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No.3100 イチロー去り、友来たる!

2019.03.24

 前号での議会の在り方への問いかけにいくつかご意見をいただきました。ありがとうございました。これに対する小生の見解は次号でお示ししたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 先日、薩摩の友が久しぶりに来訪。少々慌ただしくなったこの時期としては癒される時間を過ごすことが出来ました。いつものように一献酌み交わしはしたものの深夜までとはならず、早々と床につこうとする彼。長旅で疲れているのかと思ったら、逆に、こちらの疲れた感に配慮してのことだと。久しぶりに会うとお互い細かなところまで敏感になるのかもしれません。そういえば、かなり白髪が増したなあと感じる彼でした。
 そんなわけで、その日は共に10時に寝入り、翌朝6時半まで爆睡。日々3時間から4時間がいいところだったので、目覚めの心地よさはなんともさわやかでした。睡眠がなによりとよくアドバイスされますが、まさにそれを実践し、実感した次第。友のめざとい思いやりが与えてくれたエネルギーに感謝!

 エネルギーと言えば、NIPPONに多大なエネルギーを与え続けたイチロー選手が引退しました。日本で最初の首位打者になった時にイチロー伝説はスタートし、渡米して最初の年に首位打者を獲得して以来、とてつもない伝説を積み増し続けたイチロー選手。今更記録的な面を語る必要も無し! 
 小生は世界野球の韓国戦最終回ツーアウトの場面でのセンター前クリーンヒットに大声をあげて喜悦し、嗚咽した、あのシーンが忘れられません。これまでの人生で、感動をありがとう!のシーンは数多くありますが、この時ほど感涙したことはありません。団体スポーツの素晴らしさは一丸という言葉一つにすべて集約されていると思いますが、この時がそれを体感させてくれた感じです。ホームランバッターではないイチロー選手のバッターボックスが、ツーアウトで後がない場面。しかも2塁ランナーが返れば逆転。しかし、あまりのクリーンヒットだったがためにランナーが帰れるか否か・・・いや、ツーアウトツースリーだったからこそスタートを切るのが早くホーム生還。この場面を振り返ると、野球というスポーツが、いかに研ぎ澄まされた感覚でルールと距離の設定が為されているか!ということを実感しました。
 小生としてはイチロー選手の今後に興味大といったところです。また、別のこととして、オリックス時代の同僚で大リーガーだった長谷川滋利さんが、イチローは天才ではなく、努力の人だと思うと語っています。そこで、思うこととして、イチロー選手は純粋に野球一筋だったのか、たとえば英語はどの程度話せるのかなあと。奥様は問題ないということですが、努力の人イチローとしてはこの点どうなのかと。重い話ではなく、軽めの関心事なのですがね。
 イチローさん、長い現役生活お疲れ様でした。