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No.3270 問題まだまだ多し!

2020.04.12

 武漢ウィルス対策は組織と個人への様々な状況に対し経済・暮らしの面でどのように補償をしていけるのか! 今、NHKで議論が進んでいますが、あくまでも国策です。
 政治家でも専門家でもないタレントや文化人が個人の想いをメディアに乗せていますが、未曽有の未体験ゾーンに入った武漢ウィルスに対して、誰がコンプリートな対策を講じることが出来るのか!!といった観点に立つことが必要かと思っています。第三者がやたら国民を混乱状況へと煽る政権批判は慎むべきであり、決して有益なことではないと感じる次第です。個々に何を思っても構わないし自由ですが、有名人は有名人としての発言責任を持った上でテレビ出演をしてもらいたいと願う次第です。
 尾身さん曰く「国民が心を一つにして対応を」という言葉が響きます。
 横浜で、「我々は自粛などしない。コロナに打ち勝つ」といった若者によるデモが行われているといいます。神輿で練り歩くことまでしているそうです。彼らが感染源者になっても責任が取れないのはあきらかです。また、そこには当然のこととして警察官が大量に出動させられています。こうした無軌道ぶりが今この時点で現実にあるのは困ったものです。今や、全国民運命共同体といった事態に発展しているというのに、何を考えているのかといった一部若者の存在に苦虫をかみつぶす状況ですが、真に起こすべきムーブメントは尾身さんの問いかけだと思います。政治批判は三文どころか一文の徳も得ることはありません。するなとは言いませんが、その思いは選挙での投票に向けることが私たちの責任だと思います。感染者8万人、死者1万人と言われるイギリスではエリザベス女王がイースターで初の発言をされた。その内容は「団結」を訴えるものでした。

 問題は感染者治癒及び防止対策です。大きな観点では治療薬に対する直近の期待、さらにはワクチン製造への世界的対応といったこともありますが、身近な部分ではやはり外出自粛、人と人とのふれあい場面を少なくするということなのでしょう。そしてマスクの着用が基本かと。ところが、このマスク着用をしない人が意外に多いことに驚きます。行政職員にも見られます。
 また、気になるところではかなり以前から現場を見るたびに首を傾げていたパチンコ店の状況があります。と言うのは、近場の状況に目に余るものがあるからです。
 実は、昨日もあるパチンコ店が目に入る道路を買物に出た際に見かけたのですが、なんと駐車場がほぼ満杯でした。驚き以上の怒りすら覚える始末です。
 失礼になってはいけないので名前を出しますが、マルハングループは関東一帯で営業する店の休業を発表しています。確認しているわけではありませんが信じていいことかと思っています。それに比べ、埼玉県でも外出自粛・休業要請といった事態になっている現状において、同業の遊興店が営業しているというのはいかがなものかです。営業する方もする方ですが、そこに行って遊ぶ方も遊ぶ方だというべき事態ではないでしょうか。
 生活パニックを防ぐためにさしあたっての必需品買物には支障がないという表明はあります。また、そういった場所にはけっこうな人が出ているようですが、大型ショッピングセンターなどでは気晴らし、退屈ばらしで長居をするのは控えるというのが基本かと思います。スーパーに行ってもマスクをしてない人が結構いるのが現実で、そういった点にも最低限の自覚、理性と知性を発揮していただきたいものです。未知のリスクに地球全体が覆われているという現実への理解はけっして大げさではないと確信しての考えです。