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No.2306 予算特別委員会

2013.03.19

 うららかな春・・・を通り越して、駅から議事堂まで歩いてうっすらと汗ばむ陽気です。最近の季節感には春と秋を味わえる日数が少なくなっている気がしますが、皆さんはいかがお感じでしょうか。先週など車で暖房かけていた翌日に冷房をかけるといったことがありました。そういえば、車に置き去りにされた幼児二人が亡くなったのは数日前のことでしたが、両親が互いに知らぬ状況で一人づつ車に乗せて、そのままにしてしまったという考えにくい不幸な出来事でした。いたいけな子供の置き去り犠牲が、うららかなはずの3月に発生するとは陽気のせいでしょうが、もうこなると異変ではなく自然の姿と理解をしないと気も身体もついていけなくなるのではないかと思います。

 さて、開会中の議会は5日間の開催予定ではじまった予算委員会が、今日総括質疑で再開し、21日の討論採決を持って終了いたします。その後本議会が再開され、27日が長い2月定例会の最終日となります。もっとも国会の150日と比べると短いわけですが、国会にしても毎日本議会があるわけではありません。
 予算委員会はネット中継されていますので、県議会は本議会の他にも委員会中継が行われているという意味では開かれた議会と言えます。
現在、定数に4名少ない88名の議員のうち32名が各会派から選抜されてこの委員会に臨みます。国会の予算委員会では予算に関わりのない案件の質疑で時間を浪費する場面が多く見られます。政権批判目的の執拗さには見ていて辟易しますが、埼玉県議会ではあれほどまでのことはありません。
 国会の問題は国会でという認識が、自動的に質疑の範囲をわきまえる議員を多くしているともいえますし、知事執行部の批判目的で登場する議員は基本的にいないということもあるでしょう。
 有権者がでこうした場面や内容をしっかり確認して選挙投票の参考にしていただけるなら、それ自体議会活性化にもつながると思うし、政治の在り方も変わる可能性があるかもしれません・・・言うは易しでしょうか?