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No.2274 第九コンサート

2012.12.24

 あわただしい師走の中、定例議会が21日に終了いたしました。最終日の採決で取り上げられた各種意見書決議が無事可決となり、提出者の一員となったことに喜びを感じております。
 その詳細は後日ということにして・・・

 喜びと言えば、昨日23日に幸手市第九コンサートが開催されました。思い起こすと、私が市議に初当選した2003年の翌2004年に第一回目が行われ、今年で9回目となり、すでに幸手市における年末恒例の大イベントとして定着しているわけです。
 当時の幸手市は、合併をめぐる混乱混沌と、財政的な危機状態があきらかになり、厳しい市政運営が続く状況でしたが、選択と集中の方針を打ち出し、この危機を脱したことが思い出されます。「時代と共に」とか「歴史と共に」という表現がありますが、まさにそういった感じが近年の幸手市と第九の関係にあるような気がしてなりません。
 主催者のご努力で、常に市民が待ちわびるところとなり、それは近隣にまで広がるイベントに成長したことが、昨日の9回目で実感した次第です。

 今回の第九は、進行役が「宇畑ワールドが展開されます」といった表現をしていました。毎回のことですが、今回もその表現がピッタリのコンサートでした。伊奈学園吹奏楽部の指導者である宇畑先生の人柄がそうさせるのだろうと思いますが、いつもいつも楽しい内容が展開されます。
 市内小中学校ブラスバンド部の演奏に始まり、伊奈学園のハイレベルな演奏、そして最終のクライマックス・・・「喜びの歌」へと続くストーリーは例年と変わりはないのですが、演者の素晴らしさが聴く側を常にワクワクさせてくれるコンサートです。 
 来年は10回目の記念講演となるのでしょうが、その先も15、20と続いていくことを願わずにはいられません。