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No.3623 不思議なチラシ

2022.10.27

 寒くなりましたねー。つい最近まで半袖短パンで過ごしていたのに、体感は既に冬を感じさせ、街ではダウンを着用している人も。
 近年は春が2か月、秋が1ヵ月、夏が5カ月、冬が4カ月という春夏秋冬の割合、もしくはもう秋は無いのかもしれないと感じるほどです。衣料品の入れ替えに忙しいことこの上なし。加えてメダカの冬越し準備など昼夜の気温差が激しいので、手遅れにならないための作業に大わらわです。

 さて、30日は市民まつりが新設公園の県営権現堂第二公園で開催されます。いつもですと案内チラシが配布されている頃ですが、今年はまだ見ていないと、家内が参加しているクラブコミュニティーの場で今日話題になったそうです。
 帰宅後、ネットで幸手市民まつりで探したところ、3種類のチラシがあるねと言うので、確認したところ、いささか首をひねる内容のチラシが・・・。

ファイル 1550-2.jpg このチラシ、右上と左下部にある主催者名は幸手市でも幸手市商工会でもありません。また、松実高等学園という幸手にはなじみの無い学校名が共催者となっています。街の最大のイベントに街に無い、しかも学校が共催するということがあるでしょうか。そこにある学校らしき写真は私の記憶では吉田幼稚園のように見えるのです。
 さらに不思議なのは、最下段のグリーンに白文字抜きの部分です。プロジェクト協賛という名目で、いくつかの会社名、個人名が記載されています。この中には3年前の市長選に立候補した方の個人名が見られます。

 主催の幸手市子ども会育成連絡協議会は、かなり以前から権現堂川小学校地区が中心となって、というかほぼその地区でしか活動していなかった会で、しかも「幸手市かるた大会」などをはじめ活動にご尽力されたI氏が数年前に亡くなられてから休眠状態が続いていたと聞いていました。
 何はともあれ、市民まつりの主催が子ども連であるはずがないのです。
 市民が勘違いするような、こんな出鱈目なチラシは行政として認めたのかどうかですが、主催は明らかに違うわけですから、許可など出すわけもありません。
 よくよく見れば、「ストリートステージ」に関わることだと言うのかもしれませんが、それにしても他の意図があるかのように感じるのは私だけではないでしょう。このチラシがどういった事情で作られ、どこに配布されているのか、市役所及び幸手市商工会は確認すべきだと思います。発行責任者名が無いのも考えものです。記載されている主催団体である権現堂川子ども連の責任者に事情を確認する必要もあると思います。I氏の後任が誰なのか私も聞いた覚えがありません。
 来年は統一地方選挙年です。それを意識した意図があるかどうかはわかりませんが、訳のわからない、こうしたチラシが作られるようでは街の健全化そのものが疑われます。

No.3620 ソビエト社会主義共和国連邦

2022.10.18

 先週は13、14の2日間「全国都市問題会議」という全国市長会主催による恒例の研修会に参加してきました。してきましたという表現は、会場が長崎という遠方のイメージがそうさせるからでしょうか。この研修イベントは、今回で84回目という古くから行われている研修イベントですが、コロナの関係で3年ぶりの開催となったものです。毎回、テーマを絞って行われますが、前回の鹿児島県霧島市では防災問題でしたが、今回は「個性を生かして選ばれるまちづくり~何度も訪れたい場所になるために~」というテーマでした。その内容については次回にと言うことにさせていただき、まったく別の観点で感じたことをストレートに書いてみたいと思います。
 
 この研修会では、主催都市の進めもあり会場都市の名所をいくつか訪れるのですが、歴史と伝統という点であふれるほどの名所旧跡を有する長崎ですので若干迷った結果、祈念祈念公園を訪れた際のことを・・・。研修テーマは別にして、このことが最も印象深く、心に残っています。
ファイル 1547-1.jpg 私事で恐縮ですが、1973年に新婚旅行で訪れて以来49年ぶりのことでしたが、当時は無かった彫像を眺めた際の感想です。写真でご説明しないとご理解いただけないと思いますので、いくつか添付しました。
 平和の祈り像を正面に見て公園内は世界各国から贈られた記念像が配置されています。その中の一つに写真のものがありました。

