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No.3407 新たなコロナ・ワクチン情報

2021.04.24

 既に市ホームページで案内されてますが、日々の積み重ねが尋常とは言えない状況にあって感染者が160名を越えました。このブログで100名超えをお知らせしたのが3月13日の№3388でしたので、40日で60名増加したことになります。内容的には、家庭内感染が主流になっているものと考えられますが、感染源はわからないわけですから、どこに出かけるにしても不安がつきまといます。昨日情報には医療従事者の20代の女性もいましたが、どこの医療機関かは分からないので、通常診療の目的で病院に出向くのも恐る恐るということにもなりかねません。
 より一層の自粛を!という認識を深める必要があるように思われます。

 数号前のブログで、全員協議会の質疑内容をお伝えしましたが、特に電話回線について、「5回線を7回線に増やすとのことですが、もう少しなんとかなりませんか」とか「2増ではまた混乱するのでは?」といった声が届きました。ひとまずその旨を執行部には伝えましたが、対応を考えるというものでした。また、同様の提案は他の議員からもあるそうです。
ただ、ワクチンの数が少量限定で入荷もはっきりしない中で、電話回線をやたら増やすことは、さらに混乱を生みかねないというのは理解できることでもあります。ワクチン数に見合った電話回線数の最大値は幾つか?
 お伝えしたように、5月10日から再開する受付は5月16日までに入荷する約9,000人分が対象ですので、パニック状態にはならないことを祈るだけです。
 県南のある市では、電話回線自体に不備が生じて受付不能になったそうで、新聞記事にもなっていました。市民の怒りは相当なものだったことが想像出来ます。それだけはならないよう執行部の対応をしてもらいたいですね。

 とにかく、ワクチンは世界各国で争奪戦状態となっており、それを国一つとってみても都道府県別、市町村別に配給への思惑がぶつかり合い、最終的に国民個々の想いで我先にという、いわゆる全段階で争奪戦の状況となっているわけです。一日でも早く接種したいという思いはわかりますが、公平平等という観点からは何がベストな計画であるかは誰にもわからないと言うのが真実ではないかと感じます。今の実態は、争奪戦が各市町で加速するであろうと推測されることが案じられます。
 戦後生まれにはわかりませんが、終戦直後の食糧配給時、日本国民はどんな思いだったのでしょうか。

 埼玉県に発出された「まん延防止措置」はさいたま市と川口市が対象でしたが、今朝、さらに13市が追加されることになりました。東京に近い県南の街が主体ですので、さいたま市以北の街はその範囲に含まれてはいません。 ただ、3度目の緊急事態宣言が東京に発出されることになりましたが、状況次第では神奈川、千葉、そして埼玉でもその可能性がないとは言い切れませんので冒頭申し上げた通り、3密忌避の自粛意識は変わらずに持ち続けたいものです。しかし、GWを前にして観光業、飲食業の経営に影響があるのは間違いありません。この点は他人事ではないという思いがしてなりません。