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No.2087 哀愁と癒やしの夏まつり

2011.08.08

暑い夏が戻ってきた。そうこなくちゃ!と喜んでいるのが、祭り好きの好漢たち。幸手市でもこの土日には、市内各地で夏祭りが開催され、私も味わい深い地域祭りを拝見、体験した。

ファイル 24-1.jpg 写真は幸手榮団地のそれだが、なかなかの迫力で合奏される和太鼓をはじめ、伝統ある神輿、そしておなじみの夜店など、見どころ、遊びどころ満載だった。
 この神輿と山車の関係は、我が地香日向地区には縁がない。それが祭り好きの私にとってはいかにも残念でならない。引越し族、転勤族が集約される新興住宅地は、それが20年以上経過しても変わることがないことに何とかしたいと思うのだが、時は容赦なく過ぎて行く。何年も前から試行錯誤しているのだが、どうにも具体化という点では思うに任せない。

 それはさておいて、ニュースで陸前高田の山車まつりを見た方は多いと思う。関係者の言葉には、一様に復興への足がかりといったような期待と希望の内容が多かった。
 周囲は今だにガレキの市街地、いや市街地だったところを3基の勇壮絢爛な山車がゆっくり練り歩く姿には、哀愁もただよい、被災生活に疲れた人たちの思いはどれほどのものかと感じた。復興へのあしがかりに異論はないが、この被災者の皆さんにとって限りない癒やしになればと感じた次第。