ファイル 1547-2.jpg ソビエト社会主義共和国連邦と刻まれています。寄贈は1985年とありますので、ソビエト崩壊の6年前ということになります。下部には左にロシア語、右に日本語で贈呈のコンセプトが示されています。これを読んだ瞬間、ロシアによるウクライナ侵攻という現実回避の実情に言いようのない慟哭に近い感情が湧いたのです。
 更に、子どもを抱く母の像をに目をやってこれもまたため息の出るような思いになったのです。母の身体に赤く変色した部分が見られます。まるで血塗られたかのように・・・ロシアの現実がそうさせたのかと思わせるような。

ファイル 1547-3.jpg ある意図でそのような制作に当初からなっていたのか。それとも寄贈年から37年の間で劣化したのか。まさか、今回のロシアの暴挙で母子像に自然の変化が・・・いやいや、そんなことはないはず。いろいろ想像してしまう自分が。よくある話に、人形の眼から涙とか髪の毛が伸びていたとかといったことがありますからね。

 ともあれ、昨日のニュースではベラルーシに9,000人の兵士を送り込んで、再度、国境から100キロほどのキーウ攻撃を示唆する狂気プーチンを想うと、この祈念祈念公園に置いておくことがいいのかどうかと感じた次第です。当時と今は違うという考えもあるでしょうが、第二次大戦に関わる事象は禍根・遺恨として外交関係にいまだに残る部分がありますし、ロシアとの関係では北方領土問題など未解決の問題もあるわけです。
ファイル 1547-4.jpg そして私が感じる最大の点は、この平和記念公園は長崎が原爆被災を受けたことを後世に残す意味で造園された公園で、まさに核の戦争使用を諫める目的を持った公園です。その公園にあるソビエト社会主義共和国連邦が未来永劫の平和を祈り捧げる主旨で寄贈した像を見て、現実は、人の命を尊ぶことなく、核の使用すらほのめかす現状ロシアは公園のコンセプトに違和感を与えていると感じるのです。
 ましてや、連邦という国名の中には、バルト3国や当のウクライナまで含んでいるわけですから、気持ちの上でしっくりこないのも事実です。過去を示すものでしかないと理解するしかありません。

 寄贈当時と今とを一緒にする必要はないというご意見もあるかとは思いますが、個人的には撤去されても仕方がないと思いますし、ましてや実際に核使用が現実のものとなったあかつきには間違いなく、この像は平和記念公園にふさわしいとは思えません。
 平和の像が掲げる両手。右の指は原爆が落とされた上空を指し、左の指は原爆落下地点を指しているという説明を読んで、この思いが尚更のものになった次第です。

No.3616 教科書問題

2022.10.04

 お隣五霞町で教科書選定に関わるコンプライアンス問題が発生した。単純な話で、自社の教科書を採択してもらおうと行政関係者を接待したというのだ。
 長年にわたり慣例化していたことだが、21世紀に入る直前あたりで、教科書協会が自主的に採択関係者への接待や金品提供を一切禁止にしたそうだ。しかし、今回の事件をきっかけに、このような営業活動が継続して行われていたものとの推測が出ている。いや、それはおそらく間違いないものと考えるべきかもしれない。

 教科書も様々で、なかでも歴史公民の教科書は、自虐史的かどうかの観点から自治体教育委員会の悩ましい対象となっている。石垣市が育鵬社版を継続して採択しているのが話題になったのはほんの数年前のことである。というのは、育鵬社版の採択にあたっては、いろいろな批判、抗議の電話等、尋常ではない反対活動が繰り広げられていたからである。従軍慰安婦問題や南京大虐殺に関する記述が史実だと主張する側からの抗議活動であり、当時の文科省ではその主張に添った対応をしていたようだ。かのキャバクラ調査事件で事務次官職を退任した前川喜平氏がその先頭に立っていた頃のことである。
 そういえば、五霞町を選挙区とする衆議院議員は永岡桂子氏であるが、この永岡氏が現在の文部科学大臣というのも奇縁な話である。

No.3614 国葬に涙して

2022.09.28

ファイル 1541-1.jpg 朝晩めっきり涼しくなってきました。幸手八景に選ばれている香日向中央通り7時20分。目立つゴミを拾おうと向かい側に行くとギンナンがあちこちに。暑かった夏もようやく終わるよーとイチョウが言っているような・・・。
 この夏の私の記憶は、記録的な暑さと、その中で行われた参議院選での安倍さん凶弾に逝くでした。

