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No.3363 気持ゆったりで過ごしましょう!

2021.01.04

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 きずな№8を年始にお届けしたところ、多くの声をいただいております。有り難いことと先ずもって感謝申し上げます。今回の場合、いつもとは異なる声が多いようです。と言うのは、コロナを意識されているせいか今号の掲題がそれらを集約したものとなっているからです。
「あまり議員だと意識せず、のんびりやるのもいいと思います」
「議員という信念を持つのはいいが、身を削るほどの必要はありません」
「責任感を強くして身体を酷使することはありませんよ」
「コロナ禍の中で無理することはありません」
といった内容なのですが、私は日頃からそれほど気張ってるつもりはないのですが、真面目に真っすぐに信念揺るぐことなく程度の思考は持って議員活動しているつもりです。それは少なくとも投票してくださった方々への最低限の責任だと思ってのことです。ただ、それとは別に議員の金銭感覚、批判だらけの野党の実態、中国・ロシア・韓国・北朝鮮による唯我独尊外交術には常に腹を立てている日々だということはご承知おきください。
 ただ、そうは言いながらもこのコロナ禍の中で蜜を避けた自粛生活中心にあって、マスクをつけて活動して回るのもいかがなものかと、ついつい消極的になっていたのも事実です。
 そうしたところに、前述の声をいただいたことで、かなり気が楽になりました。そして、次のような川柳を届けてくれた方がいらっしゃって、気持がゆったり、ほっこりしたところです。いくつか紹介したいと思いますが、閑話休題のユーモア感覚でお読みいただければ幸いです。

「日帰りで 行ってみたいな 天国へ」
「延命は 不要と書いて 医者通い」
「3時間 待って病名 加齢です」
「起きたけど 寝るまでとくに 用は無し」
「誕生日 ロウソク吹いて 立ち眩み」
「留守電に ゆっくりしゃべれと 怒鳴る父」
「名前出ず あれこれそれで 用を足す」
「探し物 やっと見つけて また忘れ」

 いかがですか、顔が緩む感じの川柳ではありませんか。次のようなものも今回いただきました。「笑って免疫力アップ・・・18歳と81歳の違い」というもので、これは私も以前どこかで見たか、聴いたかした記憶があります。
「道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳」
「恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳」
「自分探しをするのが18歳、みんなが探すのが81歳」
「心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳」
「まだ何も知らないのが18歳、もう何も覚えてないのが81歳」
「偏差値が気になる18歳、血糖値が気になる81歳」

 さて、議員のくせに不謹慎だなどと思わないでください。人間は好奇心が旺盛の方が長生きすると言われます。しかし、このコロナ禍で行動力は発揮しずらく、家にいてテレビ、読書、音楽鑑賞といった日常的なものに加えて脳が活性化するためにもユーモアへの好奇心は欠かせません。私は基本的にユーモア大好き人間です。現実の社会にあって、笑いを友に気持ゆったり過ごすことは健康維持の面からも良好な影響をもたらすと確信しますがいかがなものでしょうか。
 最後に、肝心の「きずな№8」に関してご意見等いただければと思います。よろしくお願いいたします。

 

No.3356 最大の恩人の訃報

2020.12.16

 昨夜、遅めの時間にスマホが鳴った。名前を見て瞬時に胸が高鳴った。それは、先月下旬から体調を崩されて入院されていた地域の重鎮とも言うべき方のご子息からのものでした。
 95歳になられるその御仁は、平成15年、私が政治の世界に入る時、選挙のセの字も知らない素人集団の友人合議で後援会長はこの人しかいないと、即座に異論無く決定した方です。地域の祭り等でお付き合いは地域誕生当時からさせていただいた方ですが、後援会長となるとお引き受けいただけるだろうかと思いましたが、私でよろしいのでしたらと快くお引き受けいただいた。
 その後の多くは、3年前に先立たれた奥様共々支えていただいた温厚沈着冷静な方でした。読んで字のごとく後ろから援助するのが後援会だとして目立つ出番をやんわりと拒否し、多くは陰から支えていただいたのです。
 後援会の合議内容やスケジュールに異論を挟むことも無く、自己主張は皆無。合併問題で市会議員選挙に住民の関心が高まっていた時だったこともあり、枝久保を支える人たちはどういった人かというのも興味関心を引くところだった時期です。自宅のガレージを選挙事務所に構えましたが、それまでお付き合いの無い方が突然訪ねてこられ、後援会への入会を申し込まれていったのも一人や二人ではありません。Yさんが後援会長をなさっている候補者なら間違いないと思ってと言うのが理由でした。
 正に、人によって人の信頼評価が高まるという、自分にとってはこそばゆい話ですが、有り難くもあり嬉しくもありの状況となったのです。周囲から批判の声はただの一度も耳にしたことの無い方でしたからそれも当然だったと述懐できる話です。

