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No.3309 コロナ県内現況

2020.07.28

 コロナ感染の埼玉県の昨日時点の数値は以下の内容となっています。

◆感染者累計     2,091人
◆退院・療養修了者  1,602人
◆亡くなられた方   72人
◆現況感染者      417人
 ・指定医療機関入院者 66人
 ・一般医療機関入院者 173人
 ・ホテル療養者    104人
 ・自宅療養者     51人

 このうち、ホテル療養についてはさいたま市新都心のアパホテルの契約が今月で切れることから県は契約を終了して返還することを決めています。同ホテルは4月15日から県で最初の病院以外の施設として感染者をこれまでに95人受け入れてきました。無症状または軽症者を受け入れているのは、現時点でアパを入れて5施設です。
 陽性から陰性に快復した方が、再び陽性に変わる確率がどれほどあるのかわかりませんが、日々の感染者が退院者より多い傾向が続くことになれば、万が一の先を見越した対応の判断が難しいところです。

 岡山市で初の医療機関の経営破綻が発生したという報道がありますが、近隣の総合病院の受け入れ状況を聴いたところ、フロアは1フロアそっくり、部屋はすべて一人専用にしなければいけないといった要件となっているので、純粋な診療費という事だけで考えると経営自体はズルズルと悪化することになると。もとより一般患者も減少傾向にあるし、従事者に感染者でも出ようものなら状況は火を見るよりあきらかで、職員のボーナスを支給出来ないという実態もけっしておかしなことではないそうです。医療現場と保健所は、まさに修羅場と言ってもいいのでしょう。