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No.2374 9月定例会

2013.09.20

 今日、定例議会が幕を開けました。初日の本議会は、議長からの諸報告と知事による議案提案説明が基本ですので終わりは早いのですが、その前後にもいろいろな予定が組まれているので、いつものこととは言え、慌ただしい1日でした。
 今日は、毎年行われている議長主催による政策勉強会が、全議員と市町村議会議長を対象に開催されました。テーマは「観光を地域活性化につなげるために」といった内容でしたが、幸手市の武藤議長も来庁されていました。

 講師の言わんとするところは、ゆるきゃらやB級グルメといったものは、話題づくりにはいいとしても、一過性の意味合いしかなく、本質的な地域起こしには街づくりが必要だというものでした。その街づくりも色々な観点、分野から考えることが必要で、最も優先されるべきは、「住んで良し、歩いて良し」そして、そのために「安心安全な街づくり」が基本コンセプトとして欠かせないということでした。そうした街、商店街が魅力を与えるとも。とかく、自己満足の範疇の域を出ず、限定的な内容で一人歩きしている企画が多い点について一考を要する、といったものでした。

 今、幸手市最大の商店街である中央商店街通りは、県道ということでもあり、また従前からの古い形式の歩車道分離タイプで路面も荒れていたため、私の強い働きかけにより歩車道の整備を進めております。
 つい先日、第3期工事が終了し、800メートル長のうち350メートル程度が完了しました、洪水対策も考えた雨水浸透路面など見えない部分の安全性を求めたことと、商店街に欠かせない美の観点からも多くの方から感謝の言葉をいただいております。
 予算面からなかなか一気に事業を進めることが出来ないのがもどかしいわけですが、時はかかっても徐々に変貌する商店街は幸手のイメージウップに貢献していくものと感じています。
 それは、今日の講師の先生が仰っしゃる内容に、多少なりとも添っていると思えることから、県の予算をいただく対象選定として間違ってはいなかったと感じております。