ファイル 1541-2.jpg 昨日は夫婦共々、家で直立し、黙祷するなどしてじっくり国葬に向いました。菅さんの弔辞では感無量になりましたが、二人の完璧なまでのきずなを理解するにつけ尚更無念の思いが募ります。
 いくつかの写真を添付させていただきます。

❶インドのモディ首相が国営機で到着した際のもの
 ファイル 1541-3.jpg会場内献花でしばらく安倍さんの遺影を見つめる首相の姿が印象的でした。
 これは安倍さんの外交成果という見方ではなく、人として最低限の死者への対応だと感じるのです。

❷仙台で行われた国葬反対デモ
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共産党とれいわのノボリが見られ、デモの煽動者がわかる光景です。300人と報道されていますが、反対デモの参加人数が実際より大幅に膨らませた数になっているのが通常です。東京の15,000人というのもマユにツバでしょう。反国マスコミは主催者発表の数しか伝えませんが、反対が賛成を超えていると意図的に報道した以上真実の数を伝えたくないのでしょう。
 私たちは、捏造当たり前になっているメディア報道を真実と正義の眼でしっかりと見極めなければいけないと感じた写真です。

❸安倍総理を的にした射的ゲーム。蛮行と言うべきか愚行というべきか!
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これはもはや人間のすることではありません。本当に日本人がやっているのかと疑問に思うのは、日本人であるはずがないという信じる気持ちがさせるのです。このツィート発信者と現場の若者は日本人ではないと信じたい!

 献花に並んだ人は4時間に及ぶ時間を静かに移動していたそうです。
 私も、2週間ほど前にデジタル献花を捧げましたが、その時150,000くらいだったかと思いますが、国葬時点で400,000に膨らんでいました。
 反国マスコミが伝える数字や、志位さんが6割の国民が反対しているというお得意のフレーズが、いかに平民を欺くものであるかがわかります。

 安倍晋三元総理、どうぞ安らかに!

No.3613 静かなる弔意を+α

2022.09.27

 いよいよ安倍元総理の国葬が今日執り行われることに。
 当初、国会議事堂前から武道館に出向き、静かに手を合わせたいと考えていましたが、狂気とも思える反対運動があるということなので、自宅で安倍さんへの敬意と感謝の想いを捧げることにしました。

 
 ツィッターでは「鳴り物を持参のうえ、〇〇に集まりましょう」といった一般投稿があります。お祭り騒ぎで厳かな葬儀の邪魔をしたいのでしょう。
 共産党の志位委員長は、事件当初「政治的立場は異にしても、ともに国政に携わってきたものとして、亡くなった方には礼儀を尽くすのが我が党の立場だ」と発言していました。ところが、彼が今から5時間ほど前にツイートした内容は、「国葬反対9.27国会正門前大行動。私も参加します。たたかいはこれからです! 明日を新たなスタートに!」と投稿しています。
 これが亡くなった方に礼儀を尽くす行為だろうか! 安倍さんの死を政局の材料にし、たたかいはこれからで9.27を新たなスタートにしようというのです。たたかいを漢字にしなかったのは文字イメージを考えたのでしょう。

 私は今の国葬反対狂騒交響曲を聞くにつけ、見るにつけ、安倍さんがそれだけの大政治家だったのだと感じています。政権転覆が仕事と言えば仕事の野党ですから、立憲民主党のように体制変わって体質改革かと思いきや、結局は批判ありきの対決姿勢の継続としか感じさせない党もあります。
 しかし、それ以上に、共産党は他の党とはまったく異なる主義に基づく不変の極論言動が多い党です。党員一人一人は違うんだろうと思わないではありませんが、洗脳とまではいかないもののどこかで思想統括もしくは思想蹂躙されているのだろうかと感じます。日本共産党設立100年ということですが、そのうち志位さんは20年もの長い間、委員長として反体制政治のトップにいます。なぜなのか。私の頭ではどうにも理解できないのです。

