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No.3189 職員処分

2019.10.09

ファイル 1100-1.jpg 今日の朝刊に幸手市職員の懲戒処分の件が報道されました。今日の報道ということで就任直後の木村新市長が決裁者と理解する方が多いと思います。ただし、理屈はそうであっても、この内容は9月議会の最終日の26日に職務代理者である成田副市長から議員に発表されたものです。木村市長は就任前に市長職務代理者が決めていたことを覆すことは避けたものと思います。

 渡辺前市長の広島出張に同行して、深夜一人で出かけた市長に随行しなかったのは不適切だとして秘書課長に減給3カ月、人権推進課職員は同行した中学生の安全管理を怠ったとして戒告というものです。
 問題は、渡辺市長のモラルや倫理観の欠如が今回の事件の要因であり、新聞にもあるように当の本人は私的時間だとしています。議員に対する説明会では「最初の飲食店に閉店までいて、ホテルに3人で帰ったあと、のどが渇いたからとコンビニへ一人で出向き、閉店していたところにタクシーが来たので、それに乗って繁華街に行った」と説明したのです。ゆえに、この行動に秘書課長が随行しなかったのは不適切というのは少々筋違いだということです。
 弁明のためかどうかは別にして、あくまでも私的時間と市長が語る事実は、職員の責任を問えるものではないし、付いて行こうとしても断られた可能性が高いはずです。ましてや、ドリンクが欲しければホテルにだってあるし、1人で出かけるための嘘に近い方便だったのではないかと。しかもコンビニが閉店していたというのも嘘のようで、このコンビニは多店舗経営をしている地域の有名チェーン店で24時間営業の店です。
 つまり、随行したくとも出来る状況にはなかったと理解するべきなのです。
 それよりも、2泊3日の出張で問題とすべきは、出張時の2晩とも11時過ぎまで3人で飲食していたということでしょう。まさに、中学生6人と教職員1人を置いたままの深夜行動です。酔った市長に「市長、もう帰りましょう」という言葉を投げかけたかどうか、逆にそれを言う雰囲気はなっかたのかどうか・・・言ったとしても市長から帰ってくる返事は容易に想像はつきます。ただ、自らは「中学生もいるのでお先に失礼します」と席を立つことくらいはできたのではないかとは思います。
 したがって、この時間帯での行動には若干問題はありますが、そこからホテルに帰った後の、市長随行の有無については責任の求めようがありません。市長が逮捕されて警察の保護されているという早朝連絡を受けた秘書課長の動転ぶりが目に浮かびます。まさに「青天の霹靂」だったことでしょう。市長が言うことではありませんよ!
 私はもとより、職員処分はあってもやむを得ないとは感じていましたが、議会側から求めることではないと考えていました。
 したがって、今後このようなことがないようにというある種見せつけのための懲戒処分といった感覚で私は捉えています。処分をするにしても訓告程度でいいと思いますが、大切なのは、これによりその後の人事対応への影響がないように願いたいと思います。立場上、市長の同行者になったことが思いもよらぬ処分につながったということを理解してあげなければタッセがありません。
 これらの処分より、問題なのは危機防災管理課主任職員の件です。自己管理、自己責任という範疇で重いものがありますし、なにより免許証偽造という行為が尋常ではありません。これで人命に関わる事故でも起こしていたらと思うとやりきれない虚偽行為になるところでした。危機管理意識がないと判断されてもやむを得ません。
 

No.3146 心底嬉しいメジャー制覇

2019.08.05

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 異常気温による熱中症で亡くなる方が多い。プールで泳いでいてもなる時はなると聞いて、予防対策の複雑さというか難しさを感じます。育った稲の中で倒れたらしばし行方不明となって助かる命も助からないという事例や、必ずしも高齢者だけが対象ではないことから、自分は大丈夫という慢心を無くし注意に心がけたと思います。
 予防の上の予防という意味で、まず寝起きに血圧や心拍測定をし、水分を取りといったことを必要不可欠対策として一日の生活を始める意識を持とうと思っているところです。電気代の節約意識もほどほどにしないといけませんね。

