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No.3375 ワクチン議会 

2021.02.08

 日中は「春うらら」といった暖かさに包まれ、数日前には春一番も史上最速で到来した。とは言え、まだまだ寒さは確実に夕刻から朝方までは居座り状態なので体調管理もコロナ対策にプラスする必要が増している。なにしろ、風邪かインフルか、はたまたコロナかの素人判断は禁物なので精神的プレッシャーに切れ間はない。報道では、公立学校で発生しているコロナ感染者でも児童の場合はほとんど症状がないという。本当に人騒がせなウィルスである。
 国のワクチン対策も迷走しているというか、政治的に泰山鳴動している感が強い。要するに、いつ入荷するかが確定していないワクチンと冷蔵庫を中心にしたワクチン接種計画について、全国知事会や市長会も国への意見・要望の取りまとめに努力している。ワクチン入荷については国の責任とは言えない面が強いが、大臣によって言うことが異なるのは自治体にとって不安なところだ。

 幸手市では、明日9日に令和2年度一般会計補正予算についての臨時議会が開催される。すでに他の自治体では臨時議会が終了しているところもあるが、多くはまだまだといったところ。専決処分で議会の領海を得ているところもある。県では先日、コロナ支援策の迅速な実現という名目で、約860億円の補正予算を専決処分で処理している。
 臨時議会で上程される予算額は、歳入歳出それぞれ335,854千円で国庫支出金が主体のワクチン接種事業が対象です。事業開始がいつになるかは、明日の段階でも確定ではないと思いますが、個人的にはワクチンを打ちたくないという人が2割程度いるなど、見えない部分が多々あることから、計画通りに事業が進捗するかどうかに注目といったところです。