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No.2715 定例議会始まる=傍聴のススメ

2016.02.23

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 昨日は、多くの方々からの誕生日メッセージありがとうございました。

 さて、いよいよどこの街でも新年度予算案審議を中心とする定例議会が始まります。県議会は19日から、そして杉戸町でもすでに、幸手市では昨日が開会日でした。今日から一般質問が始まりますが、市の財政状況と渡辺市長の答弁スタイルに注目せよとの思い?で議会傍聴をススメる広報カーも市内を走っているようです。
 私としては、すでにわかりきっている部分は置いとくとしても、やはり現在の幸手市における財政感覚というものに大いなる関心はあります。そういう意味において、傍聴もしたいと思っていますが、できる限りということにはなってしまいます。明日の二日目は行けそうです。
 

この広報カーについて、私が関係しているのかというお問い合わせがありますが、それはありません。
「幸手創生会」と名乗ってられるので、おそらく昨秋の市長選で木村候補を支援されて、チラシ発行や選挙戦略面などで支えておられた方々が組織的に継続されて活動されているものと思われます。

 時は18歳選挙権が実施されることでもあり、ワイドな意味合いで、まずは身近な政治から興味を持とうと啓蒙することはいいことではないかと感じています。

 私は、とくに30~50歳くらいまでの市民群像が、議会傍聴に積極的になってくれればいいがなあと常々感じています。これは幸手市に限らずの話です。まずは、自らが1票を投じた相手の活動ぶりを確認するのは必要なことだと思いますがいかがなものでしょうか。
 
 話は変わりますが、野々村元県議詐欺号泣事件の裁判には傍聴券を求めて多くの人が殺到しています。その気持ちはわからないではありませんが、たいした大物でもない、性悪かつ小悪な三文芝居を見せる被告人が、泣くかわめくか、記憶にありませんと言い連ねる裁判に、あえて出かけなくとも、その成り行きと結果はメディアが伝えてくれるでしょうし、わざわざ足を運ぶ価値があまり私には感じられません。

 そもそも、野々村という人物にはもはや興味を惹かれる部分が無くなっていると言ってもいいくらいです。ただただ、人として議会人として、反面教師ということだけははっきりしているのです。
 比較すべき対象ではないかもしれませんが、政治現場より裁判現場に人が殺到するのは今更のことではありませんが、野次馬精神を満たしてくれるということなのでしょうか。
 

 私自身、チラシやブログで議会傍聴の薦めを、12年以上前からずっと言い続けておりましたし、実際、場面場面で傍聴席が満杯になることもありました。その当時とはまた違った意味で、幸手市の現状と未来に市民がより関心をもつべきではないかと思いますので、その気運が盛り上がることについては大いに喜ばしいことだと確信しています。