陽気一転、熱さと暑さで厳しい選挙戦の展開となっています。統一地方選挙もいよいよ終盤となり、残すところ明日1日となりました。しっかり考え方をうったえてきたつもりですので、新たな理解者がどれほどいるかどうかが気になるところです。
至誠・・・限りなく誠実であること。真心を伝えること
この精神を糧に新人が9人も立候補している選挙戦に臨んでいますが、中にはこれは自分がやった、あれは私がやったと唱える候補者もいるようで、やれやれといった感じで気持ちが沈むところもありますが、いざ選挙カーに乗り込み、マイクを握ると人のことを気にする余裕も気持ちもなくなります。しかしながら、選挙とはかくも人知の機微・本音が更け出るものだとつくづく思います。 そうした中で、今日は街宣中に元幸手市長の町田英夫さん宅の前を通りかかったところ、邸内のナンジャモンジャの木が、それはそれは綿のような花が見事に開花していました。毎年、市外からも多くの見学者が訪れるということで、幸手市の名物風景となっています。思い出すと、先日のアド街ック天国で、この風景は上位にランクされても良かったと感じた次第です。写真をクリック拡大してご覧になってみてください。お時間の都合次第ですが、一度、現風景をご覧になられると、さぞや感激されることと思います。あと1週間は見頃です。
さあ、選挙戦も残すところ明日土曜日1日となりました。市内を数台の選挙カーが目まぐるしく練り走っています。選挙戦が終わると市内が静寂を取り戻すことになりますが、幸手市がいつも活気に満ち溢れた街になればいいですね。そのためになんとしても当選しなければなりません。最終日、あと一息最後の最後まで頑張ります。よろしくお願いいたします。
記事一覧
No.3703 選挙で望む郷土風景その2
No.3702 選挙で望む郷土風景
昨日今日にかけての選挙活動は、気候異変のような温度差となり体調管理に大わらわでした。そういった中でも活動を緩めることなく東西南北33㌶の幸手市全域を必死の街宣。随分陽に焼けたねーと行く先々で言われました。
市内を回りながら、米どころの旬の風景に出会い田んぼに水が入り始めました。また大規模工事が進むニトリの風景も・・・迫力満点のクレーンの数々。4そして自分の選挙風景。休む間もない選挙戦ですがこうした郷土の風景は一服の清涼剤です。
No.3701-2 失礼しました。
No.3700 友に捧ぐ3700号
選挙直前になって、とうとう我がブログが3700回を迎えることとなりました。この号の内容はいったいどんなことを書くことになるのかは決めていたわけでもなく、まったく考え無しだったのですが、とても感慨深い素晴らしいブログを書けることになりました。
早朝の挨拶立ちをして今日で4日目。通過する車の中から温かい対応をしてくれる数が増えてきました。タスキもなく、ただただ黙って頭を下げるだけの挨拶立ちに、何の為に立っているのかが徐々にご理解いただけるようになったものと思います。
今日は、立ち始めてまもなく一人のよく知る奥様が後ろから
「枝久保さん、あまり無理して身体壊さないようにしてくださいね」
「あっ、○○さん!ありがとうございます」
と、この次の言葉が・・・空を指さしながら
「上で主人が応援してますよ」
その瞬間目に・・・最近とみにウルウルしやすいところでのこの言葉に普通でいられるわけがありません。ハンカチ無しではいられない状態になってしまったのです。男泣きしそうなところまでいきそうでしたが、なんとかそれは抑えることが出来たかなと。
