記事一覧

No.2718 諸事象雑感・・・いろいろありすぎです

2016.02.26

アイコン

 昨日は幸手市議会をネット視聴した。
 前日の中村、松田の両盟友議員の街づくりへの情熱が感じられる質問も良かったが、この日の巻島議員の切実かつ純粋に訴える発言もハートに響くものがあった。
 また、武藤議員の特別委員会に関わる指定管理者問題への質問も、なかなか興味を駆り立てられる内容であった。ベテラン議員らしい十分練られた質問に、執行部が答弁につまる場面もあって、議会のチェック機能と緊張感が伝わってきた。
 やはり、一問一答形式は議会の理にかなっていると思う。県議会でも関連質問として何が飛び出すかわからない質疑応答形式を、時間制限を設けて実行するとより緊張感が出ること間違いないと思う。現状は正直言って形式的な一面は拭えないが、この形式だと議員も職員も能力と啓発が求められることになる。
 今は、どの議会も録画が数日後にリリースされるので、お聞きになられてはどうでしょうか。

 さて、世間では本当に日々何かが起こっている。そこに新鮮さを感じるか、辟易とするかは個々に違うとは思うが、暗いニュースは御免被るという点においては共通だろうと思う。梅田の暴走自動車にはぞっとなった。しかしそこに病気が・・となると、また違った意味で空恐ろしいのだが。
 ざっと思いつくままランダムに・・・

◆日本の超一流企業「シャープ」が台湾の企業に身売り
 これは、今でこそほぼ対等な経済環境が構築されているようではあるが、まさかそこまでという感覚で捉えている方が一般的ではなかろうか。対中韓台との比較において30~40年前には考えられなかった出来事というのが正直な感想である。
 これらの近隣諸国は、日本の製品を分解解体して模造品を造るなど、日本に追いつけ追い越せ!の時代を長く経過してきたのだ。隔世の感がある。

◆米大統領選で政治素人のトランプ氏が3連続勝利。
 共和党の若手二人は、どちらも退散する気配はない。世界はアメリカで成り立っていると言いそうなトランプが勝つと世界の破壊政治が実現してしまうのか?
 かたや民主党は超リベラル、日本で言えば社民党的なサンダース氏が躍進。トランプ、サンダース・・・どちらが大統領になっても、世界及び日本にとって功罪どちらが多いかを考えると、罪のほが多いように思えてならない。
 アメリカの有権者構図も変わりつつあるし、サンダース氏への隠れたロビー活動を中国が支援画策しているという話もあって、これからの半年というものまだまだ予断を許さない状況が続く。

◆中国がスプラトリー諸島を軍事拠点化で緊張走る
 中国がレーダー施設を設営したことで、米国防総省にもにわかに緊張感が走っている。平気で首脳会談での約束事を違える中国ならでは。北朝鮮への弱腰とも感じる対応も、いざという時、北朝鮮は中国にとって統一行動をとる国としての関係を構築しておきたいとの見方が最有力。その「いざという時」とはいったいいかなる時を指すのか。

 
◆民主・維新新党名で合流
 中国が尖閣への突然の上陸作戦を描いていると囁かれる中、野党5党は「安全法制廃止法案」を共同で提出した。政権奪取のための選挙対策で国防路線を踏み外す方向に舵を切った。共同通信の最新アンケートで平和安全法制の必要性を指摘する声48%強、反対する声37%強となっており、タイミングの悪さと未熟さをまたも露見。だいたい、維新の松野代表は民主党から除名された議員である。それが新党結束後は、また役員待遇を得るることになる。どこかおかしい。

◆21日に行われた高校生たちによる反安倍政権デモで、随行していた街宣車の所有者が日本共産党だったことが判明。車の周囲をいかにそれらしく仕立てても、ナンバーだけは隠しようがなかったというわけ。このデモに対して共産党が街宣車以外にも側面援助していたのではないかと巷間推測されている。
 主権者教育ならぬイデオロギー偏向教育が、すでに特定的に深く潜行実施されているからこそ、この高校生デモが発生しているということかもしれない。

◆大阪市で生活保護費の不正受給が発覚
 風俗営業の実質的オーナーである韓国籍の女性「白順子」43歳が、生活保護費数百万円の不正受給で再逮捕。こうした事件が起こるたびに感じることだが、これは「氷山の一角」でしかないことは論を待たない。
 片山さつき議員が、この問題を国会で常に指摘し改善を求めているが、各自治体が強い姿勢を見せない限りなかなか解決し得ない問題である。

