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No.3531 循環バスに乗って

2022.02.12

 議会運営委員会と議員全員協議会があった10日は、深夜からの雪が先月6日ほどは積もらなかったものの、安全を期して新循環バスを利用することにしました。
「行き帰りどちらも都合がつく時間合わせが難しい」という声が早くも届いています。しかし、乗ってみると際どいコーナーワークを必要とする曲がり角など細やかな道が路線に加わり、あきらかに初代循環バスとは異なる地域配慮がなされています。利用慣れが必要かなとは思いますが、なにより日頃通らない道、行かない地区を車窓に映しながらのショートトリップは新たな幸手発見につながること請け合いです。
ファイル 1452-1.jpg 料金は後払い。1日利用券は往路降車時に運転手さんに告げると写真のような利用券を発行してくれます。
 利用者によっては停留所が近くにあることが便利かつ有難いことと思いますが、前回、役所からの利用時には下川崎で降りても自宅まで徒歩わずか8分ほどです。考えてみれば、行幸や香日向地区、そして八代・惣新田地区などの子ども達が、天候に関わらずかなりの距離を徒歩通学しているわけですので、負けてならじ!といった気持ちです。
 買い物に行っても店の入り口に近い場所に車を停めようとする傾向があるなど、ついつい、とことんの便利さを追い求める自分がいますが、それは便利とは異なる「楽」を求めているに過ぎないのでしょうね。そう自らに言い聞かせることが健康維持の一助になるはずと思うのですが、さてさてどうなるものやら。
 この利用券を見て感じたことですが、これでは幸手の街中を循環するバスを民間会社が運営しているように思えます。早速、会社名の前に幸手市受託といった感じの文字が入るようにしないと公共交通とは言えないのではないかと提案しておきました。細かいこととはいえ、予算的に小さな施策ではありませんので、市の事業という理解が為される印面配慮は必要だと思います。