地元香日向には長く相互信頼関係をつないでいる仲間が多くいますが、その中でも、スポーツや音楽での趣味を同じくし、地元イベントでも共に地域のために頑張ってきた盟友が突然亡くなったのは昨年の夏のことでした。私より一つ上の、どんなことでも言葉で言わずともほぼ理解が同じ方向を向くような信頼関係だったと自負していた友の死。知人の死でこれほど驚愕し、無念に感じたのは、4年前の選挙で常に私の身近にいて身体も活動も支えてくれた方が選挙3か月後に帰らぬ人となったこと以来で、人生を通じてもあまり記憶にありません。やはり、想定もしていない突然の死に対する悲しみは重苦しいものがあります。
天国から見守ってくれる盟友・・・今朝の奥様の言葉にどれほど励まされたことか。人間のパワーとはそういうことからみなぎることを実感した朝でした。
No.3699 寒い朝の嬉しい声、声、声
12対11 10回裏2アウト満塁大谷・・・アーー大谷セカンドゴロ、ゲームセット! まるで優勝したかのように飛び上がって喜ぶブルージェイズの選手たち。こんな時もある。
さー気持ちを入れ替えて。
朝のうちは気温が低く、まだ手袋をしないとかじかむほど。今日から新年度登校で新1年生と会えると心ウキウキ立っていたのですが、新入生は明日からですと班長さん。そうか、入学式は8日にあったので今日からと思っていましたが、1年生は明日からなんだ。少しがっかり。
でも、嬉しいことも。3年生の女子が、今まで会話したことが無かったのに「1年生がうちの班は一人なの。それで今日は6年生が送りでいないの」と早口かつ饒舌に話してくれたんですねー。なごむ瞬間です。
また別の班の2年生になった子は、こちらの声掛けに今まで反応があったタメシが無かったのに、今日は大きな声で「おはようございます。行ってきまーす」と私を見ながら・・・嬉しいじゃあありませんか。今までも挨拶はしていたのかもしれませんね。ただ声が小さく、マスク越しだったので聞こえなかったのかもしれません。今朝もマスクはしてましたが、声は一段二段も大きくなっていましたし、こちらを見たんです。成長してますねー!
日頃見かけぬ奥様から道路越しに声をかけられました。「枝久保さんですかー、いつも配られている市政のチラシ、ありがとうございまーす」「きずなのことですかー」「そうです、そうです。毎回じっくり読ませていただいてます。ご苦労様でーす」「ありがとうございまーす。また新しいのを作りましらお届けしまーす」
こんなやり取りが、道路を挟んで。言葉が伸びるのは二人の間を車が通過するので、自然と声を張り上げ、そうなってしまうんですね。
また、別のワンちゃん連れの奥様からは「毎日ご苦労様です。子どもたちのためにいつもありがとうございます」よく知る奥様で、子どもさんが西中2年生になります。1年生時からの6年間を見守った子が中学1年で剣道初段となり、結構な活躍をしていて、この秋には2段を目指して頑張っているということです。健全な成長ぶりに目が細くなった次第。
もう一つ・・・初期の香日向しらさぎ子ども祭りの時、ビニプールに浮かべたスーパーボールでキャッキャッと戯れていた子が、今年東北の超強豪野球部にスカウトされて入学したのです。声がかかっていたことは本人のお母さんから聞いていたのですが、それが現実のことになっていたのです。
昨年の全国高校野球の優勝校で、先の選抜野球にも出場していた強豪校ですので、これからの3年間で何度か甲子園に出るでしょう。ということは、香日向っ子の甲子園児という快挙が現実味を帯びてきたわけです。この子が夢をかたちにするのはもうすぐです。こんな嬉しいことは無いですねー! 大谷2世になってくれないかなー・・・。もちろん8月ならスケジュール的に可能だと思うので甲子園まで応援に行きたいですね。
冷え込む朝でしたが、それ以上に心暖かくなった朝でした。
No.3695 虫が好かない!?
