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No.2044 香日向小学校問題

2013.12.18

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 急激な寒さ! いやはやここ数日の気温感想ですが、ひどく寒かった昨年を上回りそうな冬が到来する気配です。ここのところ、満足にテレビを見ていないし、天気予報も上の空といた感じでした。知人と電話してたら、明日あさってのうちに雪が降る可能性大だというので、えータイヤどうしようと相対した5時間前。たしか今日は、満月だったと思うのですが、外に出て確認する勇気もありません。

 さて、我が幸手市では、しばらく前から小学校跡地利用について市側と地元地域住民とで噛み合わない議論が続けられているようです。基本的には市側の説明が不十分なのか、肝心の部分をオブラートに包んでいるという感覚を持つ住民が多いと聞きます。事実、住民への説明会が繰り返し行われていることからもその様子は伺い知ることとなりました。そうでもない限り、説明会がこうも開催されることはないでしょうし、今回何度目かになる説明会向けと思われる資料が地域全世帯に事前配布されました。

 私自身はややこしい立場にありますので、ここまでは一言も感想を示すことなく来ているのですが、やはり私も事前資料が配布される資格を持つ一地元民ではありますので、それなりの見地から考え方を述べておくのも、この時点で必要だと感じた次第です。

 それを読むと、現在の契約に至った経緯が書かれているのですが、つまりは当初段階に戻って、改めて説明会を開くものの、詳細な経緯印刷物を配布することで何を進展させたいのかの真意がつかめません。と言うのは、これまでの説明会で、この資料に書かれていることを説明しなかったわけではないだろうにと思えるからです。つまり、住民側はこれで納得いくはずがないところまで疑問を感じているのではないかと感じるのです。
 かえって火に油を注ぐことにならないことを願うばかりです。

 私がこの問題で感じていることは、こうした場合のオーソドックスな手法というか、そうすべきであった「公募」をすれば良かったということです。
 そしてその際、この施設に対して、災害時避難施設としての担保が配慮されているという点が重要なポイントだったんだろうと思います。まあ、それはそれで配慮はされているようです。であれば、やはり問題は非公募と環境変化の2点に住民が疑問から怒りに変化しつつあるというのが現状ではないかと推測するのですが・・・

 純粋な幸手市民は、この10年ほどの幸手市が財政逼迫状態で、選択と集中の行政運営でなんとかやりくりしてきた街だというのを理解しているからです。それが、市内で最も新しくて耐震工事を必要としない小学校校舎を月間わずか20万円程度で賃貸するというのでは・・・はたしてどうなるかなと思って見つめていたわけですが、事は最終局面でこじれてしまったということのようです。

 
 ちなみに、県では県有施設・資産を賃貸もしくは売却に処す際、それが立地する自治体が使わないという結論が出た場合に、その後は民間が相手になるわけですので、必ず公募することになるという見解です。
 どうしてもそこに行き着くんですねー。

 さて、次回の住民説明会は今月23日の午前10時から香日向小学校体育館で行なうということです。