◆大田市でまた我が子虐待
 先日は、3歳の男の子にガン付けられたと言って死に至る暴行を繰り返した20歳の若者がいた。こ・い・つは人生悔いはないとうそぶいたという。
 昨日は、群馬県大田市で5歳の我が子に「なめた口をきかれた」と言って刃物で傷つけたという。一体全体、世の中はどうなってしまったのやら。
 ごく一部のことと思いたいが、それにしても人間として、親として感覚が劣悪すぎはしないか! この手のニュースが無くなってほしいと切に願うが、逆に多発しすぎる感がして、たまらなく心が痛む。

◆朝鮮学校が補助金ピンハネ
 神奈川県が朝鮮学校に通う児童に支給した補助金を、学校自体が保護者に寄付として納付するよう求めていた事件。断ると執拗に要求し、場合によっては「子どもが村八分になるかもしれない」との理論で納付をせまったという。
裏に朝鮮総連があると言われる朝鮮学校、こうして日本の税金が核をちらつかせる北朝鮮にロンダリングされている可能性を思うと、日本的人道・博愛・福祉の精神が仇になっていると感じられてならない。
 各県議会でも、常にこの補助金問題が話題となる。確かに、子どものことを考えるとだが・・・・日本人のお人好しの最たる面がここに見られるのかもしれない。

◆昨年10月1日実施の国勢調査速報
 大正9年の初調査以来初の人口減少となった。1億2711万人で前回より947,000人減った。減少率は0.7%で、死亡という自然減が最大の要因と分析されている。世界比較でみると、人口上位20ヵ国で減少したのは日本だけという。さて、どうしたものか。この項、埼玉県の詳細に関連して後日また。
 

No.2715 定例議会始まる=傍聴のススメ

2016.02.23

アイコン

 昨日は、多くの方々からの誕生日メッセージありがとうございました。

 さて、いよいよどこの街でも新年度予算案審議を中心とする定例議会が始まります。県議会は19日から、そして杉戸町でもすでに、幸手市では昨日が開会日でした。今日から一般質問が始まりますが、市の財政状況と渡辺市長の答弁スタイルに注目せよとの思い?で議会傍聴をススメる広報カーも市内を走っているようです。
 私としては、すでにわかりきっている部分は置いとくとしても、やはり現在の幸手市における財政感覚というものに大いなる関心はあります。そういう意味において、傍聴もしたいと思っていますが、できる限りということにはなってしまいます。明日の二日目は行けそうです。
 

この広報カーについて、私が関係しているのかというお問い合わせがありますが、それはありません。
「幸手創生会」と名乗ってられるので、おそらく昨秋の市長選で木村候補を支援されて、チラシ発行や選挙戦略面などで支えておられた方々が組織的に継続されて活動されているものと思われます。

 時は18歳選挙権が実施されることでもあり、ワイドな意味合いで、まずは身近な政治から興味を持とうと啓蒙することはいいことではないかと感じています。

 私は、とくに30~50歳くらいまでの市民群像が、議会傍聴に積極的になってくれればいいがなあと常々感じています。これは幸手市に限らずの話です。まずは、自らが1票を投じた相手の活動ぶりを確認するのは必要なことだと思いますがいかがなものでしょうか。
 
 話は変わりますが、野々村元県議詐欺号泣事件の裁判には傍聴券を求めて多くの人が殺到しています。その気持ちはわからないではありませんが、たいした大物でもない、性悪かつ小悪な三文芝居を見せる被告人が、泣くかわめくか、記憶にありませんと言い連ねる裁判に、あえて出かけなくとも、その成り行きと結果はメディアが伝えてくれるでしょうし、わざわざ足を運ぶ価値があまり私には感じられません。

 そもそも、野々村という人物にはもはや興味を惹かれる部分が無くなっていると言ってもいいくらいです。ただただ、人として議会人として、反面教師ということだけははっきりしているのです。
 比較すべき対象ではないかもしれませんが、政治現場より裁判現場に人が殺到するのは今更のことではありませんが、野次馬精神を満たしてくれるということなのでしょうか。
 

 私自身、チラシやブログで議会傍聴の薦めを、12年以上前からずっと言い続けておりましたし、実際、場面場面で傍聴席が満杯になることもありました。その当時とはまた違った意味で、幸手市の現状と未来に市民がより関心をもつべきではないかと思いますので、その気運が盛り上がることについては大いに喜ばしいことだと確信しています。 

No.2714 幾つになっても有難いものです^:^

2016.02.22

アイコン

 今、日付が変わってしまいましたが、昨22日は私目の誕生日でありました。
フェイスブックでたくさんの方からお祝いのメッセージをいただきました。あらためて皆様に御礼申し上げたいと思います。
 これが自分でも不思議なんですが、いつも以上に嬉しいーといった感じになっています。理由はわかりませんがなんとなく・・・。

