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No.2560 杉戸学校が息吹く古寺

2014.11.14

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 11月14日 この日が埼玉県民の日として制定されたのが、明治6年に県統廃合で埼玉県が誕生してから100年目にあたる昭和46年のことです。以来、広く県民に親しまれるようになったわけですが、私のイメージですと、ディズニーランドがオープンした後、昭和60年前後からこの日に埼玉県民を優待するようになったことから、県民の意識度が高くなってきたように思うのですが??? 

 さて、今日は県内あちこちでイベント、優待が繰り広げられますが、県民の日の過ごし方はそれぞれお考えいただくとして、今日は自民党団会議が予定されています。風雲急を告げる解散目前といったところで、どういった協議が行われるのか、関心度も高まっています。

 それと、今号の掲題、つまり主題でありますが、杉戸町の日光街道旧道沿いに閑静なたたずまいを見せるお寺さんがあります。その名も宝性院という寺で、境内に大きなけやきがそびえ、紅葉も綺麗な色合いで魅了してくれる風情あるお寺さんです。
 このお寺が、今夕18:40からのNHK首都圏ネットワークに登場します。
 

ファイル 463-1.jpg 実は、写真の通り、このお寺は明治7年4月に杉戸学校として当時の初等教育の場として使用された歴史があります。前述の埼玉県が誕生したのが、その前年の明治6年ですから、新埼玉県行政が早速教育面で新たな施策を打ち出した。その一つが杉戸学校だったということがわかります。普段なにげなく通り過ぎてしまう街中の神社仏閣にも歴史や伝統がこうしてつながっているものだということを、改めて感じた次第です。