ファイル 1540-1.jpg 今、朝の6:50で深夜に書いたブログの付け足しですが、昨日26日の富山新聞社説「時鐘」を確認できましたのでご紹介します。地方新聞は情報受信系列という観点で共同通信、朝日、毎日の流れに乗っている社が多いと聞きますが、こうした社説を掲げる社もあるのです。これが正論にあらずして何が正論かです。
 全国12か所と聞き及びますが、国葬当日に安倍総理襲撃犯人の映画を上映するそうです。ここまで日本人の心がすさんでしまったかと感じますが、鹿児島では上映中止が決まったそうです。愛知トリエンナーレのように、また表現の自由騒動につながりそうですが、何も国葬当日に合わせる必要があるでしょうか! 時間的経過を踏まえれば、脚本や撮影、編集にかなりのスピードをかけてわざわざ国葬当日に合わせたということでしょう。
 これも、現代日本において健やかな心の安寧と健康が損なわれているという現実なのでしょうか。富山新聞さん、ありがとう!

No.3612 卑劣な国葬反対派

2022.09.23

 いったいこの国はどうしたと言うのか!
 悲しくもあり、おぞましいメールが全国の市町村に届けられているようです。その中身とは・・・

「9月27日に開催される安倍元総理の国葬を中止しない場合、小中学校から濃硫酸等を盗み、日本武道館に撒く。また、全国の子どもを誘拐し、爆弾を仕掛ける。更に、市役所等公共施設に毒ガスを撒く」
 という内容です。幸手市教育委員会からの万全の注意を!という通達が出されました。

 反対運動の多くは、著名な憲法学者、芸能人、コメンテーター、それに野党議員の極左思想の持ち主による言動を中心に、左派メディアが国民煽動運動を行っているというのが実態です。訴訟や監査請求といった過激反対運動を首謀する弁護士が多いのはなぜかと不思議な感じです。
 そうしたことにより、影響を受けた国民が増えているという実情は認識するところですが、メディアは都合のいい反対数増加を声高に伝えています。
 野田元総理が人生観として国葬には出席すると発言していますが、日本人の心を持っているということではないでしょうか。もっとも、自民党の中にも村上誠一郎のように安倍さんを国賊だとまでいい放つ議員もいるにはいます。党として黙認すべき言葉ではありません。死者に向ける言葉ではないでしょう。47人の知事で欠席を表明しているのは静岡と沖縄の知事だけだといいます。

 ともあれ、現実は他の先進諸外国に比して政権転覆を画策するメディア主導の左派運動が多いと理解せざるを得ませんが、上記の脅迫メールまでに及ぶようだと、前号で書いた健やかな心などあったものではありません。とくに送信する側にはそんなものはないということでしかありません。
 結局、この脅迫メールは力づくでも国葬をやめさせたい思考そのものです。現代の思想の風潮に、左派思想家に限って民主主義を標榜しますが、もとよりマルクスレーニン思想にも中国共産党思想にも民主主義が介在してはいないわけですから、現代日本の思想形態は民主主義を左派思想集団が都合よく利用していると考えるべきでしょう。
 そもそも左派全体主義国家に民主主義の最たる活動とされる選挙という制度はありません。あったにしても形だけの選挙で、独裁者の有利な結果が出るようなものであり、民主主義制度下による真実の情報が流されることはない情報不拡散というのが独裁全体主義国家の実態でしょう。

 つい最近、私が住む地域でも心無い脅迫文が特定のご家庭に投げ込まれた事件がありました。真実を確かめもせず、どうしてこんなおどろおどろした文章が書けるのだろうかと思う内容です。この種にありがちな匿名文です。投げ込まれたご家庭は、つい最近ご主人を亡くされた独り住まいの奥様で、震えるほどの怖さから警察に出向いたそうです。同じ地域に住む言わば地域のお仲間にするべきことかと思いますが、おそらく正義感が行き過ぎたゆえのことだと思うのですが、常軌を逸した考えもつかない言葉の羅列には驚きます。
 所轄警察の話では被害届が出されれば、調査対象になる脅迫内容とのことですが、昨今の市井のエキセントリックで過激な言動に接するにつけ、子どもたちの未来を憂うことが多くなるばかりです。そこに無縁ではありませんから。
 現代の大人の中に、なぜこれほどまでにとんがった言動をする人が多くなってしまったのだろうか! 田舎には結という地域の繋がりがありますが、各地から集まった新興住宅地では高齢化が進むにつれて丸くなるどころか感情昂る方が姿を現すのでしょうか。リタイアモンスターという言葉が一時流行しましたが、その実態はごくごく少ない数だと思うのですが現存しているということでしょうか?

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