 FBにも書いたのですが、たまたま今年が66歳という年にあたったもので、22266というフルハウスの数字合わせになっているんですね。
 で、私の母が平成22年7月7日に天国に召されたのですが、御歳88歳でした。つまり、227788というスリーペアというわけです。
 

 私の222は生涯変わらない数字ですから偶然性という観点では、母が勝っているなあと妙なところで母を偲んでいます。

 そして、これも奇妙なのですが、母の亡くなった歳から今回の私のバースデー歳を引くと、残る数字が22なんです。どういうことなのか・・・意味があるとかないとかではなく、数字とは面白いものだなあとただただ・・・私は数学が大の苦手だったんですがね@:@ 

No.2706 どの人にも尊厳ある仕事を

2016.02.03

アイコン

 このタイトルに関することを書こうと思って画面に向かったはずなのに、清原逮捕に怒りが治まらず順序が逆になってしまった。

ファイル 611-1.jpg 昨日、幸手市にある障がい者支援施設様の紹介で、宮代にある「あかりワークス国納」という施設を訪問させていただいた。
 この施設は、特定非営利活動法人あかりが運営する事業所の一つで、次のような事業を行っている。

1.就労継続A型支援・・・・お菓子の袋詰め、オリジナル贈答品の制作
2.自立訓練・生活訓練・・・箱折り、箱のノリ貼り、ガラス・木工などアクセサリーの金具付など

 2年前に完成した清潔感あふれる施設内の二つの作業室では、計10名強の通いの障がい者が上記の作業をしていた。たとえば、お菓子の袋詰めを始めた頃は、日に200~500といった程度だったが、今では10,000という数を日々こなしているという。シーラーという接着用機材も使いこなしながら、黙々と作業している。箱に並べる作業も手馴れたものでかつ丁寧だ。
 隣では、箱の糊付けをおそらく健常者がやっても変わらないスピードで次々と仕上げている。そのすべてが立ち作業で、納期が間に合わない時は、休日出勤もあるという。そう、彼らは立派な給料取りなのだ。

 前々号でも書いたが、障がい児たちは気持ちが落ち着かず、集中力や持続性に欠ける面があるので、気持ちが萎えないように施設職員の皆さんが、知恵を絞りいろいろな工夫をしているという。とは言え、ここまで支援の成果が確実に上がっているということに目を奪われた。
 毎日の達成目標は個々に掲げるそうで、それが白版に書かれている。日記もあって、毎日の感想が丁寧に書かれている。意欲についての書き込みが素晴らしい。
 通所期間は2年間。満了を持って卒業という規則となっており、その後の一般社会への就労を目指して自分たちの可能性を高めているのだ。年齢は18歳から20代後半まで。

 「どの人にも尊厳ある仕事を」
「彼らはできる人、わかる人」

<あかりワークス運営理念>
 障がいを持っていても大人として自立して、生活していくことを目標にしています。やりがいのある仕事に就き、給与を得ることで、自分に自信を持ち、大人として自他ともに認められる存在として生きていくことを実現します。仕事が人を成長させることを信じて活動する就労施設です。

 こうした分野への政治の関わりが、より深まる新時代が来ていると強く感じた視察となった。  

No.2704 2つの行事で感じた行政の実情

2016.02.01

アイコン

 昨日曜日は2つの行事に招かれたが、どちらもとても有意義な内容であった。
 午前中は、障害児を持つ七つのご家庭が集まって、言わば子どもと遊ぼう元気イベントといった感じの活動の場にお邪魔させていただいた。

ファイル 609-1.mov
 前半は、竹を使って打楽器を手作りするコーナー。手馴れた指導者の方々に見守られながら、工作機械や小道具を使って、竹を切る、穴をあける、鈴をつけるといった作業を子供たちが熱心に、それこそ一心不乱に作業していく。
 一風変わった打楽器がいくつも完成していく。これが驚いたことに、遊び道具をはるかに超えた本格的な音色を出すものがいくつもあるのだ。ノコギリを持ってくるようにと言われていたので、私も持参ノコギリを駆使?して挑戦したが、残念ながら満足のいくものは出来なかった。工作はどうも苦手だ(笑)

 後半は、それら手製楽器を自由に使いながら、音楽に合わせ、踊り回るコーナー。歌、ピアノ、フォルクローレなどの皆さんたちが手作りコーナーからお手伝いをされていたが、子供たちが最高に明るい笑顔で、一生懸命歌い踊る姿にこちらが元気づけられる。
 歌の先生によると、こうした小さなお祭りといった感覚が、気持ちが塞ぎやすい彼らにとって、大変意義のあることなんですと言う。精神的に常に安定しているわけではないので、ひとつのことにチャレンジさせて集中力を養うことが明るい気持ちの醸成につながるんですと・・・。
 確かに、幸手市にある同様の施設でも、訪れるたびにそうしたことを感じる。
 

