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No.2771 結局は、国を思う心がない人々!

2016.06.27

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 皮肉なことに世界を暗くする情勢がある中、昨日から今日と素晴らしい?真夏日となっている。しかし、日本の政治の現状はやはり今一明るさにかける。
これほどのていたらくな言動を見聞きするとアドレナリンがほとばしる感覚に襲われる。

◆共産党政策委員長の藤野衆議院議員の発言・・・「人を殺す予算」
 これには多くの国民が驚いたことと思う。あらためてこの政党のなんたるかを思い知らされているのではないだろうか。個々の人柄がどうとかいうのではない。私の知る限り優しくて温厚な人もいる。ところが、いったん政治的思考に立ち戻ると、政党綱領、政治思想に精神構造がコントロールされているのかどうか、日本は悪い国だという自虐的発想が脳を支配するようだ。
 「自衛隊は人殺し集団」とか「暴力装置」というのもひどい話だが、今回の発言は信じられない思いだ。いうに及ばず全国各地でどれだけの人が自衛隊に助けられているか。そうした隊員とその家族に詫びるべき醜い発言であった。
 これにダンマリを決め込んでいる民進党も情けない政党と言うべきか。

 46歳、北陸地区の比例当選のまだ一期生のようだが、共産党も人材不足なのかと思えてならない。確かに京都大学法学部卒というのだから同党のエリートであることは間違いないが、若気の至りがあの発言であるとは言い訳も出来まいに。

◆民進党山尾政調会長・・・平然と舛添批判
 自らの政治資金使途疑惑の説明責任も果たさず、秘書の責任にしたままでいる御仁が、よりによって自民批判の選挙目立てで舛添批判をとうとうと口にし、規制法の問題点まで語るとは、いやはやその厚顔さに呆れる次第。
 なるほど東大卒、元検事という経歴からしても、頭の良いかただけに口も滑らかに感じるが、言っていることは、過去の職性とかけ離れているようだ。こういった人物が検事だとすると冤罪が多く生まれる気がしてならない。
民進党の女性議員は総じて感情の起伏の烈しさが、表情そのものに表れている。

◆民進党岡田代表・・・「アベノミクスのうたげは終わった」
 これも使うワードから感じることは、この方もずいぶんと政治家としての価値が下がったなあと思う。そもそも自民党議員時代と比較して憲法解釈が右往左往している現状もある。ほぼ翁長化しているのではないか。
 鳩山、菅、仙石、枝野、長妻といった風とブームで肩書きを得たり、名を売った人たちは総じて政治家としての重さを感じさせなくなったが、そのいきさつには、こうしたことも原点にある。
 言葉に酔うところがあるのだが、それにより、自らの品を無くすことがわかっていない。
 今回の、この言葉も嫌味たっぷりの皮肉発言で、政党トップとしての言葉として心から受け入れられると思っていたら大間違いである。
天下分けめの政治決戦に、代表として目標議席を示すことなく、地元三重の候補が落選の時は次期代表選には出ないと発言。小さく感じられてならない野党の総大将といったところか。

◆鳩山由紀夫元総理・・・英EU離脱決定直後に、中国主体のAIIBの諮問委員になるという。ナニー!
 この御仁、いったい自分を何様と思い、どんな思考で現政府の方向性に逆ベクトル行動をとるのか! 中国と仲良くなることが国のためだと・・・実態を理解できていない脳天気な平和ボケにすぎない。
 この誘いが何を意味することになるのか冷静な判断力が失われているとしか考えられないし、まさに逆賊そのものではないか。ある意味、翁長以上のものがある。

 今、私たちは国をどうしたら守ることが出来るか、ひと時の感情や戯言、換言に惑わされてはならない重要な時期に差し掛かっていると強く思う。