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No.3067 友ありて

2018.12.17

ファイル 976-2.jpg 昨夜は大河ドラマ「西郷どん」に涙した人が多かったことと思います。加齢とともに涙腺が緩くなっている私もついついグッとくる最終回でした。
ファイル 976-3.jpg  西郷さんの最期は桐野利秋の介錯によるというストーリーが一般的かと思っていましたが、そこにあまりこだわりは感じないシナリオでした。
ファイル 976-4.jpg さて、以前の号で文芸幸手終刊の話をしましたが、そこに投稿した我がエッセイのタイトルが今号掲題のものです。いずれご一読いただければとしていましたので、昨夜の最終回が終わって、あらためて西郷吉之助・大久保一蔵の友情を見つめてみるのもよろしいかと思い掲載しましたのでよろしくお願いいたします。
ファイル 976-5.jpg  なお、これを書いたのは6月のことでしたので、時系と言うよりは季節感が異なることをご理解ください。また、スマホでは少々読みにくいかもしれませんがお許し願います。

 日曜日夜は、大河とは別に「下町ロケット」にも興味を惹かれます。佃製作所という架空の下町工場を舞台に、人間模様を織り交ぜながら、産業機械の開発(今はロケットではなく農耕機がドラマの対象ですが)に中小企業としての総力を注ぐ姿は、日本産業界の構造とそれをつなぐ表と裏を見せているようで、ある意味手に汗を握る展開が続く脚本完成度の高いドラマではないでしょうか。
ファイル 976-1.png バラエティーには基本的に興味を感じないのですが、ライブスポーツの他に知らない街を紹介してくれる旅番組や未知の自然を紹介する番組と並んで、社会派ドラマや歴史ドラマは脚本にもよりますが知識プラス好奇心と癒しの感覚を満たしてくれているように思います。とくにBS放送に良質な番組が多いように感じますが、これが近頃のテレビトレンドなんだろうと思っています。