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No.3165 幻の賛成討論

2019.08.20

 不信任決議案があるものと信じて疑わなかった私は、質疑、討論、採決の流れで行われることを事務局に確認し、昨夜から今朝にかけて不信任賛成討論用の文を用意したものです。
 今では幻となった賛成討論をそっくりそのまま掲載しますので、ご一読いただければと思います。

ファイル 1076-1.jpg 臨時会終了後の記者会見での市長発言。
◆退職金については?
 「条例通りにしたい。働いた期間については出ることになっている」
◆受け取ることに問題はないと思っているのか?
 「はい、そうです」
◆額は?
 「わかりません」

 こんな調子だったそうです。
 そもそも、退職を決めた要因が「電話が多く、業務に支障をきたす状況で市民に迷惑をかけるから」とし、広島での行動についてはまったく反省の言葉が見当たりません。それどころか、「容疑は事実無根であり、これからも争っていく覚悟です」と発言。広島出張で自分のとった「一連の行動」が不信任案の内容になっていることを全く理解出来ていないということです。もしくは意に介していないとでもいうのでしょうか。
 ちなみに、退職金は1,700万円程度だと計算された方がいますが、さほど乖離した額ではないと思います。1期4年単位で支給される額です。傍聴市民の怒りはここに向けられていました。それは私も共有する怒りです。

 また、電話の多さを退職を考えた原因にしたことに対し、記者の質問が飛んだ際、数を報告しつつ、激励の電話もあったと発言。これは副市長もどういうつもりか口にしたそうです。たとえそうした電話があったとしても、そういうことを言える場面ではないと思いますがどうでしょう。とにかく普通の神経であれば、詫びることしかないでしょう。激励の電話があったので、わるいことではないと考えてくれる市民もいると言いたかったのでしょうか。そんな馬鹿な!ではありませんか。それが本当なら幸手市民の市民度が問題だということであり、世間にまたまた恥ずかしい一面をさらけだしたということではないでしょうか。
 この問題、まだまだピリオドを打つわけにはいかないということを強く感じる今日でした。