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No.2086 幸手市の知事選は?

2011.08.06

日が変わって、原爆記念日となった。私事で恐縮ですが、次男坊が30数年前のこの日に世に出た。当然のことながら彼の誕生日を忘れることはない。

 毎年、式典では日本のトップが挨拶をする慣わしだが、今年はどうにも興味がわかない。と言うのも、しゃべる本人の現在置かれている状況から、政局がらみを意識した内容になることが推測できるからだと思う。日本における平和への祈りの最高の場が、個人の政治姿勢に利用されることになる。
 内紛状態の政権党だが、さらに子ども手当をめぐっておかしな空気になりそうだし、人事にからむゴタゴタまで勃発した。あー無情!

 さて、低調な投票率で終わった知事選だったが、幸手市はどうだったかというと・・・すでにご存知の方も多いことと思うが、前回比0.87のアップ幅は、64市町村中なんと1位だった。ところが、前回より上昇したのが、64市町村で6つしかなかったというのだから、今回の知事選が全国史上ワースト1位になってしまったのも仕方がない。
 この後の選挙戦では、おそらく、下がることはあっても、上げることは至難の技に近いと思える。上田知事も言ってるが、何らかの啓蒙活動をする必要はあると思う。
 ちなみに、投票所別での私の住む地、香日向の投票率は35.28%で、市内一の高さとなっていた。平成15年に私が市議選に初当選した時以来、選挙のたびにこの傾向が続いていることは、嬉しくもあり、有り難さも感じている。
 市長選まで3ヶ月を切ったが、はて? 有権者の関心をどの程度喚起することができるだろうか。