記事一覧

No.3520 三ツ林代議士の活動

2022.01.16

アイコン

ファイル 1441-1.jpg 私は、時折SNSで中国に対して感じる問題点をつぶやいています。もちろん、それに関わる日本の政治の在り方もいろいろ感じる点が多いわけで、とくに岸田内閣の弱腰な外交姿勢に心配と不安が拭えません。時には怒りも!
 そこで頼もしく感じることとして地元選出の三ツ林代議士の活動を二つほど紹介したいと思います。

ファイル 1441-2.jpg 写真はその活動の一端です。
■講演会「ウイグルジェノサイドに日本はどう向き合うべきか」
 主催:日本ウィグル協会  講演者:桜井よしこさん
■「北京五輪の外交的ボイコット」を求める共同声明

 三ツ林代議士は、「日本ウィグル議員連盟」の事務局長です。
 したがって、前者の講演会では主賓講演者の桜井よしこさんとともにお話をされています。
ファイル 1441-3.jpg そして、後者では他の中国に関わる議員連盟との共同声明を岸田総理に直接提出しています。いずれもつい先日のことです。
 「日本ウィグル議員連盟」 会長:古屋圭司
 「日本チベット議員連盟」 会長:下村博文
 「南モンゴル議員連盟」  会長:高市早苗
こうした国会議員の組織集団が存在し、実際に講演会を開催するなど意義深い活動をしている実態があるのです。

 私が不思議に思うのは、東京五輪であれだけ開催反対を叫び、それこそが差別ではないのかと感じたほどでしたが、今はその先頭に立っていた立民共産などの野党やマスコミは静かです。なぜかは言わずもがなでしょう。
 東京五輪反対運動にはアルバイトが雇われており、報酬が払われていたことが今結構な話題となっています。これは、NHKの責任問題まで言及されることとなっています。
 中国は各地で情報統制しながら、隣国との国境境の各地で人権弾圧をしているわけで、米英豪をはじめ数ヵ国が外交的ボイコットを決定しています。今日の報道ではデンマークも声明を出しました。
 日本では、人権弾圧に対する非難決議を発信するべきだと高市政調会長は言い続けていますが、岸田、林、茂木といった政権重鎮者から反発を招いているというのが実態だといいます。それでも明日から始まる通常国会の早い時期に決議声明を出したいというのが最近の発言です。高市政調会長はひるむ姿勢を崩していません。頼もしいというのが私の正直な感想です。
 その同じ立ち位置で三ツ林代議士が活動されているというのですから、ある意味感無量に近い思いがするのです。今後のご活躍がますます期待されます。

No.3510 憲法論議

2021.12.16

 憲法論に関心の深い方は今晩のプライムニュースをご覧になって何を感じられたでしょうか。
自民新藤、立憲中川、共産赤嶺 そして国民玉木(リモート)の4人に対して反町さんが切り込むいつもの対話形式。
 いつもながら各党の見解は、言い方こそ変えてはいるものの聴かずともわかる常套見解といった感じでした。
 立憲は、改正ありきではなくまずは議論が必要・・・今までと変わらぬ形式論でやる気が感じられません。すでに安倍さんは総理ではないのですが。
 維新は、教育無償化を最優先に議論したいと。
 国民は、緊急事態宣言4状況に区分して議論を進めたいと。
 驚いたのは共産赤嶺衆議院議員の言葉。日本国憲法は2度と戦争という悲劇を起こしてはならないという思いで国民によって創られたものだと発言。
『バカな!』スタジオでは私同様に驚いたような音声が聞こえていました。

 現行憲法が出来た経緯を熟知せず、国民を持ち出しての無理無理の解釈には唖然とします。米ソの戦後処理の対立により、日本が天皇制を廃止して共和国制に移行するかどうかという瀬戸際にあった状況で、マッカーサー元帥の指示でGHQ民政局が原文を1週間で完成したのです。これに若干の変更を加えて枢密院で成立したのが1946年の10月です。つまり、終戦の翌年です。どこに国民の意向が反映されているというのでしょうか。占領下のGHQが日本の為ということより戦勝国間の主義主張の争点回避のために創ったというべきものと考えられているのです。
 そして、自民党結党がそれから9年が経過した1955年11月で、この時点から自民党の党是には憲法改正が掲げられていたわけです。アメリカによって創られたということも有りますが、今の時代に合致しているだろうかという点で議論すべきという自民党の考えは妥当だと思います。
 赤嶺氏はさらにこうも発言しています。安倍元総理は2020年までに憲法改正をすると明言しましたが、国民の理解が得られなかったとやめるにあたって言ってましたよね・・・とここで反町さんから「共産党はあくまでも憲法改正を議論する際に安倍さんを対立軸に考えていくんですか? もう総理ではないんですよ」すると赤嶺氏はそれにはスルー。
 安倍さんが総理の間は改正させないというのが当時の立憲共産党の主張でした。安倍さんにこれほどターゲットを絞るのは何故なんだ?と今でも不思議でなりませんが、反自民、反政権、反日のグループが一体となって安倍氏の政界からの放逐を考慮した徹底的な安倍批判が続く異常性を感じ取っている国民が多いということも知るべきだと思います。モリカケサクラで安倍さんを批判する国民はそうしたマスコミの影響を多少なりとも受けているのかもしれませんが、マスコミと野党の思考はあくまでも安倍撃墜であり、そのためであればなんでも材料にする。モリカケサクラもその材料ということです。
 今国会で立憲がアベノマスクを持ち出しました。岸田総理は明確な反論が出来ないままでした。そして国会議員から次のような声を聴いた試しがありません。「アフリカなどの途上国へ贈呈したらどうなんだろう。ガーゼマスクの利点は洗えることで、サイズは子ども用としてちょうどいい」
 私はこう思っているのですが、岸田総理にはこのくらいの答弁はしてもらいたいところです。さて、実際に有効利用としてどうでしょうか?