 それにしても、法人化された施設と違って、単なる家庭の集合体で実践しているというのは並大抵のことではないはずだ。自分に何か出来るだろうか?
 ある親御さんから次のような話を聞いた。役所に各種用件で出向く際、冷たい応対や話しているうちに眠ってしまう職員などがいて、行政の真剣味の欠如や職務のたるみを頻繁に感じるという指摘だった。

 すでに昨夜のことになるが、新たな社会問題をNHKが報じていた。それは、若いママさんたちの育児不安からくる孤独感といったものであったが、これが日本特有のものだというのが新鮮な驚きだった。そして、これによる精神的苦痛を解消するのに医者通いをし、処方箋まで受けていることにさらに驚いた。詳細は省くが、これは健常な我が子を持つママの話である。であれば、障害児を持ったママの悩みや子育ての奮闘ぶりとは、いったいどういったものかと想像するが、想像を絶することが多々あることは間違いない。
 若いママさん、頑張れ!・・・だ。

 さて、午後の行事は幸手市に戻って、中村孝子議員の市政報告会。気持ちの良い陽射しを浴びる目的で足を使って現地へいざ! と言っても30分ちょっとで行ける距離なので胸を張れるようなことではない。
 会場は熱気であふれていた。4期目となる中村議員の落ち着いた報告と質問に対する丁寧な説明にはいつも感心させられる。招かれた立場がどういうものかをふまえて、冒頭の挨拶以外は、なるべく出張らないように気を使っているのだが、それでもちょっとした場面で補佐する思いで言葉を入れる。良く知った顔が多いので、落ち着いて参加者の話に耳を傾けられる会といったところ。

 12月議会を傍聴された方が複数参加されていたこともあって、前述した行政の怠慢といった話がここでも出た。その方々が言うには、答弁者が通告された質問に対する事前作成原稿を読む(これは誰でも出来ると)まではいいと。ところが、その後に出てくる再質問になると突然答えられなくなり、助けを求めて後ろを振り向く回数が増える不甲斐なさに呆れたというのだ。
 出された言葉には刺激的なものも多くあった。それらは控えるものの、要は人事や業者選定などに疑問が多いということに集約されるようだ。 
 議会の権能がどのように働くか・・・中村議員の存在は貴重だと感じた報告会であった。

No.2703 久喜総合病院と新クリニック

2016.01.30

 ここのところ、各種分野で関心度の高い出来事がありすぎてどうしたものかと・・・。良いこともあれば怒りに震えることなど様々だ。

 実は、甘利大臣に関する件以上に心に痛く響く項目もあったのだが、やはり政治家の立場として政治と金の問題を抜きにしてはいけないという思いが優先した。
 
 さて、№2699投稿後に得た新たな情報は、おそらく当の久喜市ではすでに市民に広く周知されているものと思う。
 断っておかなければならないが、自分がこの病院問題に関心を持っているのは、もともとが幸手市にあった病院の久喜移転にあたり、政治を巻き込む形で大きな物議の対象となった経緯があるからだ。もちろん、今となっては第三者でしかないが、無関心でもいられないといったところ。

 実は、久喜総合病院の目と鼻の先、アリオの南側に、しらさきクリニック ハートセンターという循環器医療専門病院がオープンする。開院は4月1日。確か、久喜総合病院が新たにカマチグループという医療法人によって再スタートを切る日ではなかったかと思う。
 そして、この新病院の院長は白崎泰隆医学博士といい、御年41歳、新進気鋭の医師と言っていいだろうが、その経歴はすでに当地域になじみ深いものがある先生だ。

 と言うのも、2011年4月から久喜総合病院の循環器内科医長や第一診療部長を務められ、昨年5月から東埼玉病院に移り、循環器内科部長として地域医療に貢献されてきた方だからだ。現在でも、東埼玉病院に比重を置きながら、毎週水曜日は久喜総合病院、その他東鷲宮病院など5つの病院で診察日を持っている多忙な先生なのだ。
 考えてみれば、最終勤務病院に移って1年足らずでオーナー病院をオープンするということになる。であれば、かなり以前から、おそらく久喜総合病院勤務時から具体的な独立を考えていたものと思われる。

 4月開院予定であれば、すでにほぼ完成時期だろうと思い、一昨日その地へ出かけてみた。クリニックというイメージを上回る立派な建物が立ち上がっていた。ほぼ最終仕上げの段階だ。
 どうでもいいことかもしれないが、この白崎医師の進退が厚生連の身売りに何らかの関わりがあったのだろうか?
 この新情報、その新鮮度合いについては不明であることをお断りしておく。 

ページ移動