 そんな熱帯夜の中、渋野日向子選手がやってくれました。とはいえ、ロンドンとバーミンガムの中間にあるミルトンキーンズは25度前後の気候と言いますからイングランド特有の雨さえなければゴルフには最適の陽気と言えます。42年ぶりのメジャー優勝という快挙はとにかくすごい! 彼女のふりまく笑顔が「スマイリング・シンデレラ」と表されるほど屈託のない人柄が為せることなのかと感じますし、ある意味、大いに参考になることなのかなあと。
 こういう人が出るとすぐに新人類だなどと評する声がありますが、そんな言葉でかたずけるのはいかがなものかと思います。世の中は日々劇的に変化しているのですからいろんなタイプの人材が出て来て当然です。
 考えてみれば、ワールドメジャー初参戦とはいえ、今年の国内メジャーで初優勝後、さらに1勝してのことですから、下地は十分あったと考えるほうが適切でしょう。期待の松山選手が停滞気味のゴルフ界にあって、女子選手の活躍はなんとも頼もしいではありませんか。もっとも、先週のアメリカでの女子トーナメントでは20位以内に9名もの選手がいた韓国女子のレベルの高さは驚異的です。他のアジア系の選手もふんだんで、まさに切磋琢磨を意識しながら魅せるゴルフを高めてもらいたいものです。

 渋野選手 おめでとう!!!

 さて、政治の世界では韓国との関係が異常事態です。韓国の異常なほどの日本に対する強気かつ攻撃的な対応が止まりません。とうとう大統領が次のような表現で日本を揶揄しました。「盗人猛々しい!」一国家のトップが口にすべき言葉ではありません。国民の対日感情を煽動的にリードし、支持率を高める算段と見られます。竹島侵略、従軍慰安婦及び徴用工問題での賠償要求および日本企業の資産凍結から現金化、レーダー照射事件等々、これまでの対日姿勢で盗人猛々しい実態がいくつもあるのは韓国側ではありませんか。歴代大統領にはなかった北朝鮮との友好ムードの成果の顕示欲、もしくは退任後の保身なども深慮した文大統領の個人的事情もあるものと思います。
 思想信条的に左派系と評されてはいますが、別の観点からは韓国的右翼のまとまりにも思える昨今の韓国政治です。攻撃的な感情がいとも容易に持ち上がるのは若者にも波及しているようで、日本の製品を壊したり、国旗を燃やしたりというヘイト行為がすぐに発生します。日本で同様の行為が起こることはほぼ考えられません。民族気質に加え、幼少期の思想教育が中国同様に行き届いているものと考えられます。この点は、何年経とうが加害国と被害国という区分を外交前提に持ち出すのは優位性を保つために必要と考えているのでしょう。
 渋野選手が快挙を達成したイギリスでは、ベトナム戦争時に韓国軍が犯した蛮行として名高いライダイハン問題を追及する団体が、ロンドンにライダイハン像を設置しました。つい最近のことです。これには何の反応も示そうとしない韓国。残念ながら、文大統領の声が聞かれることはありません。
 ライダイハン・・・韓国兵とベトナム女性との混血で1万とも2万とも言われるめぐまれない人たちのことです。
 戦争は、国と国の威信をかけての戦うものと言う表現がありますが、実は、身勝手な自国欲望の実現を目的とした闘争です。そして、いつも考えることとして、その戦争下で人間個々が持つ欲望をもとに、国対国の陰に隠れてありとあらゆる犯罪行為が繰り広げられる。命をめぐる異常な精神構造の中で、人間としての理性や尊厳を見失ってしまう場。
 メディアの戦争テーマ論が高まる8月です。

No.3145 猛暑お見舞い申し上げます!

2019.08.01

 梅雨明けと同時に全国的な猛酷暑に見舞われています。9月議会招集案内が届き、一般質問の準備など議会対策にもネジを巻く頃合いとなりました。それにしても暑い‼ 長梅雨のせいで、ひと月半ほどをしのげば風情豊かな秋を迎えることが出来ると暗示をかけるがごとく言い聞かせるようにしているものの、暑いものは暑い。しばらくは35℃を超える日々に忍耐が必要になります.
というわけで、まずもって

  猛暑お見舞い申し上げます!

