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No.2618 お伊勢参りにリベンジ&市政報告会 

2015.06.25

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 昨年2月に伊勢神宮参詣ツァーに参加した時の話を。
 あの大雪に見舞われた日でした。途中、経験したことのない渋滞に巻き込まれ旅館到着は日付変更ギリギリの時間帯。
 まずもって、心の準備が不十分であることと、バスを降りるのもままならない状況で、かつ予測推測は勝手にするも、情報のなにもかもがどんどん変更されていくものですから、車内の空気は焦燥感が募るばかり。
 旅館のつれない対応でまともな夕食もとれないまま只風呂に入って寝るだけ。布団にもぐっても寝付けず朝を迎える。
 よーし雪はやんでるぞ!さあ朝食を取っていざ神宮に。
 ところが、積雪が尋常ではなく、ツァー最大の目的である参詣が出来ないとのお達しが出ていて、鳥居の外から宇治橋を見やり、深々とお辞儀をして、40cmはあろうかという雪の中に全員整列で記念写真をカシャ! 
 ですから、伊勢神宮には一歩も踏み入れることは出来なかったのです。地元の方も今までこんな大雪は見たことがないということでしたから、諦めざるを得ませんでした。

 さて、帰路となり・・・伊勢湾フェリーで鳥羽から伊良湖岬へ約1時間。海の上では雪などなんのそのですから船も予定通り。伊良湖からまたバス。前日の陽気が嘘のような温暖快適さを感じたのには、それなりの理があったのです。あれだけ大変な思いをさせられた雪が、ここでは降った形跡がみられないのです。当地の田原市がメロンで有名なわけがこういったところにあるのかと納得しつつ、豊川稲荷を参詣した後、豊橋インターから東名に。
 ところが、そこでまたまた大雪が・・・なんと都心が雪のために交通網が壊滅状態ということで、当然東名もノロノロ。順法闘争(古い?)のような速度で走ってもトイレなどに困るということで、バスは日本平SAでしばしの休憩ということになりました。
 

 さてさて、このしばしの休憩がとんでもないことになっていくのです。解かりやすく言いますと、このSAで計4回の食事を摂る羽目になったのです。総勢40名ほどの参加者の中には、一夜明けたと同時に仕事に穴は空けられないと、SAまでタクシーを呼び、眼下に望める静岡駅へ向かう人も数人。しかし、多くは我慢強くバス再発進を待ちながら、手持ち無沙汰を解消するかのようにバスとSAショップを行き来するなどして、雪隠詰めの重い心を励ましながら過ごしたのです。
 バスの中で眠るにも熟睡は困難、さりとてレストランで眠るのもさして変わらず、身体に異変を感じはじめる人も。従業員の人たちは、私たちのたびたびの往来にも気持ちよく対応してくれました。
 結局「何しに来たんだかねー、まったく」という言葉が顔を見合わせるたびに出てくるようなお伊勢参りとなったのです。一泊二日の旅が出発3日目の夜9時過ぎにパトカーの先導でようあく通行解除となり、幸手着が4日目に入った深夜の2時半。かくして3泊3日の只々疲労感だけが残った旅と相成りました。旅の総時間の8割はバスに缶詰状態というけっして忘却の彼方に記憶は去ってはいかないツァーとなった次第。

 その伊勢神宮参詣ツァーへのリベンジがすでに1年近く前から叫ばれていて、今年に入って早々と前回参加者に日程が知らされました。それが26、27日の一泊二日の再チャレンジ日程、つまり明日からなのです。
 予定を知った時点では現職だったので、おそらく6月下旬は議会のある日ということで、リベンジしたくても出来ないと思っていたのです。まさに26日は議会一般質問の二日目となっていますが、もはやそこにいることが叶わない状況となったことから、前年なにくれとなく参加者の面倒に追われた幹事さんを思って、参加することにしたのです。
 実は、5月にブログに書いたことですが、GWに家内への慰労の思いを込めて、関西の次男坊家庭を訪れ、孫の顔を見て癒されるという旅の最後に、お伊勢様に寄ってきたばかりです。
 私としては、これまでの激動の人生を支えてくれた家内と家族、そして大御神に感謝をしてきたのですが、今回は何を祈願してこようかと思い巡らしているところです。

 
 ところで、27日の土曜日には市議会議員の松田雅代さんの市政報告会が、2時からコミセンで開催されるという予定になっています。私は、お声がけいただいたのですが、そんなわけで伺えません。多くの皆さんに改選されたばかりの議会と行政の実情に耳を傾けて頂ければと思います。松田議員も2期目に当選して最初の報告会です。気合十分で臨んでくれるものと思います。