鳴き声というのは、聴く側のバイオリズムにもよるが、心理的に不快感を与えるものや心を静めさせてくれるものなど千差万別である。特に、夏と秋にしか聴くことの出来ない虫の音は日頃社会の喧騒にまぎれながら暮らしている私たちにとって一服の清涼剤となる場合が多い。ところが、そうした虫を食するとなると・・・はてさて巷の反応はいかがなものだろうか。
今ネットで、お笑い芸人がそれに対する忌避感をツイートしたところ、河野一郎消費者担当大臣から無言のブロックをされたというのが話題になっている。河野氏と言えば、一昨年の自民党総裁選前後からいきなりブロックという言葉で呼ばれるほど一方的にブロックする政治家として知られている。 今回の場合、虫を食すまでのことを考える前に食品ロスを少なくするなどの対応が先ではないのかといった意見だったそうだが、河野氏にすると異論は意見ではなく反論であり、それをされるのがお好きな方ではないようだ。これには、小泉進次郎議員も擁護する発言をしているが、この二人は中国製太陽光パネルの輸入でも相互理解している神奈川県選出の議員である。
それにしてもコオロギ食は既に徳島などの給食で試食するなど一般利用が試行錯誤されている。もっとも、徳島の場合はこの段階で各種クレームがあったそうだが、この場合のクレームは理解できないではない。なぜ、コオロギが食の対象になる必要があるのかというのは単純な不思議だ。しかもコオロギというのは種の総称でマツムシやケラもコオロギの仲間だ。キリギリスの仲間にはツユムシやクツワムシといった虫がいるが、その多くは鳴き色の豊さで私たちに心地良い夏と秋の夜を奉じてくれる有難い存在だ。しかし・・・それを食すとなるといささかスタートラインに近寄りがたい思いがするのはやむを得ないところだろう。スズムシ?? とてもとても。
私もイナゴの甘露煮は子どもの頃から食べてはいるが、たまーに気が向けば程度で積極的というほどではない。そもそも今は決して安価ではない。ところが、実はコオロギ食は既に私たちの食生活に入り込んでいるという。惣菜などに見られるが、クリケットパウダーという表記はコオロギの粉末だそうだ。場合によってはバッタパウダーという成分表記もある。イナゴは姿そのままだがコオロギはパウダーに変身するようだ。こうなると、前述したように、コオロギ目に属する虫ということで、いったい何という名前の虫だかはわからない。この場合栄養素としての表記ではないと思うが、河野大臣はひょっとするとタンパク源などと発言されているかもしれない。
食文化に虫が入るとなると、心構えを変えなくてはならないと今のところは抑制心が働くが、人はいつの間にか慣らされるもので、当初薬のように感じたコーラが徐々に茶の間に定着してまだ70年足らずなのだから、コオロギ食も結局は慣らされる時期が来るのかもしれない。鳴・ら・さ・れ・る、前に慣・れ・ろの精神を河野大臣は主張するだろう??? どこぞでコオオロギの養殖も進むのだろうか。調べる気持ちが湧きません。
生き物は食に欠かせないものが多々あるが、新たに導入されるとなると、やはり名前が持つイメージを払拭しないと受け入れるのはなかなか難しい。そうまでして主食材が減っていくとも思えないのだ。ナマコやサメは通常食になっているが、アジア広域で見れば、サル、ツバメ、イヌなど・・・・中国ではコロナの原因になったとされるコウモリまでが食文化かと思うとゾッとする。もう30年前ほどのことだが、上海の朝市でヘビを籠網に入れて一匹あたりを計り売りで売っている光景に出くわしたことがある。ゾッとするどころの話ではなかった。キモイ話で申し訳ありませんでした。
虫が好かないとは虫にさえ嫌われるという意味だが、その虫を食するのかー、いやいや、どうにも虫は好かないなー。
と、ここまで書いてふと横井庄一さんや小野田寛郎さんのことを思い出しました。お二人は戦争が続いていると信じ、敵兵に見つからないように密林ジャングルを彷徨しながら、食せると思うものは何でも食べたという。それだけでも尊敬に値する人なのです。トルコ大地震で100時間という限界値を超えて生存されていた人は自らの小水を飲んで救援を待ったそうです。「生きる」為には凄絶な覚悟があるということですね。