 昨31日は議員研修会が蓮田でありました。テーマは議員と政治倫理のかかわりで、問題となった実例やセクハラ・パワハラの現代事情に趣きを置いた講師の説明はなかなか聞きごたえのあるものでした。ただ、議長という肩書に執着したり、女性への欲望を抑えきれない例など、よろしくない人間性を示す議員が多いという現実に驚かされます。根本的に議員は偉いという不遜な単純精神に覆われる人間が多いのが一因にあると思います。謙虚・誠実・真摯などといった大人の社会における人間性の基本を示すワードは多々ありますが、相手方にそのワードが欠如する状況があった時、こちらも感情が高ぶる場面が無くはありませんが、こうしたことは滅多にはありません。後悔しないためには、常に冷静に対応することだと確信しています。ところが、世の中には反面教師が沢山いることも事実です。そういうタイプが議員にチャレンジして、隠れ人柄を出す例が少なくないのでしょう。騙される有権者が責められることではないのかもしれません。
 明日2日は、福島県に健康維持意欲を高める目的の老人施設があるというので、日帰り視察に出かけます。

No.3139 人それぞれの常識

2019.07.16

 長い梅雨もここまでとなると陽射しより日照りが恋しくなりませんか。大きくなりたくて仕方がない農産物たちも皆、同じ思いでいることでしょう。
 前号の悲嘆から1週間が経ちました。選挙のさなかでもあり、そうも言ってられないのですが、気持がどうにも晴れることなく沈みがちといった日常です。
 ここ数日、何人かの方からある事で連絡があります。
 ある議員さんが地域で配布したチラシで、私の名前が八が抜けて枝久保喜郎になってるというのです。小生の家では配布されてないと伝えると持参してくれた方もいて、それを見ると確かに修正されずそのまま配布したようです。別の方が言うには、修正の紙が貼られていたとも。3週間ほど前のことのようです。
 小生の名前は文字が6文字もあるせいか、配達される郵便物には間違いは時折あります。多いのは、喜八、喜一郎、枝窪、江田久保などですが、八抜け間違いは初めてです。最近いただいたある事に関するお礼のハガキには、立派な筆文字で大きく枝久保喜八と書かれていました。筆を使う気持ちは十分理解できますが、いただいた有難みは半減するのは仕方のないことです。
 名前を間違われるのは誰しも気分のよいことではないはずです。ましてや、今回のチラシは諸々の流れや状況を考察する限りあってはいけないことであり、失礼千万なことです。小生に配布しなければわからないとでも思ったのでしょうか。ある方曰く「少なくとも、そのまま配るならお詫び方々連絡してくるべきですが、なにか連絡あったんですか」と。「いえ、ありません、顔を合わせる機会はありましたけど」 更にその方曰く「いやー枝久保さんの家に来るべきですよ。こういう間違いはけっして小さなことではありませんよ。まして枝久保さんには恩義もあるし、先輩なんですから。そう思いません」
 確かにそれが常識なのでしょうが、常識というのは人それぞれだということをまたまた実感した次第です。前にも書いた通り、誹謗、中傷、裏切り、寝返り、ねたみ、怨恨・・・政治の世界は大なり小なりいろいろあります。意図的とまでは考えませんが、いったいどういった心情なのやら。
 選挙戦では小生の出馬に関連して批判をして歩いていたという情報も耳にしていますが、政治的いきさつからして、そんな人間関係ではなかったはずなんですがね。
 亡き人を慈しむ心境とは異なる悲しさを感じさせる情報でした。

