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No.2947 市長行状糾弾チラシ

2017.12.15

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 人と会えば「寒いですねー」が口をついて出る。まだ3週間前の小旅行で十日町、南魚沼、折立といった新潟の山間部を訪ねたがさほどの寒さは感じなかった。ところが、このところの寒波のニュースを見て、車が埋まるほどの雪に見舞われている様子にいささか驚いた。一年を通して好天日数がもっとも多いのが埼玉県だそうだが、人気ランキングは低いが暮らしやすさは高いと感じるのは故郷身びいきゆえだろうか。
 さあさあ、各地の首長による低俗な破廉恥事件が発覚している。お寒いことである。岩手県岩泉町長や福井県あわら市長のしでかした事件は恥ずかしすぎて住民とすれば噴飯ものだろう。岐阜県美濃加茂市長の収賄事件に関わる有罪確定は33歳の若気のいたりということで済まされる問題ではない。なにしろ、この事件は市議時代のことだというから大志を抱いて政治家になった若さへの期待を裏切った上に、さらに市長を目指したとすれば有権者を騙し続けていたということになる。本人は冤罪だというが最高裁が上告を棄却した事実は重すぎる。問題発覚後に行われた任期の少ない出直し市長選で勝利し、その後の市長選では無投票当選していたのだから驚く。有権者の思いはいかに!である。しがらみが優先する地方の選挙事情がもたらす結果と言ったら言い過ぎだろうか。そうそう、上尾市では二元政治の両輪であるべき市長と議長が手を組んで疑獄にうつつをぬかしていたのだからひどいものだ。この上尾の市長選はまもなくだが、万が一誰も25%以上の投票率を超えなければ当選者無しという結果になる。千葉県市川市で最近あったことだが4人が乱立した上尾市でも可能性は充分ある。山尾シオリさんも漫画家の小林よしのり氏の後ろ盾よろしく開き直りともいえる論理を動画発信している。お相手の倉持弁護士は離婚への準備中だというからやれやれといったところ。こうして考えると、いつも思うことだが政治家を選ぶ有権者の基準にも問題はある。
 議員や首長・・・いわゆる政治家の本分を置き去りにする方がなんと多いことかだが選ぶ側の責任が問われることが少ないのも現実である。

 さて、最近にわかに幸手市長への関心度が高まっている。当ブログ№2641で書いた市長の海外渡航の内容に関することなので、これまた幸手市という街の政治的お寒い事情と言えるのかもしれない。
 幸手創生会なる会が出した市長の海外渡航に関するチラシが市内各地で配られているようだ。とくに香日向ではかなり以前にポスティングされていて我が家でも既読している。香日向がもっとも早く配られたのかもしれないと感じているが、まさかこれに関わっている人が香日向にいるわけでもないだろうに・・・。
 とにかく、日に日に人と会うたびにこのチラシの話題が出るのだ。わざわざコピーをくれる方もいる。市長の行動そのものは私のブログを再読いただくとして、この幸手創生会は一昨年の前回市長選でやはり現市長糾弾の先頭に立った会ではなかったか。ここに名の出ている市民が個人で書ける内容とは思えないので市議の一人や二人が関係している可能性もある。または熱心に議会傍聴している複数市民の合作だろうか。どちらにしても行政施策上もあれこれ取りざたされる状況にあって今回が初めてではない海外渡航問題等々・・・市長どうしたものかであるが、すでに2年後の幸手市長選を見据えての市長糾弾とするならばこの幸手創生会は現職に代わる候補者を立てる用意があるということなのだろうか。
 街で言われることで困るのが「このチラシに枝さん関係してるの?」と聞かれることなのだ。断っておきますが、私は一切関わりはありません。市長行状に対する問題認識は共有してますが私とは文章表現のあり方がまったく異なるようです。首を傾げる言い回しを各所に感じますのでね。
 それにしても寒い寒い。深夜の冷え込みはかなりきついものがありますね。