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No.3923 政治不信か政党不信か その2

2026.03.11

 国会予算審議の目に余る野党の引き延ばし戦略。結局のところ、国民の選択を無視する形で高市政権への協力を拒む煮え切らない玉木代表による国民民主党が浮き彫りになっている。榛葉幹事長も中東問題への高市総理の対応見解は素晴らしとしているものの、国民生活に関わる党の対応はフラフラ代表に右へならいだ。
 別の話として、8日の埼玉県議選補欠選挙(川口市欠員2名)で当選した西澤理氏が当選翌日に議員辞職するという前代未聞な事態を生んでいる。生んでいるという意味は、その責任がどこにあるのかということなのだが、この候補者は国民民主党の公認候補者だったのだ。ところが、投票日前日の7日に党はこの人を除籍処分にした。なんとも無責任というかだらしないというか。選挙運動を支えた人たちにも、演説に耳を傾けた有権者たちにも失礼千万な話である。今回の国民民主党の候補者選定調査不足は、ポスターなど公費面でもかなりの影響を県予算にもたらしたのではないかと思うが・・・。
 そして、これだけ重要な決定でありながらその理由を明らかにしない姿勢は果たして許されるのだろうか。いろいろ調べてみると、7年前に特定犯罪に結びつく事案で罰金処分を受けた事実があったそうで、本人としては5年以上経過すれば立候補書類に明記せずともよいと個人判断していたとのこと。それにしても、同党の県連会長の発表は投票日前日という重さを真摯に理解しているとは言い難い。結果として西澤候補は2位で当選したが、翌日県議会に辞職願いを提出することになった。除籍と同時に立候補辞退という選択は出来なかったものか。前日ではそれも難しいということか。玉木代表はネットで謝罪の表明をしているが、この人、不倫問題の時もそうだったが、謝るのが早く、それにより国民の批判を遠ざける手法に長けているようだ。国民生活を優先にと同調するようで予算成立は反対、高市政権を立てるようで立てない、結局は2枚舌政治家と見られても仕方がない。ネットでもそうした点を指摘する投稿が多い。
 この党に限ったことではないが、地元民にすれば何処の誰かもわからない若い人をいきなり落下傘候補として飛来させるのはいかがなものかと感じる。とりあえず若さや女性をポイントに当選させてしまえばいいという新党的方針は参政党であきらかなように定着する雰囲気だが、そういった候補者に地元の文化や歴史を、さも精通しているかのように語って欲しく無い。というか、私でさえ幸手市の今昔を語るのをはばかれる場面にいまだに遭遇するのだから。
 比例しかり、落下傘しかり・・・政治の質が地域の向上に欠かせないと思えば思うほど、どこかもどかしい制度が政治を疲弊させつつあるというリスクを感じてならない。