 1989年だったかと思いますが、地域がニュータウンとして誕生した時の第一期入居者で、直後にシルバークラブを立ち上げて初代会長として長くご尽力されました。先月、入院されるまでお元気にパソコンクラブ、ビデオを鑑賞する会、茶話会などを先頭に立って切り盛りされてもいたのです。全体的に温厚さは感じても屈強には見えない方でしたが、実は精神的には強い芯をお持ちの方だったと思います。
 地域の記録を映像に残すことにも力を注がれ、それらの記録のいくつかは私に受け取ってもらいたいとおっしゃってくださいました。地区でソフトボールとテニスくらいしかお付き合いの無かった私ですが、政治家以前の段階から若干ながら地域発展の為に力を注いできたという一面を理解してくれていたものと思います。私の活動にも常に関心をお持ちで、最も新しいところでは、消防署問題でした。西分署が救急ステーションとして存続することになった際、私のブログだか市政報告をご覧になって電話をくれたのです。曰く「救急車が残るだけでも地域にとっては願ってもないことです。ありがとうございました」と。
 生涯忘れてはならない方。残念無念の極み・・・そんな恩人の死です。
 慎んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。
 なお、葬儀はプリエ幸手で執り行われます。

 <通 夜>19日午後6時  
 <告別式>20日午前9時

No.3354 土地は限りある国の財産

2020.12.10

 前号「土地が危ない!」へのご意見を多くいただいています。ここ数年で最も反響が多い感じです。ありがとうございます。
 領土問題に関わって考えれば、竹島の韓国による実効支配、ロシアによる北方領土(おそらく択捉島)への弾道ミサイル配備は確実に返還棚上げの道をたどっています。そして、尖閣です。日本的には考えられない図々しさを発揮する中国の覇権野望は、さほど遠くない尖閣侵略を意識させます。
 問題は日本政府ののんびりムードでしょうか。はっきり言って自民党二階派及び二階幹事長自身の媚中媚韓の歓迎感覚がなんともはや歯ぎしりするほどの感覚です。確かに、ホンダは昨年比の中国での新車販売が22%増、トヨタが16%増で、家電大手をはじめ多くの経団連企業は、サプライも消費も中国頼りといった情況です。国内でもインバウンドがたよりの小売り業界も多く、そのためかコロナ禍にあっても日本は訪日許可の対象国の制限が緩やかです。巷では、中国や韓国に入国制限をしないことも、今のコロナ感染者が増え続ける原因ではないかとの声が少なくありません。

 そうした状況下で、先日、太陽光発電事業で中国系企業による脱税事件が報道されました。やはり・・・といった感じでそのニュースに接したのはいうまでもありません。前号で紹介した太陽光発電用に土地を売ってくださいという新聞広告も地域の先行きに暗い影を投げかける広告ではないかと考えても考えすぎではないと思います。
 農家の経営事情は厳しいのは承知しています。しかし、農地を不明不遜な対象者に譲り渡すことはなんとしても避けていただきたいものです。手に余る土地であっても、今こそ引き継がれてきた限りある財産であるということを共通認識するべきではないかと思います。もちろん、未来のまちづくりに必要な土地利用は積極的であるべきですが、あくまでも売買双方ともに吟味が必要だと確信する次第です。
 土地の売買を巡っては、何かと問題を生じる場合が多いというのは古今東西言い古されてきたことです。狭い国土の日本、特に埋め立ても出来ない海の無い埼玉県は優良耕作地を多く抱えています。
世界の環境標語であるSDGsでは自然を守ろう、土地を守ろうという文言が見られます。細かく言えば農地を守ろうも世界の食糧事情からは大切なことのはずです。
 幸手市の未来を憂う質問をしてくれて有難いという声に、逆に有り難く思いますが、行政の迅速な対応が望まれるところです。国も県も遅すぎるというのが率直な感想です。
 さあ、今日は総務常任委員会の質疑です。そろそろ出かけませんと。