No.3509 自民党市議団の要望活動

2021.12.16

 16日9時、自民党市議団では木村市長と和栗副市長に以下の要望をいたしましたので報告いたします。
ファイル 1430-1.jpg 経済への即波及という意味でクーポン案が出たといういきさつもありますが、時間がかかることや事務コストが嵩むことへの問題指摘を受け、政府は現金給付も良しという結論をくだしました。
 年内も残すところ2週間たらずという段階で年内一括現金給付がシステム的に可能かどうかということもありますが、民意がそれを希望するなら、まずはそれに添うことが可能かどうか、職員の皆さんの繁忙度は大変だろうとは思いますが、市民のために飽くなきチャレンジをしてもらいたいと考えての要望行動です。そこのところは、年内5万円支給後の年明けにクーポン券5万円分を配布する準備が無くなるわけですから比重を何処に置くかという考え方次第ではないかと思います。

 

No.3498 100万円問題

2021.11.18

 100万円問題で世の中が盛り上がっている。当然のことと思う。怒りを通り越す税金搾取の議員保護制度に呆れてしまう。私も一地方議員ではあるが、県議時代の政務活動費の在り方に疑問を感じた経験がある。
 しかし、国会となると更に議員保護が異常であるのは間違いない。国会開会時の不逮捕特権などもその一例だ。時間的余裕を与えたら証拠隠蔽などが平然と行われるのは道理となる。
 それにしても、一度支給されたものは返還できないとか、寄付は公選法違反になるとか❓ 今、世論がかまびすかしく放論している1日在籍でも満額払われるという制度はあまりにも雑な規定である。少なくとも日割計算基準というものがあってしかるべきだが、何故そうした規定がないのだろうか? 法律を作るのが国会議員の仕事であるとすれば、迅速に歳費関連の法律を改正するべきだ。
 埼玉県議の政務活動費は月50万円である。私は就任した平成23年の直前あたりから市民オンブズマンの調査が詳細に及ぶようになり、確かに指摘されてしかるべきという実態が発覚し、議員辞職に至った例もある。領収書の添付が厳格化された結果でもあった。しかし、国会議員の文書交通費は何に使ったかの報告義務が無い。飛行機や新幹線に乗るにも議員特権があり、まだ他にもいろいろある。行き過ぎは正すべきであろう。世界の中でも最も暖かくぬくもっている議員制度とも言われている。
 事が表面化してから、綺麗事を語るな!と言いたくなるような発言が国会議員から為される。こういう発言をパフォーマンス批判の代表というのだろう。 そして、その声は法律を改正するべきだというもので、結局は今回の100万円はそのままで済まさざるを得ないと言っているようだ。寄付という話が多いが、いっそのこと被災地復興支援に寄付するなど、その行き先をはっきりすべきだと思うのだが・・・465人×100万円=4億6千5百万円。

 議員は当選し、認定書を受けてからが本来の議員就任ではないかと思う。しかし、当選決定は最も早い人で10月31日の午後8時だ。比例に至っては、深夜11月に入って午前2時とか3時の当選決定はざらなのだから何をか言わんやである。1日在籍していないではないか!と思うのだが、国民は税金がこうして使われていることに為すすべなく見過ごす以外にない。
 東京都議会の木下富美子氏に至っては、12月1日に議員でいれば、約200万円の年末報酬が月額歳費とは別にもらえる。議員特権の拝金制度のようでどう考えても異常ではないか。民間企業ではあり得ないことだ。選挙中の無免許運転で書類送検されている状況だ。しかも、その最中に数回に及ぶ運転をしていたという。ひどいものだ。選挙で当選以来、彼女は一切の議員活動をしていない。いや、することをはばかれる状態だろう。
 ネットで次のようなユニークな揶揄を見た。「木下議員は都民ファーストを除名された後にSDGs東京という一人会派を名乗っているが、自らを持続可能にしたいということなのだろうか」言い得て妙である。

