圏央道に寄せる期待

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)は、都心から概ね40キロ〜60キロの位置を環状に結ぶ、延長約300`の高規格幹線道路です。途中には、東名、中央、 関越、東北、常磐の各高速道路をジョイントし、成田国際空港にも繋がる圏央道は、物流、観光などをはじめとする東関東経済の活性化に寄与すること が確実視されております。
幸手インターチェンジは、平成27年3月に開通予定となっており、全線開通もまじかに控え、地域住民の期待も日増しにつのっているところです。 とくに平成26年6月の相模原愛川IC〜高尾山ICの開通により、関越、中央、東名が結ばれたことで飛躍的に時間短縮が図られると同時に、都心を抜ける 車両が約6割減るという現象がデータで示されました。

幸手・杉戸地区から山梨や東名まで約80分、開通すれば成田までおよそ1時間足らずということです。インターそばの幸手中央産業団地や同4.7キロに 位置する杉戸屏風深輪産業団地が当地域活性化の起爆剤になるとの期待が大きいことから早期全線開通が待たれるところです。
また、医療福祉の観点からも、緊急の高度診療に対応する第3次救急医療施設への搬送時間が短縮されることも開通メリットとして考えられています。


幸手IC東側産業団地整備促進

埼玉県ではこの産業団地整備事業を先導モデル地区に認定し、平成23年度からの5カ年継続事業として約162億円の予算化を決定しました。幸手市の一般会計年間予算が約145億円であることを考えると、この予算の大きさと埼玉県の同事業への意欲が伺えます。


※幸手IC(仮称)東側地区>> 埼玉県リンク


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