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No.3128 一般質問を振り返り・・・

2019.06.08

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 3日間にわたる市議会一般質問が終わりました。県議会のそれとはまったく異質イコール新鮮さを感じる内容で、逆に県議会が慣習的に行われている形式的なものに思えた次第です。これには議員数の関係もあるとは思います。
 ただ、決定的に違うのは、県では要望やアイデア提案、もしくは地元地域に関する問題点指摘などの質問に対して、執行部職員は予算を向ける向けないは別にして終了後においても真剣かつ紳士に対応してくれる面があります。つまり、耳を傾ける継続的姿勢が幸手市の場合は少ないようで、そこが決定的に違うように思います。その多くは、やんわりと難しいといった言い訳答弁に終始し、終了後もこちらが寄っていかない限りそのままです。

 質問の傾向は、提出段階で拝見する限り興味を引き、なるほどと思うものが随分ありますが、中にはこれは直接各現場に出向いて言えば済むのではないかと思う類いもあります。また、ある市民から問われた要望の代弁的質問は、それが大勢的なものであるならわかりますが、特定的なものであるなら一般質問の対象としてはいかがなものか。
 再質問の段階では、執行部の答弁に結論が見えているにもかかわらず、同様の質問を繰り返すパターンや、執行部の答弁内容に無関係に再質問を続けるパターンもみられました。あらかじめ用意した再質問の出番をどこに求めたらよいかの瞬時のアドリブが足りないようにも思えるのですが。
 もっとも、小生も一問一答形式の利点を活かすという点では反省しきりです。最大の反省は再質時の一問が長くなってしまうということです。ぶつ切り質問ばかりでは執行部への攻撃が目的と理解されかねないので、ある程度はやむを得ないと思っていますが、結果は持ち時間の45分をフルに使って、全体で1時間40分くらいだったでしょうか。傍聴も思わぬ方々がお越しいただいており、それなりにいい緊張感の中での質問ではありました。
 全体の感想としてはこんなところです。次回から質問の内容に関してお届けしたいと思います。