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No.2383 前号続編!

2013.10.16

 前号を書いてからまだ正味1日も経過していないのですが、かなりの反響があったようです。
 良くも悪くも、枝久保がこんなことブログに書いてるぞ!ということだと思います。いずれにしても、アクセスが増えるというのはブログ冥利につきるというものです。

 今日、産経新聞朝刊は、河野談話を発表する前段階として行われた慰安婦への聞き取り調査がずさんだったとの内容を、その貴重な資料にもとづくものとして報道していました。
 韓国との友好を深めるためにはという主旨で、韓国側の思考に照らして従軍慰安婦に関して日本側に問題があったとの謝罪表明をした河野談話事件。これが、決定的な事実もないままに外交上の観点から、相手側にお土産的にもたらされたというのが事の真実だったというのです。
ファイル 326-1.jpg 河野談話の内実は無理やり導き出された外交対応だったことが判明したのです。産経新聞は、これに先立ち河野氏にインタビューを求めたものの彼は応じなかったようです。
 当時、この慰安婦問題を取り扱った朝日新聞の記事は捏造であったことが今や広く知れ渡るところとなっていますが、この問題も前号の教科書問題に密接にリンクしている話です。

 
 今日、届いたメールにユニークなものがありました。
「政治が教育に中立でなければならないというけれど、何をどうすれば中立なんでしょうか? 口を出さないことが中立だとは思えないのですが、もしも、口を出すなということでしたら、それこそが言論の自由に反するのではないですか? 政治家に口を開くな、閉ざせと言わんばかりの中立を求めるご意見が政治家から出たとすると、その政治家は即刻辞めてほしいです」なるほど、そういうご意見も・・・少し手厳しいい感じですが。
もうひとつ・・・「昔よく、スポーツに政治が介入すべきではないということがあったと思いますが、サッカー場に他国を糾弾する垂れ幕を垂らすのは、立派にスポーツの場を利用しているのではないですか? それとオリンピック招致活動の最後の場面で、どの国も政治家が来ていましたよね。日本では安倍総理がもっとも目立っていたし、彼の発言が成否に影響したと思うのですが、これって政治とスポーツが分離していることになるのですか? オリンピックで経済効果○○○円というのも政治に関係のない話だとは思えないのですが、まったく矛盾だらけです」

 まさに言い得て妙ですな。万が一でも「政治は医療に口を出すべきではない」などとなったらどう思います? おかしなことになりますよね。
 政治家が、いわゆる族政治家としてパフォーマンスや利権の場にありとあらゆる場を利用することが多いことがわかって、今や尊敬の念を持たれる職業ではなくなったことも原因だと思います。
しかし、事あるたびに、美辞麗句、綺麗な言葉の言い回しにともなう美名が踊り、そこから政治が逃げているようでは日本再生などできるはずがないと思うのですが、いかがなものでしょうか。