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No.2475 うららかな小春日和ですが

2014.03.12

 タイトルは書いて感じますのは、空気はまだ冷たい! 昼には15度ほどに上昇するらしいので、まあ小春日和は間違いない?
 昨日のテレビ番組は、当然のことながら3.11関連の内容が多かった。取材時間を長く撮らないと構成できないだろうなあと感じる内容など、いろいろな角度からの現地情報が伝えられた。議会のさ中なもので、合間にだけ見るテレビからそう感じただけなのだが。

 議会では常任委員会開催中であったが、2:46に全委員会で犠牲者のみなさんに黙祷を捧げた。もちろん、埼玉県庁全体で同じことが行われた。
 黙祷の1分間はいろいろなことを思い出させるに十分な時間があった。4度ほど行った現地の状況が浮かび・・最初の時と今では大きな変わりぶりではあるが、おととしの初冬に訪れた頃と見た目にはさほど大きな変化が感じられなかった。しかし、復興の息吹は高台に造成されている被災者合同住宅用地などから、今後スピードアップしていく可能性を感じた。安倍総理もそのあたりに力点を置いた発言をしているようだ。
 ここに至るまでには、復興への条件的な面でかなり欠ける部分があったことは理解している。それは今でも人手不足、資材不足並びに高騰という点で大きな問題を投げかけている。
 そうこうしているうちに、被災地3県海岸沿いのどこの自治体でも人口が1割以上減少している問題は気にかかる。福島県の実情は理解していたつもりだが、三陸の山田町や女川町では20%程度減少したという。
 復興への動きが見えにくかったことから、故郷を離れる決心をした人が少なくないらしい。

 今朝、新聞の番組表を久しぶりに見た。どれほど大震災関連の番組があるか、あくまでも前日の3.11と比べてどうかと思ってのこと。
 朝は前日の状況をニュースとしてして伝えるワイド以外はなし。午後はいつものことだが原発問題で昼のワイドが二つ。夜ゴールデンタイムはと探すと「クローズアップ現代」が進まぬ住宅再建を特集しているのが唯一。私の目に間違いなければではあるが・・・少しさびしくはないだろうか。

 今はネットが普及しているから、ありとあらゆる詳細情報にアクセスすることは可能だが、高齢者はすべてがそうかというとかならずしもそうではない。
どこぞの局で、特定の曜日、時間帯に常に被災地情報を伝える番組があってもいいんじゃないか、たとえば被災地復興チャンネルといったものがあってもいいんではないかと思うのは私だけ? パソコンはまだまだテレビにはかなわないはずだから。 
 ゴールデンタイムはタレントが遊びながら稼ぐ?といったイメージの番組オンパレードといった様子。スポンサーあっての民放にはなかなか望めないことだが、Eテレなら可能かもしれない。
 などと勝手な妄想をしている自分がいる。おかしな感覚か?
 さて、今日も常任委員会だ。出かけるとするか。小春日和という言葉、なんとなく暗いイメージから抜け出す勢いのようなものを与えてくれる気がする。
そういえば、啓蟄の日はすでに過ぎているのだから。