No.3347 ISS しっかり見えた!

2020.11.21

 今夕、午後5時40分頃のこと、タウンパトロールと称して行っている地域内防犯パトロールの実行中、話題の国際宇宙ステーション(ISS)を見ることができた。いや、この情報知ってはいましたが、この時点ですっかり忘れていたのです。幸いにもと言うべきか、パトロール中に通り沿いのお宅から男性がやおら走り出て、直後に女性が慌てた様子で男性を追いかけたので、いったい何があったのかとパトロール感覚でその先を追ったわけです。すると、男性が指を空に向け「あれだ!」と大きめの声を発するではありませんか。その瞬間、あっISSだとわかりました。皆で一斉にはるか上空を見上げると・・・いたのです。明るく光り、かすかにあの形だとわかるような物体が少し北、わかりやすく言いますと幸手から利根川の上空を見る感じと言ったらいいでしょうか。全体の大きさがサッカー場1面くらいだそうですが、かなりくっきりと電球色というか金色の光を発しながらけっこうな速さで北東に向かっていました。残念なことにスマホを持参してなかったので撮影できなかったのが悔やまれます。
地球から350キロほど離れた特殊な軌道を90分程度で一周するとのことですが、時速換算するととんでもないスピードになります。あの中に野口さんがいると思うと不思議な感覚になりますが、同時に野口さんが夢を運んでくれているとも感じます。
 明日は夕刻6時台になるようですが、見ることができるということです。それと、今は木星と土星が月の近くで仲良くしています。ISSを見た時間ですと南西の方向に見ることが出来ます。そこから左に転じると火星も。
 双眼鏡でも持って行ったら、土星の例の帯が見えると同時に国際宇宙ステーションの羽の形状までくっきりと視認できるかもわかりませんよ。私もわすれさえしなければ撮影目的で出かけてみようかと思います。

No.3339 学術者会議の問題点

2020.10.29

 学術者会議の任命拒否問題がまたまた政争の具に!!!
 どこまで尾を引くのか想像がつかない。なにしろ、反日メディアが政治的に煽る役割を担っているので、またか!といった様相に憤懣やるかた無しといったところである。
ファイル 1256-1.jpg 任命拒否にあった学者たちは、本当に学者かと感じさせる反論及び思考を展開している。6名とは添付の通りの方々で、どの方も国の補助金を使って国の為に学術研究に励んでいる方とは思えない。
 ことに、今回表面化した問題では同会議の元会長の発言録には、安倍政権、安倍さん個人への誹謗中傷の発言があり、それこそ学者の品位を感じさせない中身である。
 また、記者会見で立命館大学教授の松宮孝明教授が、菅総理を指してヒトラーと例えたが、ヒトラーに対する認識は本当に大学教授かと思わせる。自分が気に入らない相手に対する表現が、左派思想家は極端な例えに持ち込むことが多い。そういう自らが左派思想家であるという認識も自覚もないのかもしれない。なぜなら、習近平が情報を隠蔽しつつ行っているウィグル、内モンゴル、チベット各地での思想改革の上での人権無視の悪行こそが現代のヒトラーと呼称されても間違いとは思えない。その習近平中国に軍事研究等々への協力を進めている学者が何を言うか!ということではないだろうか。

