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No.3537 ウクライナ危機

2022.02.22

 予測された通り、北京五輪の閉幕をもって親ロシア地区の独立をプーチンが承認したことで、ウクライナ情勢が予断を許さない緊迫した状況となっている。おそらく中国と共同でアメリカの威信低下を意図しているプーチンは、ウクライナ侵攻を実行するのではないかと感じている。。
 経済制裁なんのそのと米欧との交渉決裂の結論を下すのではないかと思う。ここで引く訳にはいかないというのが、こうした覇権侵略思想の持主の考え方の原点だろうと思えてならない。ここ数日の動向に注目する。
 これはのほほんと構える人が多いであろう日本にとって、けっして対岸の火事ではないはずなのだが・・・。今の岸田政権の外交対応はてぬるいとしか言いようがない。英米独仏の首脳が究極に近いプーチンとの交渉を続けているが、まるでよそ様の出来事のような国会情勢である。湾岸戦争の時もそうだったが、基本的には金は出すがそれ以上の努力は控えるという日本的紳士な対応なのだろう。
 プーチンと習近平。時代の違いはあるが、このタッグはロードウォーリアーズいやヒトラーとムッソリーにより危険な兆候を感じる。