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No.2202 小沢一郎の政治とはナニ?

2012.07.03

 ブログのテーマとしては書かない訳にはいかない低俗不埒な国政状況。
 なんとも国民を馬鹿にしたものだと言いたいが、ニンジンに釣られて、マスコミに煽られて、甘い水はどっちだとさまようホタルがごとくに、投票行為におよぶ有権者も今の状態を作った一因として責任がないわけではない。

 今の選挙は一言で言って、有権者騙しに勝ったほうが勝利を得るといっても過言ではない。マニフェストという格調高いかのような横文字がイギリスなどで行われている現代選挙の在り方だなどと言ったのは誰だったか?
 ところが、このマニフェストなるもの・・・昔の公約よりひどい嘘約束とでも言いたくなるシロモノだった。コロッと多くの有権者が騙され、選挙の本質を忘れ、はては政治の本質を異次元のモノに変えてしまった。
 何も横文字にしてかっこよさを求めることなどなかったのだ。私はこうしたい!と素直に純真に、真剣に訴えることが大切であり、それが公約と呼ぼうが、マニ・・・と呼ぼうがどちらでもいいことだった。まずは、もうここから卒業しようではありませんか。

 さて、小沢氏。流れ流れてとうとう行き着くところまで行ってしまったなあというのが私の感想である。行き着くとことは、左寄りになったということなのだが、もとより私はこの政治家は保守本流を貫く人だとは感じていなかった。政局抗争の渦をまき散らし、壊すたびにだんだんとおかしな方向に舵をきるようになった感じだ。今の日本の状況にあって、どこをどう振り向いても「反消費税、反原発」とは言いたくても言えない事態になっている。
 にもかかわらず、またまた懲りもせず「この指とーまれ!」をやっている。
 この二つが有権者に甘い密だから選挙戦に有利だと言わんばかりに。

 ここで出かけなければならない時間がきた。私ごときの国政に物申す論など興味がないかもしれませんが、もしもでけっこうですから、またの続きにお付き合いいただけたらと思います。それでは次号でまた!