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No.2391 山本太郎議員の暴挙

2013.11.02

 昨日は素晴らしい秋晴れでしたねー。今日、明日は多くの地域、学校等々で文化祭事業が開催されるものと思いますが、天候に影響されることなく多くの来場者でにぎわうことになればなによりです。
 
 さて、招かれた側からすれば、両陛下とご対面することができる栄誉な行事「園遊会」の場で、政治的内容に関わる書面を天皇陛下に手渡した山本太郎参議院議員の行動が話題になっています。
 世論はほぼ8.5対1.5の割合でこれを問題視する声が多いようです。私の考えは、政治家が起こした行動に対して批評する場合、それはあくまでも批評する側も自らの政治的思想信条を基本において行ないがちですから、有識者の一部にこの行為を擁護する声があがるのはわからないではありません。

 しかし、思想信条は別にした一般論、常識論から判断すれば、どうあっても常識の範囲ではないと考えるべきではないでしょうか。政治家は社会活動の模範とならなければいけない(そうは言いながら・・・ですが)というのは問われて久しいわけですが、これだけ世間の話題になったこと自体、天皇陛下の政治的利用が目的でなかったとは言えないし、左翼的パフォーマンス行為ではないかと指摘されても否定はできないはずです。
 こうした場合、当の本人はあっけらかんと「どう思われてもいい」と開き直るのも予測されたことです。ルールで決められていたかどうかの問題ではないでしょう。

 先の参議院選での同議員の選挙違反が大きな話題になりましたが、こうして園遊会にまで招かれる対象になっているのですから、今後はこの選考基準が問われることになるやもしれません。三里塚闘争や一部過激な在日反日活動家たちの支援を仰いでいると言われる同議員のことですから、今後も何をしでかすかわかりません。原発問題は純粋な方々には訴えやすいテーマですから、こうした活動家達は今、福島や沖縄問題に特化して活動しているともいいます。
 余談ですが、沖縄の与論島などの島々で貼られているオスプレイ反対!などの反米垂れ幕にはハングルのルビがふられていることを皆さんご存知ですか?

 そうした反日反米活動はいつの世でも無くなることのない話ですから、今更それを大きく取り上げることもないと思います。しかし、私は、芸能人として名を売った知名度へのおごりの高ぶりが、俺が、俺がの思いにつながっているのではないかと感じています。アントニオ猪木氏の行動もそうですが、倫理観や道徳心、常識的行動というのは、昨今の日本から少しづつですが失われつつあるように思われてなりません。