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No.3182 9月議会終わる

2019.09.27

 昨26日、9月議会が終了しました。淡々と議事が進み、14時半には全議案が可決し、なんとも穏やかな最終日でした。結局、8月6日深夜、広島における渡辺前市長飲酒暴行逮捕事件を受けて、議会開会前にすったもんだがあった他は、議員間論争を繰り広げる事案もなかったわけで、最終日の傍聴者はわずか1名でした。こうして傍聴にお越しいただく市民には、議会全体として感謝しなければならないと感じる次第です。もちろん、ネット中継をご覧くださっている市民もいらっしゃると思うと、いつなん時でも集中力は欠かせないのは当然のことですが。

 これで、幸手市は市長選に本格的に突入することになります。2者択一の選挙戦は、前市長の流れを受け継ぐかのように、選挙活動を自重すべき立場の代表区長数名がシャカリキになって応援する候補予定者か、それとも前回の惜敗以降4年間、さらに幸手市の現況をつぶさに精査し続けた候補者か・・・来月6日の投票日に向かって熱戦の火ぶたが切られることになります。いや、実際は始まっていると言うべきでしょう。
 男性か女性かは結果論の話で、男女どちらがいいかという選択肢論は、まったくナンセンスな話です。見た目やイメージ、さらには付き合い関係等のしがらみで選ぶリスクをたっぷり味わったのが幸手市民のはずです。そのリスクを回避すべく投票に臨むということを肝に銘じなければならない幸手市民、有権者ではないかと思います。それが出直し選挙の本質的意味だと確信します。
 全国的にも聞いたことがない首長による繁華街での暴行事件を戒め、幸手市及び幸手市民のための出直し選挙というのが、今回の市長選の本質です。私は、前回渡辺前市長に投票した市民の怒りが、どれほどの重みになってこの市長選に影響を及ぼすかが分かれ道かもしれないと推測しています。
 これまでのしがらみ、利権、癒着がそっくり残るか、それとも、そういった根源を断ち切るかの選択でもあるでしょう。それでも、身内だからとか、同級生から頼まれたからなどという投票心理から抜け出せない人がいるのも高い確率で存在するとは思います。政治の質が低下するのも、そういった選挙の実態が一つの要因になっていると政治家になった時点から感じるようになりました。幸手市を浄化する選挙、そんな位置づけで私はこの選挙に微力ながら参戦しようと考えています。

 前号をお読みいただいた方々から、御説ごもっとも!といった内容の励ましメールを頂いております。ありがたいことと感激する次第です。議会中でもあり、返信ままなりませんでしたが、私への激励を男性候補予定者に賜ればなによりと存じます。このブログを持って、改めて感謝とお願いを申し上げる次第です。