No.3138 恩人の訃報に茫然

2019.07.10

 前号は地域ボランティア活動との関連で、心無いゴミ捨て行為についてお届けしました。発信したのは6日の8:14、実は、それは書き始めた時間で、書き終わって投稿ボタンをクリックしたのはゆうに9時を回っていました。
 それから数時間後・・・・・香日向ボランティアクラブ、さらに高齢者の集いであるゆうゆうクラブ等の事務局長として、欠かすことの出来ないSKさんの急逝が伝えられたのです。それ以上に、私を常に温かく、静かに黙々と後方支援していただいた恩人でもあり、まさか!!!そんなの嘘でしょ! しばし茫然とした状況から抜け出すことが出来ませんでした。 
 選挙後まもない4月下旬に体調異変を感じたという話だったのですが、それから2ヵ月ちょっとで人生を閉じることになってしまったのです。あまりにも突然過ぎます。ご家族の慟哭を察するにあまりありますし、人の命のはかなさを痛切に感ずるSKさんの訃報。
 平成19年の2度目の市議選以来、県議選、そして今年の市議選と毎回毎回、車に関連したお手伝いで心強いバックアップをしてくれた方でした。とくに2度目の県議選ではご自分の車を駆って、活動の立て込む私の送迎に幸手と杉戸を全日運転しつづけてくれたことを忘れません。この4月の市議選では、お孫さんが来たいというのを「選挙があるから相手出来ないよ」と言って日を変えさせたと息子さんから伺いました。実直、温厚、かつ裏方として万能世話人といった人柄で、自己犠牲をいとわないなど、私が学んだ人間観は数多いSKさん。うなずける息子さんの話です。
 私自身の慟哭感も抜けきらないまま、昨日今日と葬儀告別の儀が執り行われました。弔辞の大役をとのことで、まさに八面六臂の活躍をされたSKさんを偲んでお引き受けすることにしましたが、最後の言葉をどうするかで迷いました。結局、「ありがとうございました どうぞやすらかに」で〆ました。
 あまりにも突然のSKさんの死が、今後の地域活動に及ぼす影響は計り知れませんが、天国で見つめるSKさんが顔をしかめないよう頑張らなければと心したところです。

No.3137 小さな奉仕と心無い悪行

2019.07.06

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 自然は人が築いてきた長い培いをあざ笑うかのように崩壊する。大げさではなく昨今の気候がもたらす災害に想いが募ります。総雨量1000ミリなどこれまでに聞いたことのない数値です。また、通年30℃の温暖地のはずのメキシコでは2mもの雹が降り積もり、その光景はとても信じられないものでした。
 気ままな天候に風邪を患う方が多いと聞きます。ご自愛専一にとしか言いようがありません。私事で恐縮ですが、近々6年ぶりの人間ドックを受けることにしました。若干、結果に不安がありますが、受けずにいる不安は家族も巻き込みますので気持ちは前向きではあります。話の展開が少し早いことをご了承ください。

ファイル 1046-1.jpg 昨日のことになりますが、写真をご覧ください。
 平成18年5月のバス開通をきっかけとして立ち上がった香日向ボランティアクラブでは、毎朝のスクールガードを主体に活動していますが、月に一度の活動行事として中央通り周辺の清掃活動をしています。特殊な事情で、大中落としの香日向地区のみに流れの上にネットがかけられ、もう25年ほどになります。このネットの上のゴミを拾うのは大変なんですが最近はそうした行為が減ってきたと感じていたのです・・・が、ご覧の通りです。

ファイル 1046-2.jpg 3日位前まではタバコの空箱は一つでした。それが、昨日は2個に。しかも銘柄が同じものです。
 若い時はそうでもありませんでしたが、最近は身体も硬くなり積極的にネット上のゴミを拾う意欲が出ませんし、ついこの間はネット上に蛇がいるのを子どもたちが見つけたこともあって、どうにも気が進みません。ちょっとした工夫で取り除くのはさして難しいことではありませんが、それ以前の問題として、何の懸念もなくゴミを投げ捨てる心情が悲しいではありませんか。しかも、同じ場所に、同じ種のゴミがと思うと、同じ人の仕業にも感じられ、悲しさ以上に憤りすら覚えます。
 国道の特定個所に袋ごとゴミを放り捨てるドライバーが後を絶ちませんが、こうした心無い行為は、スポーツイベントなどでゴミを後片付けする行為が、世界の高い評価を受ける日本人とは違う人間像があることを意味しています。
 森羅万象、何事も千差万別ということなんでしょうかね。
 

ボランティア行為は自慢すべきものではでないことは重々承知していますが、犬の糞の放置行為など、心無い悪行につながる人が地元近隣にいると思うと、なんとなく小さな奉仕がふみにじられているようで残念でなりません。
 子どもたちにはしっかり見届けてもらい、心無い行為に対する判断をしてもらうようにしていますが、気持ちは明るくありません。

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