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No.2123 本当に党員資格停止処分中?

2011.12.05

 吹く風邪が冬らしくなってきた。だからということでもないが、数日前からの星空はなかなか魅了させてくれる。あまり見上げていると首が痛くなるのでほどほどにだが、こころなしか相当★の明度が良くなった気がする。 

 ここのところ、新聞をつぶさに見ていると小沢一郎さんの記事がけっこう紙面をにぎわしている。やれ原田議員に国会内で会って意見調整したとか、愛知の大村知事とどうだとか・・・いわゆる政権与党の一員でありながら、野田さんを牽制している内容だ。TPP推進や消費税増税などで党内調整が厳しい状況下で、小沢さんお得意の首相ゆさぶり活動が活発化している様子だ。 
 もともと増税論者の小沢さんなのだが、自民党を離れてからの小沢さんは、政権獲得志向に専心しているので、日本の国をこれからをどうするべきかという論点は脇においてでも、有権者から嫌われる方針には徹底的に反対する傾向が強い。 
 もっとも、最近の選挙では出来るはずがないと思える公約に、有権者の気持がくすぐられる傾向がある。他力への欲求が強い有権者は実現の可能性に期待感が膨らむということなのだろうか? 比較的まやかしの方が多いとは考えないのだろうか?
 いずれにしても公約実現には財源の問題がからむので、無理な実現には財政圧迫がともなうということで行財政改革などとても無理な話になってしまう。国政がその見本になっているのが、なんとももはやだ。飽食の時代に生まれた無党派層の投票意識はますます政治の貧困を側面支援する可能性が高いが、そこを見透かしている小沢さんは、勝利のための選挙戦術として心理作戦ありきのスタイルを変えずにいる。政治の質が低下することなど興味がないかのように。

 ところで、小沢さんは現在係争中、民主党党員資格停止の身ではなかっただろうか。政界ルールも、この人だけには適用が甘くて良いということなのだろう。そうとしか思えない。最も、彼と気脈を通じている政治家は誰かということを教えてくれるだけでも、こうした記事も大いに参考になると理解している。
 しかし、天空の★と比べたら、透明度においてかなりの違いがあると・・・私は感じているが、読者の皆さんは??