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No.2089 新盆のスタイルにも・・・

2011.08.13

 私事で恐縮だが、この夏の盆は我が家でも新盆となる。昨年の7月7日に亡くなった母のほぼ1年遅れの新盆だ。今日の4時からだが、それも早々に6時出発を目途に東北に出かける。他の議員仲間2人とボランティアのために南三陸町へと向かう予定だ。
 前々から考えていた活動計画なのだが、互いにどうにもならないスケジュールが続いていた関係もあったのだが、なんとか実現できる運びとなった。

 しかしながら、実は、お盆の時期とボランティア活動との関連で、被災地がどういう状況であるかの読みが甘い点は否めなかった。と言うのは、新聞にも書かれてはいたのだが、盆時期にボラ活動を受け入れている自治体が少なかったのだ。
 確認の意味も込めて、電話をしまくったが、やはり報道そのままで、なんとか南三陸町が受け入れてくれることとなった。

 なぜ、この時期の支援者活動を休みにしているかの最大の理由は、16,000人もの方が亡くなっている関係で、被災地域全体が新盆ということなのだ。ゆえにボランティアに対する指示はもとより、業務依頼もなにも出来にくい状況ということらしい。それはそうだ。さもありなん。そんな中、受け入れてくれた南三陸町には、逆に感謝しなければならない。

 わが母の新盆が、幸せなものだとすれば、いまだ5,000人ほどの行方不明者がいる状況下での新盆とは、一体全体どのようなものなのか・・・想定外、常軌を逸する災害にあって、新盆のスタイルも一般とは異なるはずだ。

 9日から11日までは山形県内4か所の視察出張(後日書き込み予定)から戻ったばかり。強行軍とぶりかえした暑さもあって、家内は熱中症を心配するが、事に熱中しやすい性格から、重々注意して活動にあたろうとと自ら思う??? 
 まあ、どうなりますか。東北道の渋滞が最大の気がかりだ。