり、住民側はこれで納得いくはずがないところまで疑問を感じているのではないかと感じるのです。
 かえって火に油を注ぐことにならないことを願うばかりです。

 私がこの問題で感じていることは、こうした場合のオーソドックスな手法というか、そうすべきであった「公募」をすれば良かったということです。
 そしてその際、この施設に対して、災害時避難施設としての担保が配慮されているという点が重要なポイントだったんだろうと思います。まあ、それはそれで配慮はされているようです。であれば、やはり問題は非公募と環境変化の2点に住民が疑問から怒りに変化しつつあるというのが現状ではないかと推測するのですが・・・

 純粋な幸手市民は、この10年ほどの幸手市が財政逼迫状態で、選択と集中の行政運営でなんとかやりくりしてきた街だというのを理解しているからです。それが、市内で最も新しくて耐震工事を必要としない小学校校舎を月間わずか20万円程度で賃貸するというのでは・・・はたしてどうなるかなと思って見つめていたわけですが、事は最終局面でこじれてしまったということのようです。

 
 ちなみに、県では県有施設・資産を賃貸もしくは売却に処す際、それが立地する自治体が使わないという結論が出た場合に、その後は民間が相手になるわけですので、必ず公募することになるという見解です。
 どうしてもそこに行き着くんですねー。

 さて、次回の住民説明会は今月23日の午前10時から香日向小学校体育館で行なうということです。

No.2042 デモの実態は常に・・・

2013.12.08

 前号で5日の特定秘密保護法案の審議で国会がモメている時にふたりの国会議員を訪問した内容を報告しましたが、そこで見たデモの実態は・・。
 よーく写真を拡大して見てください。

ファイル 344-1.jpg 朝日系列を中心としたマスコミが、先頭に立って反対の抗議運動を展開しているこの法案、小説家や演劇人といった職種の著名人が名を出していることもあって、その反対運動が正義であるかのような報道が主体となっています。  
 ジャーナリストでも本当に国家防衛の必要性を認識している人は、反対行動の仲間入りはしていないので、そこのあたりよーく見ていただきたいと思います。

ファイル 344-2.jpg 一昨日の古館キャスターの番組では、北海道大学の教授とやらが出て来て、「北海道に観光に来て撮った写真を送信したら秘密漏洩で逮捕される」といった子ども騙しのような話を披露さ・せ・て・いましたが、こうした報道がまかりとる日本はいったいどうなってしまうんでしょうかね。
 
 最近、一般市民と話すたびに、「今の社会を悪くしてる一因はマスコミで、そこに書かれている虚偽と真実を見抜くことが私たち市民に課されている役割なんだよねー」などと言っている人でも、国会で数の暴挙とか審議不十分で強行採決、などといった見出しが踊るだけで、またまたその気にさせられてしまい、今度は自民党に入れないかもしれない、と口にする。困ったものです。
 私は、この「特定秘密保護法案」という名称が意味足らずだし、秘密という文言もよくないと思っています。私なら「国家防衛特定機密情報保護法案」と命名したいくらいです。もちろん、法案自体が望まずして国境紛争に近い状況が生まれている時になんとしても必要なものです。私の推測ではこの法案が施行されても市民生活にはなんら影響も変化もないと思います。自衛隊員や外務省などの職員には重いかもしれませんが、それは当然のことではないかと思っています。

 さて、デモの実態ですが、日米安保反対、日米軍事同盟強化反対、憲法9条を守れ! 原発反対、TPP反対と、なんでもありのプラカードと日教組各支部ののぼり(北海道までありました)をはじめ、写真のとおりです。
 私が議員会館から出て来た時に、ちょうどデモ隊の中心で演説していたのが共産党の志位書記長で、その後も共産党議員や福島瑞穂議員などがアジテートしたそうです。つまり反対野党ではあっても、共産・社民以外の政党はこの先鋭デモ隊と行動を共にしているわけではありません。
 いわゆる反対の材料が生まれるたびに、それーといった感じで左翼革命をぶち上げるヤカラが騒ぎ立て、民衆を巻き込むといった感じで、参加しようと現地に来た人の多くが、まもなく引き上げるというのが実態だそうです。流れの中で仲間入りさせられそうだということに気がつく人が多いということです。
 中年も多く見かけますが、私と同世代の人間は学生運動の盛りの時代を過ごした連中ですからね。昨日も機動隊に体当たりして逮捕されたふたりのうち63歳になる人がいました。まさに私と同年齢ですが、分別のある人だったら、この歳になってそんな行為はしないはずです。昔の気合が出てしまったのだろうと感じるのですが・・・。

 

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