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長い長い雨曇天がようやく収まりそうな気配である。東京レベルだと35日連続の雨日が市場最長記録だったようで、これほどお天道様が恋しいと感じたことはなかったのではないでしょうか。
9月議会も29日に終わり、今日は正に快晴。千葉にまたか!と思った26号もそれたようで一安心です。暦も神無月入り初日で気分爽やかな一日となりそうです。
さて、9月議会では面白い・・・というかこれまで出会ったことが無い場面にいくつか出くわしました。そのうちの一つを今回ご紹介したいと思います。
今議会の主要議案は前年の令和7年度決算承認及び今年度補正予算で、項目別に3委員会に付託され審議された。他にも条例改正や市道認定等々あるには、あったが、多くは質疑なく可決と相成った。
そして、9月15日に開催された総務常任委員会の場で・・・決算審議において、ある議員が「○○ページの○○について」と発言したところで、別の議員が「自分がチェックしたんでしょ」と横から不規則発言だがなるほどと感じる指摘を。
どういう意味かというと、質疑した議員は議選の監査委員なので決算については、その職制上歳入歳出すべての数値資料を審査確認した上で、決算書に審査意見書を付けている。これは、外部監査委員と議選監査委員の2人だけが権利を有する職務と言うことになる。一般的に、どんな団体でも年一回の総会で決算が報告されると、「詳細かつ慎重に審査した結果、すべて正常に処理されていることを報告いたします」と発言する役の人である。つまり、決算の正当性を担保する役目を持つのが監査役であり、自治体では監査委員と呼ばれる職制のことを言う。
したがって、議会で決算審議をする決算書は、監査委員の承認を得ているものなので、監査委員自らがこれについて質疑するのは矛盾することになる。自分が監査した決算書に監査委員が質疑するなどあり得ないということである。
ゆえに、不規則発言した議員は、これを指摘したのであり、ごくごく必然的な指摘なのだ。チェックと言うのは監査そのものを言ったまでのこと。
問題はこの次である・・・。
この不規則発言を受けた議員は。かなり甲高い声を張り上げ、「いいじゃないですか。好きにさせてくださいよ」と、エキセントリックにやり返したのだ。
この発言には、いろいろな意味で問題があるが、問題発言だとして削除や訂正の動議を起こしても、おそらく否決されたであろうと思う。それは、今の幸手市議会の在り様に根があるのだが、ここではそれは論じることはしない。
ただ、監査委員を兼ねる議員が発した発言としてはいかがなものかなのだ。
どういうことかと言うと・・・
❶「いいじゃないですか」・・・監査委員としての分をわきまえない、認識不足の発言である。監査委員が決算について質疑すること自体おかしいのだ。
❷「好きにさせてくださいよ」・・・監査委員及び議員として、モラルハザードから著しく逸脱する発言である。なぜなら、議員の発言には一定のルールとマナーがある。好きに発言出来ると考えていたら、それは大きな間違いなのは誰でもわかる。考えようによっては、この議員はこの発言自体で、すでに好きにしていることになる。議員としての自覚と品性に欠ける発言であったと指摘されても止むを得まい。
また、そこまでの大意は無く、正しい指摘をされたことへの瞬時の反論だとするなら、それは売り言葉に買い言葉ということにもなるので、いずれにしてもいかがなものかなのだ。
当人が反省するかしないかは問うてもせんないし、すでに終わった委員会のことなので今更ということだが、県内の他の議会では監査委員の一般質問すら出来ないルールの議会が複数ある。
また、幸手市議会の議選監査委員は、常任委員長が兼任しているが、他に同様の議会は現在存在しないのが現実である。一般会計から特別会計までのすべてを監査チェックする職制かつ職性の監査委員にあっては、その重い役割を深く認識し、専門性を認識して職務にあたらなければならない。
そこで、一つの提案だが、決算審査議会である9月議会の本議会においてて、執行部から決算議案についての説明が為された後に、議選の監査委員が決算審査意見書を登壇して読み上げるようにしてはどうか。
委員長報告がそうであるように、監査委員意見書は執行部が作成していると考えられることから、監査委員は本議会でそれを朗読することで、その責務を全うするというスタイルである。それを議選の監査委員の職務にするのである。とにかく、監査委員議員が決算数値に質疑するなどという矛盾は無くさなければいけない。