 
 最近では、早大の岡田正則教授曰く「相手が軍備を持っているなら、日本も武器を持たなくてはいけないというのは時代遅れ」これに門田隆将氏は「武器ではなく自衛能力」
 このやりとりに、ネットは岡田教授への批判というか思考の浅はかさに驚きの声が広がっている。
 その他の方々も、安保関連法に反対する学者の会会員、特定秘密保護法反対、憲法改正反対、辺野古移設反対といった国防上で日本の地政学的見地をまったく考慮しようとしない論陣を張っている皆さんです。
 東京大学の村上教授が「学術者会議は共産党に支配されている」と発言。確かに共産党の批判はいつも以上に強烈なものがあります。
 タレントの黒沢年男さんは「バカな僕よりバカな学者がいる」と評しています。かたや政府を批判する群像と言えば、元新潟県知事の米山隆一氏、元文科事務次官の前川喜平氏、おどろおどろした反日批判を続ける法政大学教授の山口二郎氏などが筆頭クラスですから、およそその実態は理解できるというものです。別の話として、社民党の福島瑞穂議員が「日本はスイスを見習えばいい」と発言。それに対して「えっ、スイスには徴兵制もあるし、強力な戦闘機部隊も保有しているんですよ」と返され「えっ、そうなんですか」ですと。国防論のはき違えは岡田教授もしかりです。このゼミで学ぶ学生さんの未来志向はどうなるのでしょうか。
 菅総理の所信表明および、本会議質疑では総理に対して「独裁者」という野次が飛ぶ始末です。冷静に考えて菅総理を独裁者と感じている人がどれほどいるでしょうか。最近では、左翼運動とは別の新左翼運動なるものが、特に沖縄などで台頭しつつあるとも言われます。
 中国や韓国と話し合いですべてを決着すればいいと考えることの恐ろしというか危険性は保守だ右だということとは別にして、国民の共通認識であると確信しています。人と人の話し合いではないのです。

No.3335 コロナ対策の大敵は油断!

2020.10.23

 早いもので、香日向名物の街路樹のイチョウが色づいてきました。
 「あれから1年」と思うほどに時の経過を早く感じますが、それは今に始まったことではありません。ただ、今年はいつになくそれを強く感じます。やはりコロナ自粛で自分自身の活動として、議会関係以外に記憶に残る活動が少ないからでしょうか。よくよく考えてみれば、東京には1年近く出かけていません。唯一、7月に市長選の応援で富士見市に行ったことくらいです。
 10月に入り、県内では各所で大型クラスターが発生し、その関連が広範囲に広がる傾向も見られます。幸手市においても、ここ数日で感染者が増加していることから、なかなか不安が解消どころか減少しない状況です。マスクと消毒は、何処にあっても日常にすっかり定着したように感じますが、スーパーなどで、基本中の基本であるマスクをしていない人を時折見かけます。今日、怒穴われた3回目の大統領選討論会でバイデン氏がマスク着用を義務付けるという公約を示し、マスクへの関心度が薄かったとトランプ氏批判発言をしていました。確かに、マスクはするべきだろうし、していないと不安感につながるという感覚が当たり前になりましたね。義務化が妥当かどうかは別にしてマスクは欠かせない必需品であることは間違いありません。
 世界的には、経済回復を重視せざるを得ないことで、結果的に一時期の状態に戻ってしまった国が多くあります。コロナ対策上、羽を伸ばしたいという欲求は大敵であり、許容範囲ではないと思う次第です。羽を伸ばす場所や方法の選択にも考える癖が出来たとは言えませんか。
 
 
 ここで、綴り方言葉遊びにお付き合いください。
 自粛とはいいながらも家にこもることがいかに窮屈、退屈、鬱屈の3屈になるかということがコロナ自粛でわかりました。そこで、気持ちが屈折して卑屈にならないように、また身体が衰えないように各部位の屈曲屈折屈伸をしながら屈強とまではいかないまでも体調管理に気配りし、不屈の精神でコロナに屈服することなくコロナの終息をひたすら待つという、そんな理屈で日常を送れば気も休まるかなと。ともあれ、油断はコロナ対策の最大の敵と指摘しておきたいと思います。偏屈な屁理屈話で失礼しました。
 さて、屈がいくつ出てきたでしょうか。

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