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No.2602 けなげさとの根競べ

2015.05.26

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 議員の肩書がとれてもなかなか生活リズムが変わらないものです。

 平日は、何もない限り朝の登校パトロールに出るのは、議員時代から変わりはありません。まあ、自由人になってからはほぼ毎朝ということになっています。これも、子供たちから元気をもらえるので面倒だなんて思ったことはありません。
 ただ、去年1年生になった子で、まだ一度も「おはようございます」という言葉を返してくれない子がいます。いや、ひょっとすると蚊の鳴くような声で言ってくれているのかもしれませんね。というのも、この時間帯はけっこう交通量が多く、騒音でかき消されているのかもしれません。
 ただ、この子の口は開いている感じがしないんです。歩く姿は元気だし、しばらく後ろ姿を見やっていても、列を乱したり、前後のお友達とじゃれあうということもなく、いわゆる通学上は「とても良い子」です。
 だいたい、小学校上がりたての一年生は、挨拶の面で元気のいい子と、その逆の子がいます。概して、学校に慣れるのに比例して挨拶もしっかり出来るようになるものですが、たまにそうではない子もいるにはいます。恥ずかしさというのでしょうか・・・こちらとしては、これを払拭してあげられないことに情けない思いでいるわけですが、解決策は、いつも元気に声掛けするしかないんでしょうね。けっして根負けせずに。

 それにしても、地域内で子供たちの遊ぶ姿を見かけることも少なくなったし、1200世帯近くある地域で小学生が37人(ピーク時は650人)というのですから、やっと1クラスができる程度に激減したのです。ですから、あの子とも普段はまったく会いません。ひょっとすると、私は危険人物という評価になっているのかも・・・いえいえ、それはないと思いたい!
 さて、私の「おはよう!」になかなか応えてくれない子供との根競べ?、次回はどうなることやら。あと、5時間後です。