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No.3409 国も大阪も・・・

2021.04.27

 花冷え陽気が一向に収まる様子がない。用水路の流量が増し、あちこちで命の水を汲み上げるポンプ音がリズムを刻む朝のウォーク。田園道路に、トラクターが落した土で育苗子稲の出番が近いことを悟る。

 空も大地も初夏への模様替えを整える頃というのにコロナ禍の迷走が止む様がない。想えば、ダイアモンドプリンセス号のクラスターが発生した昨年の2月3日に事の重大さが国民に意識づけられたと思うのだが、それから15カ月もの間、いわゆるてんやわんやの状態に変化が無い。マスコミによるマイナス思考的記事に国民があたふたさせられていることも一因にあるのだろうか。
 東京都知事などは注意喚起とお願いに終始し、何かあれば国政に責任を転嫁する発言が際立つ。大阪府知事は橋下徹氏との連携効果があってのことか、当初よくやっているとの評判が上がっていたが、今は様変わりし、独自の判断が弱まっている感じではないだろうか。職員の宴会情報も只事ではない程の人数になっている様子である。個々の行動が感染防止の最大要因と考えるならば、コロナ禍での管理責任を厳しく問うのもいかがなものかと思うが、ここ数日来の調子は大阪発ワクチンの可能性を語っていた頃の威勢の良さとは別人のようだ。どこに問題があったのだろうか。
 今朝の記者対応では、病床数が逼迫してきたので個別に交渉し420床を新たに確保できたと語っていた。420床という数字は尋常な数ではない。幸手市最大の総合病院である東埼玉総合病院のベッド数が173床だからその手当した数がかなりのものだということがわかる。しかし考えてみると、それらの病院は今までそうした協力をしてこなかったのだろうか。逼迫論ばかりが先んじ、医療機関全体の実態は報道に載らずにいたのではないのか。事実は奇なり。裏の事情は分からないが、日本医師会会長がテレビで訴える言葉のほとんどは逼迫論主体で政府への注文が多い。ところが、いろいろな情報を見聞きする限り、医療機関自体に入院やワクチン接種に対する協力姿勢に温度差があるとの指摘もある。
 マスコミも日本医師会も東京都知事も、なにかというと国政の責任論に転嫁するきらいがあるようだ。大阪府知事には今のところそれは感じられない。ただ、足元管理をおろそかにしていたことは間違いない。厚労省職員の送別会が問題になったが、大阪の実態はそれ以上のものがあり、今の感染者増加傾向とからめて姿勢を低くし、気持新たに職務に励む正念場だと感じる。

 さてもう一つ。
 これも今日のニュースからだが、ワクチン接種の機運が上がってこないことを理由に、国が東京に「大規模接種センター」なるものを設置し、5月23日開始予定で4都県の高齢者を対象に接種をするという驚くべき内容が文字になていた。私にはこれが文字化けではないかと思えて仕方がなかった。
 なぜなら、65歳以上の高齢者が電車に乗り、東京まで出かけることに問題が無いはずが無い・・・詳細を確認してからでないと正直なところわからないが、いつまでも迷走したままでいいはずがない‼️