No.3497 東鷲宮駅前と南栗橋駅前の明暗

2021.11.15

 今日は、埼玉県誕生150年となる埼玉県民の日でした。日曜日と重なり残念という声もあったようですが、皆さんにとってどんな日だったでしょうか。
  先日、東鷲宮駅前イオンが閉店するというマイナス情報を耳にしました。当駅東口は、JR駅前であるにもかかわらず、これまでも安定的な商業地とは感じられないほど店舗の入れ替えが見られた土地柄である。あの蔦屋やマツキヨ、庄屋も短期間で撤退している。
 平成元年に香日向に越してきて以来、当初はダイエーとして親しんできたスーパーで、地域商圏のコア店舗として存在していたが、いよいよコロナ禍での経営判断につながったかと思ったものだ。それはそれで当たらずとも遠からずだとは思うが、数日して驚きの情報が飛び込んできた。東武線南栗橋駅西口開発のニュースである。
 産学共同の5団体協定による開発事業で、未来志向の地域構想というものだ。5団体とは、久喜市、東武鉄道、イオンリテイル、トヨタホームと大学となっている。これで感じたことは、この開発の関係がイオンの東鷲宮駅前店撤退と関係があるのかもしれないと。しかし、少し考えてみてやはり撤退原理は、売上不振が最大のものだろうと思う。日常生活品を主体とするスーパーの企業論理は、東鷲宮と南栗橋の距離感は同じ商圏内には入らないからである。
 現店舗は約35年前と異なり、今では中途半端な面積を持つスーパーというイメージは否めず、特に2階の売り場スペースは以前と比べて人影がまばらな状況であった。1階にあったレストランBigBoyも今はなつかしい記憶だ。

 南栗橋駅西口開発は16ヘクタールに公園スペースを整備し、172戸の戸建て住宅は、エネルギーやSNSを取り込んだスマート住宅が予定されている。東日本大震災では砂の土質の関係で液状化現象が起こり、全国的にも話題となった地域であるが、16ヘクタールとなると改めて強固な地盤工事が必要になるものと推測する。これが、防災対策として地域の更なる向上が図られる方向と考えればそれもまた良しである。
 人ずての話ではあるが、イオンの後利用はマンションが予定されているとか。久喜市は菖蒲地区の期待も更に高まっており、人口流入という観点からますます期待が膨らむ自治体となりそうである。

No.3494 スマホ類の議場持込み

2021.11.08

 精神的に穏やかとは言えない12日間が終わった直後から、まさに穏やかな陽気に恵まれたここ数日。今日は、午後に冬到来を感じる風に見舞われましたが、気温的には過ごしやすい秋晴れが続いています。夕方には三日月と金星の接近コラボにも遭遇し、ため息をつくような安らぎを貰った感じです。

 先月14日の衆議院解散にともない引退を表明した大森議長と赤松副議長が、次のような問題点について国会議論の必要性に言及しました。言ってみれば、置き土産的なアドバイスともとれるものですが、内容としては「えー、それほどひどいのか」と思うくらい驚くものです。
 お二人が国会議論の必要性を訴えたこととは「国会審議中にスマートフォンで趣味のサイトなどを閲覧する行為が横行している」という問題です。

 
 ここからは、それを伝える報道文です。
『大島氏は「議員の姿勢の問題と制度の問題の両面があるかもしれない。相手の意見や議論をよく聞き及ぶ姿勢が大事。制度はこれからの問題として、議会運営委員会や議会制度協議会で議論すればよろしい」と述べた。赤松氏は「審議中にタブレットなどで質問がつまらないからと映画やニュースを見ていようというのはとんでもないこと。要は見ている中身の問題だ。議運や協議会できちんと議論して、各党の合意を元にルールを決めるべき」と語った。

 これには議会運営上の問題点もあるようで、審議をセレモニー化させている背景には、質疑に参加しない議員まで審議に出席させる定足数制度もひとつのようです。しかし、他の議員の質疑のやり取りを聴くことも自己にとって大いに参考になることであり、無駄になるものではありません。
 オンライン出席の導入も議論の俎上に乗っているということのようですが、大島氏は「国会が同対応するのかコロナ禍の経験も踏まえて機論したらよい。個人的には、政治は対面をもって同じ空間で話し合い、結論を出すというのが基本だ」と述べたそうです。

 実は、幸手市議会でもタブレットの持ち込みが議会改革検討委員会において話し合いの場がしばらくぶりに持たれました。かなり前から検討課題にはなっているものの、いっこうに議論が進まない状況にあり、今年になって同委員会が開催されたのは9月議会も終盤になってからでした。
 他にも、予算決算特別委員会設置の有無、政務活動費の増額案件等々がありますが議論は止まったままです。
 ただ、国会での問題点として議長から指摘が出る状況には驚きましたが、地方議会でも、横浜市議会で日々スニーカーに関するネット閲覧をしていた議員が話題になったように、国会同様の実態があるのは確かなことでしょう。
 持込みを制度としれ取り入れる場合のメリットデメリットは何か! これについては、事務局から提示されているので、結論をさほど先延ばしにすることはないとも思います。もちろん、ただ個人所有物の持ち込みを許可するという安易な決め方はいかがなものかと思いますが、今や考えられないような機能を持つスマホ・タブレット類ですので、どう使うかは議員の倫理観に任せる以外ないのかもしれません。ペーパーレスをメリットとする考えもありますが、私はそれには若干の意味合いしかないと感じています。

ページ移動